【コラム】40代でも自信をもってつけられるかな?MARIA BLACKのシングルピアス

MARIA BLACK って?


(トップのイメージ画像は、本記事で紹介するブランドのものとは異なります)

いきなりMARIA BLACKと紹介しても「それ、誰?」と言いかねられない。でも知っている人は知っているという、2010年に生まれた北欧、デンマークのアクセサリーブランドだ。日本でも展開されており、アクセサリーが好きな人ならお馴染みのブランドかもしれない。

最近、私が連載をさせていただいているSTYLEHAUS(スタイルハウス)で、”片耳ピアスがNEWスタンダード♡北欧のジュエリーブランド MARIA BLACK(マリアブラック)をチェック!” という記事を書かせていただいた。MARIA BLACKのピアスが素敵で、以前から読者の方々に紹介してみたかったのだ。北欧特有のシンプルなのに、どこか個性をぐん、と強く見せるデザインである。

MARIA BLACK自体 はアクセサリー全般の展開をしているブランドだが、その中でもピアスーシングルピアスのデザインは、どうしても目が魅かれてしまうデザインだ。こう、なんか引っかかるというか、見過ごすことができないというか。きっと究極なシンプルのデザインの中に、デザイナーの個性をちょっぴり出している、そんなデザインだからかもしれない。

MARIA BLACKのシングルピアスのコレクションを見ていくうちに、「今年の下期からはシングルピアスを普段使いにして、自分のスタンダードにしてみようか」と思い始めている。でも、20代でも30代でもない私が、シングルピアスを付けて(見かけ上)大丈夫なのか?ちょっと検証をしてみたいと思う。

女性がつけるシングルピアスとは?

「え?片耳ピアスって、ゲイの方たちだったり、クールなブラザーがする金色のピアスじゃない?」と、ちょっと古い世代だとそのような反応が出てくる気がする。(実際私もそうだった。)

昨今では、シングルピアスはパーティなどにつけることも多いようで、パーティ用のシングルピアスも多く販売されている。花がたくさんついていたり、ビジューデザインだったり。(でもそういったピアスは普段使いができないのが難点であるが)ということで、最近はパーティなどでこのようなシングルピアスを付けている女性も多い。

シングルピアスには、実はちゃんとした定義がある。女性が付けるシングルピアスは「右耳」が一般的とされていて、これは中世ヨーロッパ文化からの言われからだとされている。中世ヨーロッパでは、男性が女性を連れて歩く際には、自分の左側に寄せていたといわれており(利き腕である右手を開けておくことで、万が一の敵から守る目的)、男性の左側に立つ女性は右耳にピアスを開けるようになったということらしい。

右耳のピアスには、このような背景から「優しさ・女性らしさの象徴」「守られる人」といった意味があるとのこと。非常に興味深い背景である。

マチュアーな世代の女性にもOK!MARIA BLACKのシングルピアス


さて話を戻そう。

40代の女性がシングルピアスを付けるとした場合、大事なポイントは、服のトップスのクオリティがポイントのような気がする。

トップスはシンプルだけど、クオリティの高いコットンのシャツだったり、白もしくは黒のタートルネック、またはシルクのドレープが効いたものだったり。とにかくクオリティの高さが遠くからでもわかるような物を身に着ける。ボトムスは、ジーンズでもスカートでもいいと思う。

そしてルージュをしっかりひく。できれば赤。

つまりシングルピアスって、40代が付けると”安っぽく”見えてしまいがちなのだ。そこでクオリティの高いトップスを身に着け、上半身に質感を出した上でそのピアスを付けると、ちょっと遊びが感じられる”粋な”アクセサリーに見えてくる。

だからってシングルピアスだとどんなデザインでもいい、というわけではない。シンプルだけど、シンプルな中に個性が表現できているものでなければ、”粋”さが伝わってこないと思う。その個性とはごてごて飾りをつけて可愛くしたものではなく、計算された曲線であったり、微妙なカッティングであったり。これらはミリ単位で計算されたような、そんなデザインだ。

それが、MARIA BLACKのシングルピアスなのだと思う。


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