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新卒採用時のグループディスカッションで勝ち(通過)の目が全く見えなかった話

新卒採用時採用試験でグループディスカッションというグループで議論する活動を選考に組み込んでいる企業があります。
私は新卒時グループディスカッションを選考に取り入れている企業に1回だけエントリーして挑戦してみましたが、勝ち(通過)の目が全く見えませんでした。
その時の出来事をここに記します。

新卒時、リクナビでクリーニング工場の職人を募集している記事にエントリーした時のことです。
あの時はたしか四人一組になって我が社はクリーニング屋として安価で大量の商品をクリーニングをしていくべきか?それとも値段が高くなっても質にこだわってクリーニングをしていくべきか?討論せよといった議題が出されたと思います。

四人グループのうち私以外の三人は全員女性でした。四人のうち私も含めて三人は、安価で大量にクリーニングしていく方向性で話をまとめていくようにしていたのですが、一人の方が値段が高くなっても質にこだわってクリーニングしていくべきだという主張をしました。
議論の時間も限られていたので、私は「チッ・・・めんどくせぇ・・・」と思いながらその空気の読めない一人の主張をなるべくつぶしつつ、安価の方に意見を誘導しようとしたのですが、あまりうまくいかずグダグダになり時間を有効に使うことができませんでした。私は選考でグループディスカッションに取り組んでいる時に、本能的に「ああ、この選考は落ちた・・・そしてグループディスカッションがある選考はオレには向いていねぇ・・・」と思いました。そして案の定その選考は落ちました。

グループディスカッションで見られているポイントはズヴァリ!論理的な思考力よりも協調性と発言をよどみなくできるかだと思います。

外資系や超エリート大学が受けるコンサル系の企業などはよくわかりませんが、外食産業や小売りなどの企業がグループディスカッションを取り入れる理由は協調性がある人物を採用するため、すなわち接客ができないコミュ障を排除するためだと私は考えます。

私はもうこのディスカッションは落ちるだろう・・・と思った時、開き直って、「値段が高くなっても質にこだわってクリーニングをしていくべきか?」という意見にケチをつけるのが楽しくなり、意見をつぶしまくっていました。相手の意見に楽しそうにケチをつける私は、はたから見ていると協調性のかけらのない奴に映ったでしょう。

グループディスカッションを受ける我々就活性は法廷にて意見を戦わせる弁護士や検事などではありません。なので相手の意見を尊重しつつ、自分の意見をうまいこと通す交渉力やコミュニケーション能力を面接官には見られていると意識した方がよいと思います。

ちなみに私はグループディスカッションは私には向いていないと思い、選考に取り入れている企業にはこの後一切応募しませんでした。

グループディスカッションにはタイムキーパーや書記などのより細かい役割が定められている選考もあると聞いたことはありますが、私はもうこの選考を捨てることにしたので新卒時グループディスカッションに対する対策は立てていません。

コミュ障には面接官との一対一の面接の方がまだ通る可能性があると私は思います。


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