SNSは満たされない気持ちの掃き溜め
集中してると周りなんてどうでもいいし満足してると承認欲求すらなくなる。
今日は極寒で湯船に入ったら最高に幸せだった。髪を乾かしてルンルン。でも「お風呂気持ちよかったあ」って投稿しないし、苦手な揚げ物が珍しく成功してテンション上がったけど夕飯食べる家族の様子を見て「よしよしがっついてるぞ」とニンマリするだけ。ここ数年SNS依存症ぎみの私だけど、満足感が高い事ほど投稿してない。
逆に投稿が多いのは、仕事や育児の悩みとか愚痴とかメディアや記事の批評。はい定番。それから家族愛とか自分の行動の反省とかなんか色んなことに対する(恐らく一般論とは違うであろう)持論の披露。そして他人の投稿への高評価。
これ別に共感も高評価も求めてなくて言いたいだけなんだけど、毎日時間がないない言ってるのに2-3時間沼る日もあるし依存って怖い。
SNS投稿って「かまってちゃん」とか「承認欲求」って言葉がついてまわるけど、果たしてほんとにそうなのかと疑問に思う。誰かと話しがしたかった産後のワンオペ育児中は他人の愚痴を見るだけで疲れたし、夫の愚痴に「わかります!」ってリプが付くと「家族構成も環境も年齢も収入も知らないのにわかんないだろ」と思ってしまう。
じゃあなんで毎日飽きもせず投稿するのかと言うとたぶん暇だから。少なくともSNSに触れてる時間は仕事も育児も家事もしてないんだし、やるべき事はたくさんあるけどやらなかったらまずい事はないって証拠。日中はやるべきことに追われて拘束感や虚無感が強いから、誰にも邪魔されないSNSはエネルギー発散と達成感を満たすのにうってつけだったりする。
とはいえ、SNSはあくまで表面的なもの。依存しても得られるものは少ないし、肯定的な言葉より否定的な言葉の方が発信するのにパワーが必要でエネルギー発散しやすいせいか暴言やネガティブ発言も増えがち。うっぷんを晴らす場所、くらいの立ち位置にしておいて満足感やエネルギー発散は他に見つけた方がよさそう。
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