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DublinからYMSに挑戦したよって話。 第2回

去年の4月、アイルランドに来たときには、まさか次の年にYMSに挑戦するなんて思ってもみなかった。
もともとイギリスは大好きだし、行きたい気持ちは本当にあったけど。ただ、明確ではなかったけど、日本に帰るのかと思っていた。

でも、言葉通り明確ではなかった。それでも、この1年の間に次の自分の方向性は見えてくる気は何となくしていた。

つくづく、私という人間はループのような毎日を生きられないのだなと感じる。行ったことがない場所、やったことがないことをしていないと壊れてしまいそうな気さえしてくる。

何よりも、こっちで出会った人たちと距離ができるのが耐えられそうになかった。時間的にも、空間的にも。
ましてや日本で暮らす楽しいイメージが想像できない。これは、日本にいる家族とか大好きな友達とかとは全く別の話。これは私にとって大問題。

あるとき友達から届いた一通のLINE。
来年YMS募集人数が4倍になること。先着になること。
その瞬間は挑戦する自信なんてなかったけど。
どんどんとピースがあっていく。

そう。いつだって、私は周りの人の縁と風の流れで、今からほんの少し先へと続いていく道を進むことしかできない。なんてありがたいんだろう。
それでも、漕いでいないとダメ。溺れてしまいそうな気がする。同じところにはとどまれない。
こんなもんじゃないぞいう気持ちと、自分ってどうして何もできないんだろうっていう自己肯定感の低さ。
そろそろ上手く舵とって、進めるようになりたいなあ。

YMSの申請

事前に必要なもの

・28日以上のSaving(£2530以上)
・10年間分の渡航歴

いざ、申請!

私がYMSの申請をしたのは2月17日。
申請開始は1月31日からだけど、まあLazyな私は年明けにYMSについてようやく詳しく調べ始め、28日以上銀行口座に入っていることが証明できないといけないことを知る。なんてこったい。
という訳で、Revolit経由オンラインでDocument出してもらえることも教えてもらい(助けてもらいっぱなしです、ありがとう)あわてて準備開始。

申請は、もちろんオンライン上の質問に答えていく形なんだけど、
どこに住むか、いつ渡航するか、渡英した後の予定等も入力するのでそこは注意。

私はブライトンに住みたいので、入国後10日以内に取得しないといけないBRPCardの受け取り場所がブライトンになりました。
(ちなみに、取得したい場所のPost Officeの郵便番号を入力します)
あと、7月に渡航したかったので渡航予定日を7月1日としたため、7月1日から2年間のVISAとなりました。

あと、そのときにVISA申請料と2年間の保険料も払うことになります。
これかまあ高い。VISA申請料が€363、保険料が£1614・・・。

そのままの流れで、ダブリンにあるUKVISAセンターの予約も。
指紋を取ったり、書類を提出する必要があるからです。

いざ、VISAセンターへ

VISAセンターへ行ったのが2月19日。
必要だったものが
・申請の際にダウンロードするチェックリストのコピー
・Saving証明の書類
・IRPCard
・Passport
全てコピーしてもっていきました。
なんだったらアイルランドワーホリVISAも受け取ったメールも。本当に全てコピーしていった。本当にドキドキしていて手は冷たいし不安でしょうがなかった。
書類を渡して指紋を取ったり写真を撮られて1時間弱で終了。

メールが届くまでの10日間。

不安との戦いの10日間。さすがイギリス。Onlineから進捗状況がTrackingができるのがいいのか悪いのか、本当に1時間に1回Trackingをしていた。それでもなかなか進まなかった。
ようやく届いたのが2月29日の木曜日朝の7時半。VISAセンターに行った日から10日後。
家を出る直前、ベッドの上で叫んだ。

パスポートの受け取りに。

パスポートの受け取りに3月15日、再度VISAセンターへ。
予約はいらなかった。必要なのは、以前VISAセンター行ったときに受け取ったテェックリストとIRPCardのコピーと原本。
スタッフの人が、とっても、とっても優しかった。順番並んでいる時に手を振ってくれた。
沢山フォローしてくれた。この温かさ、一生忘れないだろうなと思った日だった。

🌱

そんな訳で、とにかく不安との戦いに負けまいと耐えた日々だった。
神経は使うし、何よりも家族に沢山迷惑をかけている。自分の未来がどうなるかわからない。
とにかくポンコツな私は、自分で自分のことが一番信用できない。どうしたことかうまく生きていくのが苦手。
絶対に、ちゃんと考えていないからだ。そこは自分で分かってる、はず、多分。

未来のワクワクにエネルギーを投じていきたい。そのための勇気と、それに対して必要な楽観的な考え。
それと丁寧に足を地面につけていくことは違う。

いま私にある感性を無くしたくないから。ありていな言葉だけど、自分は自分らしく生きていきたいから。
そのためには成長しないといけないから。
私はここDublinからYMSに挑戦する。