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R5.1.13(金) 選挙。人口比例制の限界

自民党員です。毎日メールしています。
昨日は、「議員の仕事は法律を作ること」について書きました。
今日は、選挙制度について書きます。人口比例制の限界についてです。

東京は鳥取県の25倍の人口です。2つを比べたら、1%増減でも人数が大きく違います。こうした不公平は3倍どころではないでしょう。それを最高裁はわかっていないのです。また、単に一人の票の重みなどという概念で考えること自体もどうなのでしょうか?所得の多い個人と非常に少ない個人も同じ1票です。

米国上院のように各州2名ずつを、日本の衆議院に各都道府県4名ずつあてはめても、うまくはいかないでしょう。188人の衆議員では、議員が政権に入る日本では、あまりに少なすぎて、うまく回らないでしょう。

昔は良かった。とは言いません。地方の田舎は自民党が多かったです。選挙といえば地方の人々は必ず投票に行きました。その反対に都会は人口が多くても選挙に行く人の割合が少なかったのです。

期日前投票ができると、票の流れも変わってきました。これを不正につなげる心配を考える人もいますが、米国の郵便投票は日本では導入されていませんからまだ安心できるでしょう。なんと言っても、総理が選ばれた総裁選の一部始終を見て、その厳正な進行に感動した記憶があります。

私ごとですが、最近主人は商工会議所に除名をお願いしました。会費を任意の口数で払っていましたが、この口数が代表者を決める票数なのです。昔は一口で良かったのを三口にするような依頼でした。これは一挙に3倍になるということです。もっと良心的な決定を求めていましたが、それでは辞めてください、と言われて、辞める気はない、除名にしろ、というところでストップしています。こういう選挙もあります(笑)

総裁選だって同じ様に、党員と議員の両方から票が入ります。選挙制度は考えれば良い方法はあるのです。

票集計はマイナンバーを導入することで解消できます。せっかく衆参の二院制なので、違う選び方、多様な形で選ばれた議員があったほうが、日本全国の国民の意見を反映できると考えるのです。

この人口比例制に関しては、衆参両議院ともに行う歪みが気になります。過渡期として中選挙区制に戻して様子を見ることもいいでしょう。選挙制度については、専門家ではなく良い方法はわかりません。

民主主義は穴だらけですが、修正しながら揺れながら、良さそうなところへ落ち着くところがいいところです。

総理はどうお考えですか?



「官邸メール」連載にあたって

昨年7月。安倍晋三暗殺のあと、悲しんでばかりいてはいけない。一国民として何かをしようと考えました。「毎日官邸メールを書く」ことで、自分が日本のことを毎日考えることを日課にしました。

どんな担当者が読むのか、はたして総理まで行くのか、わかりません。だから思い切ってnoteに載せてみることにしました。これは素人の意見です。でも日本を大切に思う気持ちは国民全員同じ重さです。60代の主婦がこんなことを考えていると知ってほしいのです。

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