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卵おぼろ汁はやさしい想い出

今夜はとても久しぶりに卵おぼろ汁を作りました。

おぼろ汁は春秋のお彼岸やお盆に仏前に供える涌谷町の精進料理。
今でも正月の16日、春秋のお彼岸、お盆には欠かせない行事食として親しまれています。
おぼろ汁は朧月夜(おぼろづきよ)のようにかすみ、ふんわりと浮いている豆腐の姿から名付けられたと言われています。


◆卵で作った「卵おぼろ汁」


この卵おぼろ汁は、大好きだった今は亡き祖母が食道がんを患い、喉に固形物が通らなくなってから、少しでも口から栄養を摂って欲しいという思いを込めて祖母に作ってあげた最後の料理です。

亡き祖母は、ワタシが生まれてから一番最初に大好きになった人間で、
祖母と過ごした日々が無かったら今の自分にはなっていなかっただろうと強く思えるほど、ワタシの人生に影響力があった存在だと思っております。


祖母はお椀に入った卵おぼろ汁をゆっくり眺めながら、、、

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