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自分の可能性についての歌 竹原ピストル「みんな〜、やってるか!」

竹原ピストルさんの「みんな〜、やってるか!」

この曲は、私は可能性についての歌だな、と思う。可能性というのは、自分への可能性。

サビの歌詞は、

「なんもやってねーでやってらんねーはねぇだろ

なんもやってねーでやってらんねーはねぇだろ

やってらんねーのは なんもやってねーからだろ」

の繰り返しがメイン。

やってらんねー!と思うことがあったり、ちょっと気分が沈んでる時に私はこの曲を聴く。

でも気分が沈んでいるときは大抵、人(自分の外部)に注目している。うまくいかないことがあると、すぐ何かのせいにしたくなる。誰かのせいや、会社、社会、時代のせいにしたくなる。

そうして、ふてくされて、自分以外の「誰か」や「何か」に悪態をつきながら、だんだん、自分の箱に入っていく。

そんな時に、この曲のサビを聞くと、自分は果たして「やってらんねー」と自分に自信を持って言えるほど、なにかやったのか?今、この瞬間、今日やってるのか?明日もやり続けているのか?とグサグサくる。

「やってらんねーのは なんもやってねーからだろ」

やる気、の話でよく聞くのは、やらないと脳からやる気物質が出ないよ。という話。これは私もなんとなく理解していて、まさにこのやる気の話を端的に表現した歌詞と思った。

漠然とした、今の自分への不満とか、周囲の人間への不満とか、将来への不安とか、自信の無さとか、全部ひっくるめて、「やってねー」からきっと生まれてくるんだ。そこに注目して動かない理由にしてるだけなんだ、って思える歌。

サビ終わりに曲のタイトルが出てくるけど、竹原さんの生きとし生ける人への愛情たっぷりの歌詞になぜか泣ける時があります。笑

「みーんな、やってるか?」

「みーんな、やってるか?」

「みーんな、やってるか?」

「みーんな、やってるか?そうか、やってるか」

自分自身にいつも胸はって、「やってるねー!」って言えるように。

自分の可能性を信じて、やってみる!ことが大事だなと思える歌です。


最後に、曲を愛でる気持ちで描いた絵です。

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