真味只是淡
【夜の茶会】
時間を味合う。
インスタントだ、即席だの、いきなり◯◯ー◯。効率化、省略、簡略化。
スピードを追い求められることが多々あるし、それによって生かされてる部分もあるから全て否定するわけではないが…
とりあえず、
“お茶が美味しかった”
それだけでいいのかもしれない。
何時間もかけて、味わい楽しむそれはワインにも通ずるところもある。
一煎目、二煎目 味わいの変化 茶葉の変化、香り、甘味、苦味、旨味
それももちろん重要な要素。
だけど
談話 ゆったりした時間 ため息
お茶と向き合うとまで言ったら大袈裟だけど
大袈裟でもなく
お茶とその時間に向き合う刻が、大事というか尊く感じた。
真味是只淡 しんみはただこれたん
味わいにも生き方にも通ずる好きな言葉。
茶の味わいさることながら
この特別な茶会たるものも特別なようで、ただただ淡い時間の一部なのかもしれない。
田島さんが、醸し出す空間もあったのであろう。
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