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サイトへのアクセスを増やすSEOとは? 対策のポイントやメリットも解説!

Webサイトやブログを運用したりしていると、サイトへのアクセス数がなかなか伸びず、悩んでしまうことがあります。

実際に、良質なWebサイトや記事を公開していたとしても、アクセス数が伸びないために更新をやめたり、Webサイトを閉鎖してしまったりという話もよく聞きます。

そこでこの記事では、Webサイトへのアクセス数の増加が見込めるSEO対策の概要や、実際に実施する時のポイントなどをご紹介していきます。

さらに、SEOのメリットや注意点についても解説していますので、アクセス数で伸び悩んでいる人はぜひチェックしてみてください。

SEOとは

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まず、SEOは「Search Engine Optimization」の略称で、日本語だと「検索エンジン最適化」です。

つまり、SEOとはユーザーがGoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索した際に上位に表示されやすくする=サイトへのアクセスを増やすための対策になります。

検索エンジンで上位に表示されやすくするためには「ユーザーが検索したい内容にマッチしているか?」、「信頼ができるページか?」が重要で、様々あるSEO対策もそのための施策と言えます。

SEO対策には、そのページが他のサイトから多くのリンクを得ているかなども重要な要素ですが、自身でできる最も基本的、且つ、効果的な対策は、アクセスを増やしたいサイトの内容を検索エンジンに理解してもらいやすいようにするためにサイト内のコンテンツワードや文章構成を最適化することです。

検索エンジンの上位に表示されない場合には、なかなかアクセスを獲得することができませんので、伝えたいことを伝えるためにもSEO対策はかかせません。

一方で、SEO対策をしたからと言って、自動で生成されたコンテンツしかないWebサイトや、オリジナルのコンテンツがないページ、そしてユーザーをだますような仕組みを導入しているサイトは、検索エンジンに掲載されない可能性があります。

この他にも、注意するべき点はいくつかありますので、気になった人は下記のGoogleのガイドラインを確認してみてください。

■ウェブマスター向けガイドライン(上級者向け)
https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/get-started

SEO対策のポイント5選

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ここでは、SEO対策の基本的なポイントを5つご紹介していきます。
ラインナップは以下のとおりです。

・タイトルにキーワードを入れる
・共起語を盛り込む
・代名詞の使用を控える
・メインキーワードの話から脱線しないように注意する
・見出しタグを使用する際は階層を意識する

ポイント1:記事タイトルにキーワードを入れる

まず、SEO対策では記事タイトルにメインとなるキーワードを入れることが重要です。

例えば、この記事では「SEO」と「対策」の2つのワードを取り入れており、記事内でも何度か使用しています。

記事タイトルにキーワードがなければ、検索エンジンに掲載されにくい上に、掲載されたとしてもどのような中身の記事であるかがわからず、ページにアクセスしてもらいにくくなります。

またキーワードの選定に当たっては自身のサイトに関連したものであることはもちろんですが、検索されやすさ(興味を持たれるワードか)、競合度(他にも同じような記事が多くないか)も検討する必要があります。

キーワード選定にはGoogleキーワードプランナーがおすすめ!

Googleキーワードプランナーは無料で使えるキーワード選定のためのツールです。検討しているキーワードを入力するとGoogle検索における検索ボリュームや競合度が一目でわかり、更に関連するキーワードや組み合わせも表示してくれます。有料のサービスも多くありますが、初心者はまずキーワードプランナーを使うことから始めてみることをおすすめします。
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

ポイント2:共起語を盛り込む

SEO対策では、共起語(きょうきご)と呼ばれる、メインとなるワードに関連する単語を用いるのがおすすめです。

例えば、「化粧水」がメインとなるワードであれば、「化粧」や「美容」、「ローション」、「おすすめ」などのワードが共起語に該当します。

これらの共起語を使用することで、記事のテーマがぶれず、良質なコンテンツになりやすいので、ぜひ意識してみてください。

ポイント3:代名詞の使用を控える

検索エンジンは「あの」や「この」などの代名詞をうまく理解できないことが多いため、文中に代名詞を多用してしまうのは避けるべきだと言えます。

できるだけ固有名詞などを用いて、何を指しているかを検索エンジンと読者にわかりやすいような文章を心がけてみましょう。

ポイント4:メインキーワードの話から脱線しないように注意する

Webサイトの記事では、基本的にテーマを絞ってコンテンツを掲載します。

仮にテーマが「SEO対策」であれば、最初から最後までSEO対策に関連するテーマで文章を構成し、あまり関係のない話を展開しないように注意しましょう。

ポイント5:見出しタグを使用する際は階層を意識する

Webサイトの記事などを掲載する際には、見出しとなる部分には見出しタグを使用するのがおすすめです。

その際には、<h1>の次に<h2>、その次に<h3>のように階層を意識して、<h1>の次に<h3>を使用しないように注意が必要です。

見出しタグの利用には少なからずHTMLの知識が必要になるので、まだ利用したことがない人は、HTMLについての知識を身につけたり詳しい方に頼んでみるなどして対策に挑戦してみてください。

SEO対策のメリットと注意点

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最後に、SEO対策のメリットとデメリットをご紹介していきます。
メリットとデメリットをそれぞれ簡単にまとめると、以下のような内容になります。

■メリット
・検索エンジンの検索結果の上位に表示されやすい
・上位表示されている間は追加のコストが必要ない

■デメリット
・SEO対策の効果が現れるまでに時間がかかる
・コンテンツ作成に多くの労力を要する

ここからは個別に解説していきますので、SEO対策のメリットとデメリットを理解し、効果的にSEO対策に取り組んでみてください。

メリット

まず、メリットですが、何よりも検索エンジンの検索結果の上位に表示されやすいことが挙げられます。

さらに、検索結果の上位に表示されている間は、そのページに関しては広告などの追加のコストをかけずにアクセスを獲得することが大きなメリットです。

また、ユーザーの目にとまりやすくなるため、Webサイトの認知向上に加えて、ブランド力の向上や展開しているサービスの集客に役立ちます。

注意点

一方、SEO対策の注意点としては主に、SEO対策を施してからの効果が現れるまでに時間がかかることが挙げられます。

さらに、SEO対策を行うためにはキーワードの選定から記事作成まで丁寧に行う必要があり、1ページに対して1つのテーマが基本になるためコンテンツ作成に多くの労力を要します。

そして、キーワードによってはインターネット上に多くのコンテンツがあるため、SEO対策以外の部分でも工夫を施す必要があるため、検索エンジンの上位表示を獲得するのが簡単ではありません。

これらの注意点を知っておくと、検索結果の上位表示を獲得したいキーワードを選定する際に役立ったり、SEO対策に注力するべきかどうかの判断もできるようになりますので、しっかり押さえておきましょう。

まとめ

この記事では、SEO対策のポイントやメリット、注意点をご紹介してきました。

運用しているWebサイトやブログにSEO対策を行うことで、アクセス数のアップが期待できるためサービスを展開している人はユーザーの増加が、サイト内に広告を表示している場合は広告収入の増加も見込めます。

サイトの内容を分かりやすくしたり利便性を向上させることも大切ですが、SEO対策はすぐに効果はでないものの長期的に見ると大きくアクセス数を伸ばせる重要な施策と言えます。

また時間がかかるからこそ、早い段階からコツコツ始めるのが一番効果があるので、ぜひ積極的にSEO対策にチャレンジをしてみてください。

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