R5.4.21(金) 総理。ヒロシマブランドを捨てる時です。
自民党員です。毎日メールしています。
G7サミットが始まります。この中の核廃絶に向けた提案に反対です。
核保有の中露北が隣国に控える日本の総理の提案とは思えません。
まず、マクロン大統領に「米国は悔しがっていますよ。単独、習近平に会うだけでも。ところで何を渡しましたか?」ぐらいのジョークを言えたらあっぱれです(笑)
そのフランスは核保有国です。それだけでもうらやましい。
以前書きましたが、8月の終戦記念日を、いつか「平和のための核保有記念日」にしてほしいと思っています。NPTスピーチにしても、G7にしても総理はお決まりのように「核廃絶」です。これは世界中の願いですが、叶わない夢です。被爆国の遠吠えです。
世界の中で、日本だけが被爆国です。ここはバイデン大統領の目をしっかと見つめて、強調してほしいところです。
「かつての原爆投下国と固い同盟を結んだことは、世界の見本となる平和のあり方です。これは驚異ではないですか。」と。
日米だけではありません。互いに戦ったドイツとフランスも、NATOで日米よりキツイ同盟を結んでいます。
この先、日米が、核シェアリング、さらに核開発を協力して行うことに、G7の他の国が反対する理由はありません。
北朝鮮のミサイルは、すでに日本の主要都市に向けて配備されています。今実験しているのは、ひとえに米国に向けての挑発です。
この時点で有効な核を持たない日本は、ウクライナや台湾と同じです。こんなに文化や伝統があって美しくとも、核の前には何の意味もありません。
私は66歳です。子供の頃の祖父との会話を書きます。昭和40年頃の自民党員の成人男性はほとんどが、この思いを胸に、やむなく現状を受け入れて何十年も生きていたんです。もうその頃の人々は亡くなりました。我慢することはありません。
「日本人はな、今偽物の憲法に従ってるんだ。」
「日米同盟もな、ひでぇ同盟で、対等じゃねえ。」
「アメリカは罪もない婦女子を原爆で虐殺したんだ。」
「今はその原爆で守ってもらっている。」
「いいかい。日本が原爆をもつ日が来なくちゃいけない。」
「そうでなきゃずっと米国の属国。またはロシアに侵略されるかだ。」
(まぁ、中国は当時開発途上国だったので、ロシア)
私は祖父が好きだったので、終戦の日に祈る時
「日本が原爆を持てる日が来ますように。」と祈っています。
こうした想いを持っているのは、私の祖父や父、叔父が軍人として戦ったからです。生活の中にまだ戦争がありました。叔父などはシベリア抑留から帰国しました。危機感があったのです。
もしサミットで原爆について語るなら、12歳で亡くなった佐々木禎子さんのことを話してください。世界中の少女像の中でこれほど神々しい像があるでしょうか?慰安婦像などとは大違いです。そして折り鶴のことも。こんなに醜い行いを、和解と許しで示した少女の、いや私たち日本人の想いのうちを伝えてください。
今やるべきことは真実の歴史が世界に定着することです。広島を訪れて資料を真剣に見る外国人観光客が増えていると聞きます。米国の若者は、日本に原爆を投下したことも知りません。
真実の歴史を語ることができないならば、サミットで広島を舞台にする必要はないのです。
原爆ドームを観光地にしないためにも、広島は、次世代に向けた核融合研究所や原子力研究所を設立をすべきです。
当時生き残った人は、きっと「絶対この仇をうってね」と思ったはずです。それはやり返すことではなく、日本が世界に核の模範を示すことなのです。
総理、いくら広島出身だとしても「核の廃絶」をことごとく唱える現実離れした言動は、世界から見たら笑いものです。核廃絶・平和を唱えても結構。ただ、今までのヒロシマブランドはもう捨てるべきです。
総理は、世界の平和を考える前に、日本の平和を守ることが使命です。亡安倍総理のパールハーバー演説と、オバマ大統領の広島演説を経て、岸田総理のこのサミットで大きくイメージを変えるべきです。
総理、「絶対この仇をうってね」
原爆投下の広島の人々の声を受け止めることができますか。日本を守れなければ、世界の平和なんかありえません。
【参考資料】
「官邸メール」連載にあたって
昨年7月。安倍晋三暗殺のあと、悲しんでばかりいてはいけない。一国民として何かできないか考えました。「毎日官邸メールを書く」ことで、日本のことを考えることを日課にしました。
どんな担当者が読むのか、はたして総理まで行くのか、わかりません。だから思い切ってnoteに載せてみることにしました。これは素人の意見です。でも日本を大切に思う気持ちは国民全員同じ重さです。60代の主婦がこんなことを考えていると知ってほしいのです。
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