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第3回THE NEW COOL NOTER賞文芸部門~7/7講評(洋介委員長分)

第3回THE NEW COOL NOTER賞文芸部門へご参加いただいている皆様。

7月度文芸部門に応募された作品のうち、ついて、コンテスト委員長である洋介さんより、講評をいただいおりますので、引用と紹介をさせていただきます。

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<講評>

天に召された愛しい人
あなたを愛してました
愛の言葉を綴る詩は回想だ。

話さぬ言葉に喜びを
喜びに喜びを感じ
愛しさを募らせる
まつおさんの心は優しい。

愛しさに心を喜ばせ
感情の全てに愛しさを募らせ
怒りや悲しみさえ愛しいのだ。

無邪気な笑顔
同じ楽しいことが嬉しくて
何もかも愛しい
夢にあらわれる今も愛しい人。

愛溢れる詩を有難うございました。


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<講評>

LVNさんは先ず冒頭でご自身で
解釈し理解した東洋哲学思想を
簡潔な文で要約している。

儒学と老師の哲学
仏教哲学を纏めあげた
みごとな東洋哲学体系です。

そして詩の世界に読者をいざなう
語り口は西洋詩の形而上を語る
ステファヌ・マラルメを思わせる。

読者を形而上へいざない
万物から天
時空、大自然の巡り
意識と生存
心を詩的に描きだす。

西洋詩の語り口で東洋思想を
集約し再構成しているようだ。

言葉はいつしか形而上から
形而下へと下降し
大自然と人の脈々と繋がる血縁を
比喩の対象として世界の在り方
人の在り方を見事に提示している。

二辺往来した言葉は最後に
徳を以っての挑戦を宣言する。
東洋哲学をみごとに咀嚼して
自らの言葉で詩的に語っている。

素敵な哲学詩を有難うございます。

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応募期間の締め切りまで、残り1週間となりました。
これまで小説を書いたことが無い、という方でも、始められるようなコツなどをまとめさせていただいています。

どうぞ、ふるってご参加ください。
皆さんとともに、このコンテストを盛り上げ一緒に楽しんでいくことができることを臨んでいます。

*講評は分担制としているため、必ずしも応募順に講評結果が発表されるわけではございません。よろしくお願いいたします。

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全体の募集要項はこちら

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応募作品はこちらのマガジンに収録されます。
 他の参加者様の作品もお読みいただき、ぜひ、当コンテストを通して新しく知り合い、また仲良くなった、との声をお聞かせください! 皆様の縁がつながるコンテストでありたく思います。

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