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R5.1.4(水) 処理水は飲めます

自民党員です。毎日メールしています。
わが国の発信力について書きます。
4日産経新聞「原発処理水放出 政府が風評対策に力」の見出しで、平成23年の大震災から現在までの海洋放出主な動きを簡単にわかる図で示しています。このことについての大きな懸念も「中国、強まる対日批判 島嶼国巻き込み情報戦」とあります。

中国は厄介な国です。チクチクと嫌がらせをして、または公に脅して、利益を得るヤクザの国です。南シナ海の礁を軍事基地にするなど良識ある国家がやることではありません。それを抜け抜けとやってしまう。この国が続けば、月も真っ赤になります。

そんな中国が島嶼国を巻き込んだかたちで日本を批判したわけです。「安全な処理水」にしたという実績だけで「誠実さは伝わる」とか「わかってくれるはず」と何も言わずにいることが良いというのが日本人です。世界水準でどんなに優れているものなのか、その証拠もあるのに、効果的にアピールして反撃しないのです。もったいないことです。

多くの場合、根も葉もないところに嘘の理由をつけて大きく批判するのが中国のやり方です。こちらには、それまで積み上げてきた実績のデータがあります。正しいことをしていると言う自負もあります。ないのは鵜の目鷹の目の世界に向けた発信力です。

発信力の力で、実力以上に見せたり、人々を感動させたり騙したりできることは、ウクライナ紛争で知られるところです。私は両国共に旧ソ連軍として日本に卑怯な戦いをした過去がありますから、どちらの肩を持つのもしたくありません。ところが昨年2月3月のメディアは凄まじいほどにウクライナよりのプロパガンダでした。あそこまで徹底して”ウクライナかわいそう”、”ウクライナを助けなきゃ”という気持ちに日本人を動かすことができたメディアの発信。これを「おかしいぞ」と感じたのはごく少数派だったでしょう。要するに、真実より発信力が状況を作り変えてしまうということです。

外務省にはぜひ、この発信力を今一度見直していただきたい。中国という、汚染水を垂れ流し、公害対策もしないまま国民の命を蔑ろにしている国に言われる筋合いはない。日本国民なら誰もが憤慨しています。この国民のイライラやモヤモヤを、スマートに鮮やかにペシャンコにしてくれる記者会見を、何十年も待ち望んでいます。

汪文斌報道官の記者会見を受けて、外務省はなにか対策を考えているのでしょうか。もし知恵がないのなら、総理は処理水をコップに持って、画面の前で飲み干すくらいのことはやるべきです。西欧のメディアで取り上げられますよ。「防衛費の足しに処理水を買おう!飲もう!」と言われたら私は買います。

日本は、真を尽くした実績という自信を持っています。あとは発信力です。

これからも岸田政権を応援していきます。

「官邸メール」連載にあたって

昨年7月。安倍晋三暗殺のあと、悲しんでばかりいてはいけない。一国民として何かをしようと考えました。「毎日官邸メールを書く」ことで、自分が日本のことを毎日考えることを日課にしました。

どんな担当者が読むのか、はたして総理まで行くのか、わかりません。だから思い切ってnoteに載せてみることにしました。これは素人の意見です。でも日本を大切に思う気持ちは国民全員同じ重さです。60代の主婦がこんなことを考えていると知ってほしいのです。

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