創作アイディアメモ①

初投稿になります。

創作のアイディアは思いついたものの形にする気力はまだない。
だがなかなかいいんじゃない?これ考えたの私だぜすごいだろ!という自己発散のために書き殴ります。
自己顕示欲って怖いわね。

テーマは「永遠の形」。もしくは無限ループって怖くね?

・舞台は森の奥にぽつんと建てられた一軒家
一軒家には夫婦が住んでいて、近くの村ではいつまでもお若いおしどり夫婦だとよく言われる。村から離れ、ゆったりのんびり過ごしたいとかで村から離れた生活をしている。

・ある日夫婦の家に男が侵入し、台所を荒らした際夫と出くわし、夫は刺されてしまう。
珍しく夫が声を荒げていることを不審に思った妻が台所に立ち寄ると、犯人と接触。血だまりに寝そべる夫の姿に放心するも、護身用のスタンガンで犯人を気絶させることに成功。

・ここから犯人視点。
目を覚ますと、台所で出くわした女が顔を覗き込んでいた。
驚いて引き下がるも、女は自分を愛おしそうに見つめ、スープを勧めてくる。家主を殺し、家を荒らしたにしてはあまりにも暖かな接待に疑問を抱く。何かがおかしい。腹にやさしい飯を蓄え、顔を洗おうと洗面台まで案内され、水を流すと―――――――鏡には知らない男が映っていた。
知らない、というのは少し間違っている。鏡に映っていたのは先日殺したはずのここの家主だった。
「先日、泥棒が入ったでしょう」
「あなたってば、驚いた勢いで大けがをしたのよ」
「でも大丈夫。しばらく安静にしていればよくなるって先生が。」
「……その泥棒はどうなった?」
「さあ?知らないわ。警察に引き渡して、それっきり。」
その後訪問してきた医者は主に顔をよく観察した後、「うんきれいだね。もう安心ですよ」という。この医者は自分の顔を旦那の顔に整形したんだと察する。
これを機にと思いメスを奪うが薬で気を失わされ、また目が覚める。
何度も抵抗しては、何度も気絶するか、痛い思いをさせられていく。

「〇〇。」
「やめてくれ、俺は○○じゃない。」
「どうしたの○○、あなたらしくないわ。」
「俺はあんたの夫を殺した!」
「あなたはここにいるわ。」
「いいや違う!」
「○○、不安なのね。大丈夫よ、ずっと一緒にいるから。」
会話と生活を続けていく上で自分は元よりここの家主だという意識が芽生えてくる。家中に飾られた写真は自分であり、妻は目の前にいる女で、家に侵入した男は逃げる途中で気が狂い井戸に飛び込んだ。
完全に家主であった夫と洗脳された犯人は村にも顔を出すようになり、逃げ出すこともなくなった。

いずれ形は元の夫婦に戻った。

しばらくして、また家に女の侵入者がきて妻を殺した。
妻を心から愛していた夫は犯人を整形し妻として洗脳した。
買い物に来た夫婦を見て村人は笑った。
「あの夫婦はいつ見ても若々しいね」





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