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オンラインコミュニティの作り方 【Discord編】

副業やリモートワークなどの働き方の多様化の流れを受けて、本業以外でも様々なコミュニティに参加し、活動の幅を広げる人が増えています。

また、そのコミュニティの中でコーチングやレッスンをしたり、サービスを生み出したりすることで、仲間を作りながら新たな収入に繋げている人もいます。

過去記事では、オンラインコミュニティの作り方とおすすめのサービスについて紹介しています。

今回は、コミュニティ作りのおすすめのツールとして、「Discord」について紹介していきます。

もともと、ゲーマー向けのコミュニティ運用で利用されてきたサービスですが、利用しやすく多機能であることから、その他の領域でも広く使われるようになったサービスです。

Discordの概要や使い方はもちろんのこと、運用のコツも解説していきますので、これからコミュニティを作りたい人やコミュニティ活性化のためのツールを探している人はぜひチェックしてみてください。

Discordとは

「Discord」はアメリカ発のチャットサービスで、大人数での交流でも利用しやすく設計されており、コミュニティ運用に適したサービスです。

もともとゲーマーに向けのサービスだったこともあり画面共有や音声通信などの機能も充実しており、使いやすいのも特徴です。

Discordではコミュニティ用に作られた交流のためのチャットスペース(Discordではサーバーと呼びます)上で交流が行われます。

サーバー上ではトピック毎に複数のチャンネルを設定することが可能なので、話題を整理して交流することができます。

チャットのやりとりだけでなく、通話もチャンネル上で可能です。
電話かける時のように相手の都合を気にする必要はなく、話したい場合にはチャンネルで待機するだけなので、自然な交流がしやすいのもポイントです。

また、サービスアップデートの際に表示される運営からのメッセージはユーモアたっぷりでSNSで話題になることもあり、サービス運営側の姿勢もユーザーに評価されています

■Discord公式サイト
https://discord.com

Discordサーバーの作り方

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まずは、Discordにおいて交流の場所となるサーバーを作る方法を解説していきます。

アカウントを作ってすぐに、サーバーを作ることができますので、ぜひトライしてみてください。

なお、ここではDiscordのスマートフォンアプリ版の手順を紹介しています。
(PCでもブラウザや専用アプリで利用することができます。)

■アプリインストール
・iOS
https://apps.apple.com/jp/app/id985746746

・Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.discord

1. アカウントを作成する

サーバーを作る前に、アカウントの作成が必要です。

アプリを起動してログインを求められる画面で、登録ボタンを押してアカウントの作成に進みましょう。

ここでは、電話番号もしくはメールアドレスが必要となります。

なお、Discordのブラウザ版では、アカウントを作成していない状態でもゲストとして他の人が作成したサーバーに参加することが可能ですが、ゲストの場合はチャットの送信や通話への参加ができない設定のサーバーもあります。

なので、他の人のサーバーに参加するだけでもDiscordの機能を十分に活用するためにアカウント登録をしておくことがおすすめです。

2. サーバーを作成する

アカウントの作成できたら、アプリ画面の左上にある+ボタンをタップし、サーバーの作成を行います。

今回はゲームのコミュニティ用のテンプレートから作成を行ってみましょう。
まず、ゲームを選択し、次の画面でコミュニティを選択します。
(もちろん、テンプレートを利用せず、自由にサーバーを作成することもできます。)

そして、サーバー名とサーバーアイコンの画像をアップロードすると、サーバーの作成は完了です。

3. サーバーの試用

サーバーを作成した段階では1人だけのサーバーとなっていますので、チャットやボイスチャットの設定・テストを自由に行えます。

また、チャットのログは、後からサーバーに加入したメンバーに見られない設定も可能ですので、ぜひ試しに利用してみてください。

また、詳しくは後述しますが、Discordはサーバーの設定を細かく調整でき、チャンネルの配置場所なども調整できます。

使いやすいサーバーにするためには、設定を確認して、お好みのサーバーに調整するのがおすすめです。

サーバー運用のポイント

最後に、Discordのサーバーを運用するポイントをご紹介していきます。
ラインナップは以下のとおりです。

・サーバー設定を工夫する
・チャンネルを複数作成する
・便利なBotを導入する

どれもサーバーを運用する際の重要な要素となっていますので、サーバーを盛り上げたいと考えている人や、快適に利用したいと考えている人はぜひ確認してみてください。

サーバー設定を工夫する

Discordは権限を詳細に設定できるため、特定のロール(役職)がついているユーザーだけが書き込めるテキストチャンネルを作ることが可能です。

さらに、特定のユーザーにしか見えないチャンネルを作ることも可能なので、他のメンバーに気づかれないように交流することもできます。

このように、Discordのサーバー設定をうまく活用すれば、特定のゲームに適したサーバー設定を作り出すこともできます。

ですので、Discordの取り扱いに慣れてきたら、ぜひサーバー設定を細かく設定してみてください。

なお、サーバーのホストが扱えるような権限をメンバーに付与してしまうと、メンバーをサーバーから削除したり、通話から強制的に切断できたりします。

場合によってはコミュニティの崩壊につながってしまうことも考えられますので、権限の付与は慎重に行いましょう。

チャンネルを複数作成する

サーバー上ではトピック毎に複数のチャンネルを作成することで、話題を整理して交流することができます。

例えば、ゲームコミュニティの場合であれば、サーバーメンバーがよくプレイするゲームタイトルごとに、ボイス・テキストチャンネルが用意されていることがあります。

さらに、ボイスチャットができない人が会話に参加するためと、通常のテキストチャンネルの邪魔にならないようにするために、聞く専門ユーザー用のテキストチャンネルが作られていることもあります。

用途に応じたチャンネルを作成することで、よりサーバーを便利にできます。

こう言ったチャンネルの構造は、すでに運用されているサーバーでも利用されていますので、ぜひ他の人が作成したサーバーをチェックしてみてください。

便利なBotを導入する

Discordには、有志のユーザーによってさまざまなBot(自動化された動作を実行するロボット)が作られています。

例えば、指定したURLの音楽を流してくれたり、指定したテキストチャンネルの文章を読み上げてくれたりするBotが開発されています。

このようなBotをサーバーに導入することで、より便利なサーバーに仕上げることができますので、気になった人はぜひ導入を検討してみてください。

まとめ

この記事では、Discordの概要やサーバーの作り方、サーバー運用のポイントなどをご紹介してきました。

Discordはコミュニティ運営に適したサービスで、サーバー内の権限も細かく設定できますので、数人のコミュニティから人数を増やして大きなコミュニティを運用している人もいます。

うまく使いこなせれば、仲間を誘って魅力的なコミュニティを構築することが可能ですので、ぜひDiscordを利用してみてください。

また、自身でサーバーを作るだけでなく、ゲームなど公式サービスのサーバーや友人が作成したサーバーなどにも参加をしてみてコミュニティの輪を広げていきましょう。

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