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英語教育・英語学習に関する独り言13 - 英検の結果について

英検S-CBT(2級)を受けてきた」の記事で英検受験について書いたが、昨日、合否の閲覧が可能になったというメールが英検協会から届いていた。結果は合格(当たり前だ)。

技能別正答数

Readingでは5, 10, 15, 20, 25, 30, 35番の7問を意図的に間違えたのがしっかり反映されているし、Listeningでも5, 10, 15, 20, 25, 30番の6問間違いが反映されている。

「ん?」と思ったのがライティング。

Writing

構成と文法でそれぞれマイナス1点を食らった。構成はひょっとすると語数オーバーが原因?80~100語のところを敢えて120語で書いたのが機械採点的にはアウト?それは良いとして、文法でなんかミスったっけ?英検1級のペーパーのライティングではほとんど減点を食らわんかったのだが。


Speaking

スピーキングでは「もう一度聞く」をクリックできるところではすべて「もう一度聞く」を2回クリックしているのが減点されたっぽい。あくまで業界の噂だが、対面のスピーキングでも

1回だけ聞き返す=減点されない
2回以上聞き返す=減点される

という採点基準があるとされる。S-CBTもその採点基準を引き継いでいる可能性が大。

アティチュードの3点はなかなか取れないことで有名だが、あっさりと達成。これもあくまで業界の噂話だが、試験官は・・・おっと、あんまり書きすぎるとやはりマズいか。S-CBTでアティチュードがどのように測られるのかは、実は業務の一環として英検問い合わせ窓口にしつこく問い合わせしたことがある。アティチュードだけではなく、いろんな疑問をぶつけさせてもらったが、答えてもらったのはそのうち1割ほどだけ。しかも、その1割のうちの半分は誤った情報か、あるいはテスト会場ごとに事情が異なっているらしい。頼むで英検協会・・・

閑話休題。スピーキングのアティチュードの採点については、実はとある仮説を立てて本番に臨んだ。それは週明けに会社の教務スタッフ陣にシェアする予定。これについては企業秘密にするためにあまり書けないが、おそらくアティチュード満点は対面よりもS-CBTの方がはるかに達成しやすそう。これ以上は言えない。興味のある人は自身で実験されたし。

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