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ダイソーの折り紙でパーソナルカラー診断ができないか考えてみた。【準備編】

「コロナ禍」といわれてから早くも1年が経ちました。あらゆる場面で、人との接触を避けるようになり、オンラインに置き換わることも増えましたね。

私が前職としておこなっていたパーソナルカラーコンサルティング(イメージコンサルティング)も、美容室でカットをするのよりお客様に接近するので、今は避けたいものの一つになってしまったのではないかと思います。

パーソナルカラー診断は、何十色ものドレープ(色布)をお客様のお顔の下に当てて顔色の変化を見ながら、似合う色・似合わない色を診断していくものです。鏡に向かって座ったお客様の後ろにピッタリくっついて立ち、ドレーピングと呼ばれる布をめくっていく動作をしながら(二人羽織のような感じです)、お客様の頭の上で顔色の変化をお話しながら進めます。このドレーピングにかかる時間は、20~30分。お客様にはマスクをはずしていただかないと顔色の変化がわからないし、いわゆる濃厚接触になってしまうし、問題が多いんですよね。。

それに、パーソナルカラー診断って、いつか、一度は受けてみたいと思っている方は多いかもしれませんが、人生の一大イベントでも迫っていない限り、今じゃなくても・・・と不要不急なものにカテゴライズされてしまうと思います。

そこで、ウィズコロナの時代でも、ソーシャルディスタンスを保った安心なパーソナルカラー診断をできないか?オンライン化はできないか?と考えてみたわけです。おそらくこの先、元通りの世界には戻らないだろうし。

最初に思いついたのは、写真や、オンラインの画面に映るお客様に色を当ててみる方法。これは、スクールでもやる方法で、雑誌の切り抜きなどにドレープ代わりのカラーカードを当てて診断の練習をします。また、実際に練習モデルとして来てもらうのが難しい外国人のバランスを学ぶ際にも、この方法が使われます。

ただね、写真だと色を当てたところで顔色は変わりません。大まかな合う・合わないは分かりますが、生身の人間に色を当てるよりも判別しにくいんです。つまり、写真やオンライン画面に映ったお客様に色を当てるのではなく、画面の向こうで色を当てたい。

そこで思いついたのが折り紙。折り紙なら、お客様の側でドレープの代わりに色を当てることができるのではないかと。たくさんの色が当てられて、安価で、手に入れるのが簡単で、ご用意いただくとしても負担にならないのは、折り紙なんじゃないかと思ったんです。

全国共通で同じ折り紙を手に入れるなら百均でしょうと思い、さっそく、ダイソーへ。もっとも色数が多く入っているこちらの折り紙を選びました。「ぜんぶちがう 50色おりがみ」です。もちろん110円(税込)。安心の日本製です。「発色の良さが自慢です」って、期待できそう。

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裏面に書かれた色名の順番に入っているようです。この色名を参考に、色のパートごとに分けてみます。

赤のパート

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左から しんく あか しゅいろ あかちゃ ワインレッド
(写真に撮ると、どうしても正確な色には映らないので、ご興味ある方は実物の折り紙を入手してご覧ください)

ピンクのパート

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左から あかむらさき ぼたん うすもも うすだいだい さんご もも

黄色・オレンジのパート

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左から だいだい きだいだい ひまわり きいろ くちなし クリーム にんじん やまぶき レモンイエロー

緑のパート

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左から きみどり みどり ビリジャン わかみどり アイスグリーン エメラルドグリーン あおみどり オリーブ ピーコックグリーン

青のパート

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左から コバルトブルー あお みず わすれなぐさ あさぎ そら ピーコックブルー

紫のパート

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左から むらさき ふじ すみれ あい

茶色のパート

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左から こげちゃ ちゃいろ こはく おうど

白・黒・グレーのパート

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左から しろ ぎんねず ねずみ くろ

その他

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左から きん ぎん

折り紙なので、ビビッドな色が多いのと、オレンジ系や緑系がやけに多かったりと、少し偏りはありますが、基本的なベース診断は十分にできそうです。

さて、準備が整ったところで、診断の手順に入っていきます。長くなりますので、実際の診断方法は次回に。この色分けした折り紙を使って、パーソナルカラー診断をする方法をお話ししたいと思います。





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