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私の昭和歌謡73 クリスマス音頭 1977 / クリスマスイブ 1983

クリスマス一人暮らしのあいつにはパーっと音頭で過ごすがいい


今回は私のおすすめのクリスマスソング2曲。
独身のぼっちさんには、大瀧詠一の「クリスマス音頭」
恋人がいる幸せ者には、山下達郎の「クリスマスイブ」

そして家族がいる私のクリスマスについて話します。
67歳の私はクリスマスが大好き。とにかく和洋折衷なんでも行事が好き。

ハロウィンの飾り付けを11月1日に外してすぐ、クリスマスの飾り付けを少しずつ始める。息子が独立して夫婦二人になっても、新婚の時と同じに、せっせと飾り付ける。

ドアにまずリース

30年選手のリース

壁ツリーは色々な人からのプレゼントのぬいぐるみ

一つ一つが思い出の品

高齢出産の入院のクリスマスに主人が届けてくれた小さなツリーも

32年目のツリー

オーナメントと今年のテーマで息子の帰省のお迎え。テーマはゴジラ。

息子の部屋の壁

電飾は毎年主人が飾ってくれる。

電飾の部屋を毎晩見るだけで心がはずむ


時計にも手作りで煙突をつける。数年前に主人が作った。

色々な生活品にも手作りクリスマス

そろそろ和製クリスマスソングの話をしましょうか。

私は20世紀後半からテレビも見ていないので、季節感は自分で出さないと感じることができない。で、家でも流す。クリスマスは主に、リコーダーの曲。それから、シンガーズ・アンリミテッドのクリスマスアルバムだ。

どちらもレコードで買ったのをCDで買い直した。

昭和も後半になると、和製クリスマスがわんさか出だした。
ケンタッキーフライドチキンのクリスマス。タカシマヤのクリスマスケーキ。JRのクリスマスエキスプレス。

日本はなんでも取り込む国だからねww

そんな風潮を揶揄するのが大瀧詠一だ。

題名からして「音頭」だもん。音頭は日本のお祭りには大切な歌。大瀧詠一はクリスマスを日本のお祭りに同化させたんだ。

歌詞も同じく「遠路はるばる」「南蛮渡来」「奇妙きてれつ」「何故かしらねど」とクリスマスをヤジる。

1番は七面鳥食ってだけど、2番は唐揚げ食って、となる。
わが家も七面鳥なんて不味いものは食べない。毎年唐揚げだ!

R5.12.24の夕飯

「商店街が」「ケーキ屋さんが」「テレビラジオが」「夜のネオン街も」と日本のクリスマスシーズンを歌う。

もちろんケーキは近くのお気に入りのケーキ屋さんに予約してくれる。この予約は夫婦円満の鍵だと主人は思っている。

いつものショートケーキより苺の味がちょい落ちるXmas

夫婦二人だけなので、イブと次の日は食事少なめでw、晩酌も少なめでw、このケーキに取り組む。

愛犬もうれしそうなイブ


さて、音頭。
最後は、もうww「唐揚げ食って」「カップうどん食って」ジングルベルとワイワイ歌って終える。最後は除夜の鐘が聞こえる。

もう、大瀧さーーん。

さて、これと正反対に、クリスマスを受け入れたグローバルな日本のクリスマスソングが山下達郎の「クリスマスイブ」だ。

発売された時、すぐに話題になったのは、パッヘルベルのカノンのひとりアカペラだった。この曲は後日発売の英語版のがいい。なんせグローバル性が売りだからだ。

で、この曲がJRのクリスマスエキスプレスのCMに使われた。20世紀後半の日本の社会を記録するには、素敵なCMだと思う。


日本のクリスマス。日本のクリスマスソング。
その変遷を追うだけで、日本社会の変遷も感じ取れるかも。




【参考資料】



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