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第2回THE NEW COOL NOTER賞~1/22講評(ヒロさん分)

第2回THE NEW COOL NOTER賞へご参加いただいている皆様。
本日までに応募された作品のうち、審査委員のヒロさんに講評をいただいた作品について、掲載させていただきます。

ヒロさん講評文(5作品)

テレビ番組制作の方の仕事はCMとCMの間を作ること という皮肉込みの視点も好みだ。

どちらがメイン、どちらが脇 というのではなく それぞれが互いを尊重しあうのが好みだ。

もちろん民放という前提です。

エッセイ導入から どのCMかを探してしまう。
心当たりがある と 受け取って読み進めている。

実は このエッセイがCMの告知・露出を担っている。

おんなじスピードで時間が流れる言葉選びが とても心地好いのです。

まぁるい音色、三拍子、生活音。

そして質のよいCMは こういう風に更なる波及を起こす。

自分は雑誌というジャンル違いではあるが広告を生業に従事し30年を超える。

このCMに携わった数十名を超える方々に 、このうえない喜びを与えるnote.が記されます。

次が見たいと思うCMか その判断の分だけでもチャンネルをそのままにしてみると楽しそうです。


『学習マンガで ゆる子育て』
コミュニティ型オンライン書店として機能するnote.は頻繁な更新と 導入の工夫、交流の楽しさが伝わります☆

子育て の不安や期待に多くの情報は とっても頼りになりますよね。

同じ悩みや解決法に触れたり、初めて知る学びに出逢えたり、他のママさんパパさんや専門家さんの考え方から心強くなることがあるはずです。

ユーモアたっぷりに 微笑ましく紹介される表現と 早くも150を超えるブックリスト は日を変えて、さかのぼる楽しみも魅力☆

手作りと等身大の温かさには学びとは また別の ママパパさんへのエールとねぎらいが忍ばせてある そんな風にを受け取りました。

いっしょにnoteを作っていく仲間が集まるような そんなステキな求心力のある場所へと進んでゆくのでしょう☆

子育ての限られた時間をママパパも楽しみ、価値のある時間へと後押しする嬉しい仕掛けがたくさん詰まっています☆


思うままの言葉が簡潔に分かりやすく並びます

『体が勝手に動きました。』

脳みそではなく 心で動く機能が身体には備わっているということでしょう

心の反射神経のような

それは普段の心もちが あらわれたひとつのかたち

バッシングや気晴らしのようなもの が人の興味を引きやすいなか 数少ない 思いやりも報道されます

あらわになることが 誰かの心構えに作用する

こういう思いやりを 感じて染まって 広まり、新しい日常になるとよいなぁ なんて思いました

すー と心地好い読後感に 文字の向こうの決意が伝わります


人生のターニングポイントから 時代背景と周囲の人物が記憶の引き出しから引っ張り出される

逆にアーチストや物品、出来事がキーワードとなり その対象から苦かったり幸せだった記憶がもたげてくる

話題や経緯により いくつかのシーンが答えとして用意してあるのもよいのだが 、どんなときでも一つのあの場面 と潔いのは好みだ

詞に惹かれて 本を求め 専門的に学ぶ行動力は羨ましい限りです

言葉綴り という天職を生まれながら授かっているのでしょう

演歌、歌謡曲を綴る作者さんが 陽の目を見たとき このアカウントは宝物のように輝くのです

ジャンル的に 年を重ねることが厚みと深みを増し それでいて沁みて溶け込みやすい言葉を綴る いつまでも続く羨ましいライフワークだと思いました


[やれば、変わる。変われば、わかる] に括られた第3話。

仕事から遠ざかったとき どのような立て直しの考え方があるのか リアルな一例をあげて展開していきます。

昨年とは大きく変化した世情に、さまざまな困難が表立っています。

なかには感染症の広まりを言い訳にしているものも混じっているよう見受けられます。

畑仕事をされている人の力仕事を代行して 第一歩を踏み出す。

とてもリアリティがあります。

収穫した作物が対価となりやすく 食物を得る期待が出来る。

キャベツを受け取ることが出来、そのビニール袋の底に2千円の現金が忍ばせてありました。

物質と現金を通した最初の報酬 、のちに一番ありがたかった と 分かること は読む側の想像通りのものなのか楽しみです。

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第2回THE NEW COOL NOTER賞の応募期間は終了しました。
みなさま、たくさんの応募、ほんとうにありがとうございました。

引き続き、応募作品への講評と、授賞に向けた審査をお楽しみください。

よろしくお願いいたします。

*なお講評は分担制にしているため、必ずしも応募順に講評結果が発表されるわけではございません。よろしくお願いいたします。


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