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アルファフライでトラックを走ってみました!

前回はロードでしたが、今回はトラック。
市民ランナーのホクレン、MKディスタンスで1500mを走ってきました。 

7月2日にトラックで試し走りしたところ、これはムリでしょうと思いました。
弾み過ぎてコントロールができない。
裸足感覚とは対極の自分の足で走っていない感が半端なくて、これはないと思っていました。
この時点でアルファフライのトラック使用は封印。

7月4日にオカTチャレンジではウインドスプリントで走り、1500m 5’36”でした。
このウインドスプリントという選択も、一体どうなんやという感じですね。

その後、ホクレンディスタンスを観ていると、一流ランナーの皆さんは颯爽とアルファフライでトラックを駆け抜けています。
いけるの?という思いと、市民ランナーレベルでそれはないんじゃないの?という思いが交錯しつつも、でもどうかな、と履きたい気持ちが湧いてきました。

そして前日の11日、EVOLUの練習会で近野コーチから「愛子さんの走りならアルファもありだと思いますよ」と言ってもらい、さらに履きたい気持ちがアップ。それでもまだ履かない可能性の方が高かったです。

当日もまだ迷っていました。家を出るときには決められず、シューズを2足、ソーティとアルファフライをカバンに詰めて出かけました。

レース20分前、着替えて更衣室を出たところ、若い男子二人が「シューズどうしようかな」と話していて、いきなりその会話に割り込んで「私も迷ってるんです!アルファフライ履くかどうか。一応ソーティも持ってきたんですけど」なんてことを唐突に語ったところ「ソーティだったらアルファフライ履いたほうが絶対いいですよ」と言われ、ようやく心が決まりました(ありがとうございました)。

そしてレース。
スタート前に流しを一本。
やっぱりボワンボワンするし・・・と気になったのですが、しのごの言わずに走るしかない。走ろう。

スタートして私は5分30秒ペーサーについて行きました。
先週まるっきり走れていませんでしたから、慎重に慎重に。
たぶん300mまではついていたと思います。

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だけどどこかでランナーたちの位置取り合戦が起きて、そこでペーサーとはぐれてしまいました。私が追い越しちゃったんですね。
やだ、ついて行きたいのに、と思いましたが足踏みして待つわけにも行きません。

そのまま前だけをみて走ったところ、なんと5’19”
先週より17秒も速くなりました!
アルファフライのおかげです!
が、全面的に17秒まるまるアルファフライのおかげということではなく、4日のTTは、それほどコンディションを合わせていませんでしたから、10秒分はコンディションで7秒分くらいがアルファフライの恩恵かと思います。

ただこの日は、ネガティブラップもネガティブラップ、どんどんペースが上がっています。

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ペースを上げた意識はなかったので、走りながらどんどんアルファフライに適応したということだと思います。
アルファはやはり慣れは必要なんでしょうね。
そして慣れれば、速くなる。
これはもう確実だと思います。

「履きこなし」に関しては皆さま、いろいろおっしゃいますし、疲労がどうこうという話もあります。
でもそんなに難しく考えずに、世の流れには素直に乗っかればいいんじゃないかと思います。
もちろん、ああだこうだと考えたい人は考えればいいし、楽しくやりたい人は楽しくやればいい。
だって履いてみたいじゃないですか。
そこで我慢する必要はないかと。

前に、このシューズは長距離ランナーのスパイクだと書きましたが、おそらく「スパイク」というものが誕生した時も、人はあれこれ戸惑ったと思うんです。
でも今やスパイクを履かないで短距離レースに出る人はいません。
スパイクだって、普通のシューズに比べればかなり故障の危険はあります。
でもみんなもう履きこなしています。
70代のマスターズランナーも履いています。
それと同じだと思います。

アルファフライである必要はありませんが、カーボン入りシューズは長距離ランナーにとっては、もう常識になるんじゃないかと思っています。
あとはどこのメーカーのどのシューズを選ぶかってことだけ。

こうなったら、800mもアルファフライで行ってみますか、と思い始めています。


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