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続・自分的最高のオーディオ環境を整えてみた(ヘッドホン編②)
前回の続きです。
お前絶対ソニー信者だろ(笑)みたいなハイレゾヘッドホン環境を整えてみたわけですが、DACやヘッドホン、ポタアンのレビューを見るとほぼ必ず出てくる「バランス接続」、やっぱ気になるよな…でも結構お金使っちゃったしな…と数日悶々としていました。
そして気になるならやっぱ試すしか無いよね!でもできるだけお金かけずにやってみよ!ということで別のヘッドホン環境を構築してみることにしたので今回はヘッドホン編パート②です。
1.今回のポイント
・お金はあまりかけたくない(でもいいやつ)
・ハイレゾ再生はちゃんと出来ること
・ケーブルもこだわる、てかバランス接続がマスト
この3点を実践するために再びメルカリや各種中古マーケットを巡る旅が始まりました。オーディオってほんと沼だよね(笑)
2.ヘッドホン環境 その②(中華ポタアンでバランス接続バージョン)
ヘッドホン:SONY MDR-1AM2
リケーブル:NOBUNAGA Labs 御手杵(おてぎね)
DAC:FiiO Q1 MARK II
ヘッドホンは前回同様メイン機のMDR-1AM2です。リケーブル対応、3.5mm4極ジャックでバランス接続に対応しているので同じ物の使い回しでOKです。もしヘッドホン側がリケーブルできてもそもそもバランス接続に対応してない(アンバランスのみ)だったら話が始まらないのでそこは注意してください。
前回も書きましたがもう少しコスパ重視なら一つ前の世代のMDR-1Aでも同じようにリケーブルできるので問題ないです。
そしてバランス接続の実現の為にDACをもう1個買います。これが高かったら前回のSONY PHA-2がPHA-2Aか3買っとけば良かったんや!><となってしまうので予算をめちゃくちゃ絞って探したところ、中華ポタアン界の雄ことFiiOのQ1 Mark IIかQ3あたりが相場的にも良さそう、という感触に落ち着きました。そしてめちゃくちゃいいタイミングで相場より遙かに安い出品を見つけたので高速でゲット!いやーいい買い物しました。
新しいUSB DAC仲間にFiiO Q1 Mark IIが生えてきた。
— coolsurf (@coolsurf) February 15, 2023
適当なUSBケーブルで繋いだのに音質がバカ良くて笑っちゃった。
中華製で良いならハイレゾDAC別にこれで良いのでは?って感じです。
バランス接続も試してみたいのでケーブル買うか〜 pic.twitter.com/8yixg6hvqP
DACが決まったのでリケーブルです。バランス接続には、
・4.4mm5極バランス接続
・2.5mm4極バランス接続
・3.5mmステレオミニ端子2系統(L/R)接続
と規格が乱立しており、自分の使うポタアン次第で買うケーブルが変わってきます(主流は4.4mm5極バランスみたい)。
FiiO Q1 Mark IIの場合2.5mm4極バランスの出力になるので、買うケーブルは「3.5mm4極ー2.5mm4極のバランスケーブル」ということになります。
こちらをAmazonで適当に安そうなケーブルで探してたんだけど謎のメーカーばっかだしどうしようかな…と困ってたら偶然Googleのショッピング検索でNOBUNAGA Labs 御手杵の展示品特価の商品を発見。やるじゃんGoogle。定価だとまず手を伸ばさない高品質リケーブルがめちゃくちゃ安く買えてこれもラッキーでした。
ということで物が揃ったので最後にPCとの接続ですが、前回SONY PHA-2の接続用で購入したけど使わなかったエレコム DH-AMB12を再利用。PHA-2ではキンキンしたサウンドになりましたがFiiOだとそこまで気にならない…ような??普通にいい音です。念のため2A充電用ケーブルとも入れ替えてみましたが変えてもあまり変化なしというか音に影響しないっぽいです。
3.で、バランス接続どうなの?
一言で言うと「まあ当たり前ですがいい音になります」
とはいえいい音って際限なく高みがあるわけでもなく、どこまでお金をかけてもある程度の限界値に向かって集約していくイメージが僕の中では近いので、絶対バランス接続にするべきだよ!みたいな話じゃ無いかな、って感想です。たぶんいい音に対する閾値は低いんだと思います。
実際の所L/Rが別系統でドライブするのでクロストークが無い→故に音の定位がはっきり、解像度が上がるというレビュー通りの音になりますね。それもまあかすかに分かるくらい。あとはなんかダイナミクス的にも余裕のある風にも多少は聞こえます。ブラインドテストしたらやばいかもな…。
FiiOが意外にも全然癖の無いフラット寄りの音作りだったので、なんだろうめっちゃうまい素うどんを食べてる気分になりました。
対してPHA-2はSONYらしい音のセッティングで、フラットと言うよりも雰囲気重視でリラックスして聴きたい音になるのかな。
僕はどっちも好きなので、その日の気分で使い分けようかなって感じです。
余談ですが、いい音に影響する割合ですが(あくまで僕のイメージ)、
ヘッドホンが0~100くらいの評価幅だとして、リケーブルで変わるのは+5~10程度の範囲、DACは+10~20、USBケーブルは+1~3ってとこです。
なので、
・ヘッドホンは予算の許す限りいいやつを買おう
・DACはその次だけど、クソ高いの買うよりもヘッドホンとのバランスで考えよう
・リケーブルは必要があれば、良くはなるけどそこまで金額ほどの差はない
・USBケーブルは最後。音変わらないパターンもある
って感じです。
4.かかった費用
ヘッドホン:SONY MDR-1AM2 使い回し
リケーブル:NOBUNAGA Labs 御手杵 3,452円(展示品セール)
DAC:FiiO Q1 MARK II 5,500円(メルカリ)
その他:USBケーブル 1,855円(Amazon)
合計: 10,807円
そういえばFiiOは最新型Q11が出たばっかりなので、こちらを買うのも良いですね。コスパいいと思います。これはバランスアウトが4.4mm5極なので、MDR-1AM2に標準添付のバランスケーブルでもそのまま使えますよ。
ではまた次回。
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