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第2回THE NEW COOL NOTER賞~1/2講評(千本松さん~BL部門)

第2回THE NEW COOL NOTER賞へご参加いただいている皆様。
本日までに応募された作品のうち、審査委員の千本松さんに講評をいただいた作品について、掲載させていただきます。

千本松さん講評文

千本松さんの講評記事から、一部引用させていただきます。

そういう若い人々が、今から切り刻んだ文章を書くとどうなるか? ラノベで生きていこうとするならそれでいいのかも知れない。しかし、少なくとも私はそのような小説は読まない。ひとつの言葉を空の改行3つずつで挟む。7行使う。強調したい気持ちは分かるが、もっと文学的な強調の方法がいくらでもある。そういうところにオリジナリティが出る。

例えば、DJにクラシック音楽の素養がないとどうなるか。画家が美術の歴史を知らないとどうなるか。どんな分野でもそうで、私も小説を書くには読書量が足りない、と指摘されたことがある。

この方のはストーリーもいいし、会話のセンスもいい。そういうことは、勉強して身に付くものではないから、ラッキーだと思う。だから今、若いうちに考えた方がいい。もっとシリアスな人間の深層心理を書こうとするなら、今のスタイルでは難しい。

この小説を調べてみたら、2,765字で、400字詰め原稿用紙で27枚だった。ちなみに私の最新作『あそこから出てくる』を見たら、6,025字で18枚になった。どれだけ不要な改行があるかこれで大体想像できる。

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第2回THE NEW COOL NOTER賞への、みなさまのエントリーをこころからお待ちしております。

■募集期間  ―― 令和2年12月1日~令和3年1月5日まで
■応募方法

#第2回THE_NEW_COOL_NOTER賞 」のハッシュタグをつけてください。
特定の部門へのエントリを希望する場合は、さらに「 #第2回THE_NEW_COOL_NOTER賞 ○○部門」を付けてくだされば、各審査委員が拝見します(必須ではありません)。
※希望する場合は複数の部門への応募が可能です。

また、お一人様何作品応募いただいても構いませんが、授賞対象は1作品までとさせていただきます。
なお、過去作品でも応募可能です。その場合も、同様にハッシュタグをつけていただけるだけでエントリとなります。

よろしくお願いいたします。

参加者同士の交流の場所を設けてございます。
お気軽にご参加ください。

*なお講評は分担制にしているため、必ずしも応募順に講評結果が発表されるわけではございません。よろしくお願いいたします。

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