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私の昭和歌謡21 いいじゃないの幸せならば

どちらなの?あの子はだあれ?あの頃も今でもそれがわからない


「世界は二人のために」の大ヒットで一躍有名になった佐良直美さん。この曲は今でも結婚式に使われるのだろうか?

昭和は大家族だったから、とくに女系家族のわが家は、にぎやかに歌いながら夕飯の片付けをする。歌詞がわからないと困るので、この歌の始まりだけ書いて貼った。

1番「愛」「花」「恋」「夢」
「あなたと」と続く
2番「空」「道」「海」「丘」
3番「なぜ」「いつ」「どこ」「いま」

この二文字の言葉をミド、レファ、ミド、レファで繰り返す。1、2番は日本語のイントネーションと見事に同じで気持ちがいい。

3番は、ま、変化がつくという意味では、いいか。歌っちゃえば気にならない。山上路夫さんは誰もが使う言葉を、とっても印象的にしてくれる作詞家だ。

これを、整形や派手な化粧とは全く無縁のボーイッシュな中性歌手、佐良直美がハスキーな声でさらりと歌う。ミリオンセラーでした。

私は、この幸せいっぱい風の歌が、それほど好きじゃなかったけれど、サビでハモれるところが、わが家の台所コーラスにはピッタリだった。

ところが次の曲にびっくりした。うって変わって浮気な女の歌なんだ。いくら何でも、明るく清潔なイメージで売り出してすぐに??

佐良直美は「いいじゃないの幸せならば」を、その低音でさらりと歌った。さらりと、なので、余計歌詞が気になった。

この歌には三人が登場する。

あなた・あの子・私 である。その「あの子」が問題なのだ。

流行当時は「年下の恋人と年上の恋人がいる浮気な女」と思って聞いた。ところが最近YouTubeなるものにコメントがついていて、そこに「わが子を捨てたってことがわかりました」と書いてあるのを発見したので、さあ大変。

えー、そういうこと?と、ダンナに聞くと

「あの頃、自分の子供を置いて逃げたら、最低の人間だと思われるだろ。」

ということでした。

佐良直美は、キャッシーとかいうタレントとのレズビアン騒動があって、二人ともがダメージを受けた。今ならもてはやされるかもしれない。亡くなった芸能リポーター梨元勝のスクープだ。彼はジャニーズ事務所に対しても立ち向かっていた。

おっと、佐良直美側は、自分が事務所から独立した嫌がらせだったと言っているようです。

結婚はせず、那須で150匹の犬や猫と幸せに暮らしている。

いいじゃないの今がよけりゃwwです。



【参考資料】

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