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書くチャレでよかった!(書くチャレ2-7)

今回の書くチャレでの私の目的は、自分の頭の中を引っ掻き回すことだった。

というのも、前回書いたように私は何かっていうと足元の整備を始めたがるから。
これ以上整えたところでもう何にも出てこないよ、と思っても反射的に整えてしまう。
枯山水でも作るならまだしも、どんな形が理想なのかも良くわからないまま熊手とトンボを引きずりあーでもないこーでもないするのが癖なのだ。

整理しておいたはずのものがただの淀みになってしまった気がして、流したくなった。
(お、これで枯山水と繋がった気がする。)

じゃあいっそ、と頭の中に訓練前のラブラドールレトリバーでも放ってみてはどうかと思い立った。
とりとめもなく思いつくままにあれこれ書いてみよう。
そうしたら何かに気づいたりするんじゃないかと思った。

でね、結局分かったのは、まず私は案外文章を書くのが好きということ。
だって頭のことを文字にするのってそもそもお片づけの一つだから。
そう、お片づけが好き。整っているのが好きだからね。
待て、散らかすのが目的だったんじゃないのか。

それから好きなものを身に付けること。
それは見た目だったり、肌触りだったり、形だったり、色々。
そう言うものに出会えた時と、作り出せた時のなんとも言えない気持ち良さを感じていたい、出来るならば人に伝えたい、一緒に楽しみたいと考えていたことを思い出した。

そして一番肝心なことは、やっぱり私は考えることが好きなんだっていうこと。
ぐちゃぐちゃになった思考を整理して、積み上げて、登っていくのが好きなんだって気付いた。

昔からよく「考えすぎ」と言われてきた。
それはもちろんネガティブな意味でだ。
そんなに考え込みすぎずに、行動してからでもいいんじゃない?と言うアドバイスでもあった。

考えすぎるのも突き詰めれば、今、割と自信を持って言える。
考えるの特技だから、と。

整えすぎて、散らかして、それで気付いたのは結局私は整えるのが好きなんだってことだった。

ならばこれからは自信を持って、好きなものを集めて整えていこう。

そして皆と、それからこれを読んでくれているそこの貴方!と「これいいよね」って言い合えたら最高だな。


書くチャレという素晴らしい企画を発信してくださった美穂さん、ありがとうございました!

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