マガジンのカバー画像

私の昭和歌謡

102
昭和は遠くなりにけり(おばあちゃんがいつも「明治は遠くなりにけり」って言ってたっけ)私も歳をとったもんだ。 でも、昭和歌謡を聞けば、そこに私の青春がよみがえるの。 だから、昭和人…
運営しているクリエイター

2024年6月の記事一覧

私の昭和歌謡102 異邦人 1979

私の昭和歌謡102 異邦人 1979

この指があなたに届くその時を子供のように信じていたの

シルクロード。
大ブームになったのがこの曲のヒットだった。

最初から異国情緒たっぷりに作られた曲だと思っていた。
でも、違った。

シンガーソングライターの久保田早紀は、並木道で有名な国立駅の風景を見て作ったという。えー、そうなの?

このイントロ。

それまでの歌謡曲では聞いたこともない、不思議な中東風の旋法で作られていた。このイントロが

もっとみる
私の昭和歌謡101 バス・ストップ 1972

私の昭和歌謡101 バス・ストップ 1972

一発屋。いいじゃないのよ懐かしくつい口ずさむバスを待つ時

一発屋。でいいじゃん、と思う。
実際、この曲はいい曲だった。当時も今でも。

バス・ストップという題名がアメリカンだった。
平浩二のファルセットの声が気持ちよかった。
メロディーがなんか懐かしかった。
歌詞が女がびっくりするくらい奥ゆかしかった。

そして、後日談で知ったのは、平浩二という歌手のファルセットを生かすために作られた曲だったら

もっとみる