パラグアイに興味がある

恥ずかしいことに、わたしはパラグアイという国のことを何も知らずに生きていた。

念のため、名前を知らなかったわけではない。小学校低学年のころに読んだオヤジギャグ大百科とやらで「パラグアイ(腹ぐあい)が良くない」というダジャレでゲラゲラ笑ってた記憶はあるから。でも、思い出はその程度。

パラグアイは、4〜5年前に流行ったらしい。

わたしはそれを知らなかったが、カウテラ地区のランドフィル・ハーモニック・オーケストラと聞けば、ピンと来る方もいらっしゃるかもしれないが、今日はじめて彼らの存在を知り、不覚にも、YouTubeの紹介ビデオで不覚にも涙がこぼれてしまった・・・!

ランドフィル・ハーモニック・オーケストラとは、簡単に言うならば、ゴミ捨て場で暮らす人たちがゴミで作った楽器で演奏するオーケストラのことで、その存在だけでもはや感動する。ゴミ捨て場と音楽。このギャップ、恐るべし。

環境のせいにして生活を楽しむことを諦めるでもなく、

ゴミを受け入れることで妥協をするでもなく、

新しいものを買うわけでもなく、

今持ってる資源で楽しいことを作り出して、周りを感動させる。

そんな子供たちがいるなか、自分がどれだけ視野狭だったかも痛感し、今日は終始反省モード。

小さいころからの先入観で、ゴミ捨て場で育つと幻影旅団みたいになってしまうもんだと思い込んでたもんだから、凄まじいパラダイムシフトが起こってる。パラグアイ、要チェックや。

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