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泣きながら茶碗蒸しを蒸す。

ブラック企業に勤めて9か月経過。

辞めたい辞めたいと毎日考えていたのにもう9か月。
精神の逃げ場を作っていたことがここまで耐えてこられたのだと思う。
ブログや日記を書く、ユーチューブを見漁る、k-pop、歯の矯正、
始めてから2シーズンも経過したのに一回も案件を獲ることができなかった
クラウドワークス。
気持ちを整理させ、没頭させ、夢中にさせ、月々の働く理由となってくれた。クラウドワークスも、イラストで稼いでいっぱい貯金できるようになるという夢だけ見させてくれた。

いろいろな精神安定剤を駆使してここまでやってこれたが、もう限界になってしまった。秋、私の勤める飲食店は紅葉を見に来るお客さんで超満員だった。一年のうち最も繁忙期のこの季節に私は新しいポジションの仕事を主体的に、時には一人で回さなければならなくなったのだ。
1.2回ほどお手伝いポジションで入った後、予告なく今日からあなた主体でやるように指示を受けた。慣れない仕事に、繁忙期で業務量も多く人手不足。
紅葉の色付きが濃くなるとともに忙しくなってゆき、やってもやっても終わらない仕事にとうとう私はパニックになって泣いてしまった。
静かに、茶椀蒸しを蒸しながら、おでんを煮ながら、オーダーをこなしながら、一人で泣いた。すべてがいっぱいいっぱいで、一生懸命にしていても自分がしたいことの半分も終わらない状況。業務量が多いポジションにもかかわらず、手伝ってくれる人もいない。この先もこれが続くと思ったら恐ろしくて涙も鼻水が止まらなかった。
マスクが鼻水で一面濡れてしまった。

次の日、出勤することが怖くなり私は当日欠勤してしまった。
そして寄り添いほっとらいんに電話を初めてかけました。

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