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SHElikesライターコンペが気になるけど自信がなくて挑戦できずにいるあなたへ

ライターコンペで受賞するような人は、ひとつの記事をスラスラ書いていると思っていませんか?

実はわたしはそう思っていました。

文章を書くときは毎回難産すぎて、こんなに時間がかかってしんどいのは書く才能がないせいだと思っていました。

「書ける」人たちはこんなに困っているはずがない。

そんな考えが変わったのは、ある人にお話を聞いたときからでした。

転機はある人へのインタビューから

▼「ある人」

SHElikesライターコースの課題で、彩湖あにぃさん(あやこさん)にインタビューをさせてもらいました。現在あやこさんはフリーライター・作家としてご活躍ですが、インタビュー時点ですでにSHElikesライターコンペ上位常連でした。

あやこさんの軽快で最後まで一気に読ませる卓越した筆力に憧れていたので、(自分のインタビューや執筆の腕前はともかく)興味深いお話が聞けるに違いない、という下心からお願いをさせてもらったのでした。

▼そのときのインタビュー記事がこちら。

話を聴いているうちに、あやこさんも文章を書くのがしんどいと感じた時期があるとわかってきました。わたしが魅了され、一目でファンになってしまったライターコンペ1位受賞記事にもとても時間をかけているし、執筆中自分には才能がないと思いつつ、提出締切ギリギリまで悩んで、でも「参加することに意義がある」と言い聞かせながら提出したというのです。

あやこさんの文章、才能があふれんばかりなのに。
意外すぎる…!!

あれだけの文章を書ける人は、スラスラ書いてるイメージだったのです。

そして思いました。

これだけの文章を書く人だってこれだけ悩んで書いてるんだから、わたしだって悩んで当然だ。

というか、悩むような段階じゃないわ、わたし…!!!

ライターコンペ初挑戦

次の月のライターコンペのお題はたまたま「お、これならわたしにも伝えたいことがあるぞ」と思えたので、着手してみることに。

それがこの記事です。(テーマ:サードプレイスの作り方)

これを書くのもびっくりするくらい時間がかかりました。皆さんの想像の3倍くらいかかっているはず。そして「うおお~~書く才能がない」「こんな下手な文章出すと審査員の方のご迷惑になるだけでは」「公開?公開するの?恥ずかしすぎるー!誰にも読まれたくない!!」とひととおり悶えました(今だから言えます笑)。

でも、そのたびにあやこさんの「参加(提出)することに意義がある」を呪文のようにとなえ、締切10分前に提出しました。

結果発表の日

結果発表までは2週間ほど。忘れもしない、年の瀬迫ったクリスマスイブでした。結果発表が行われるslack(※当時はslackだった)から通知がありましたが、なかなか開けませんでした。

せめて…せめて8位までに入賞してたら励みになるけど…添削もされたいしな…(※入賞するとプロライターさんに添削してもらえる)

いやでも…今回は提出しただけでよしとしよう……自分のなかで、大きな第一歩!

ひととおり逡巡して、深呼吸して、結果発表の投稿を見ると、一番上に自分のslack名と同じ名前がありました。
でもよくある名前なので、「あ、同じ名前の方が1位!おめでとうございます!」と思いながら、受賞記事のリンクをクリックすると、見覚えのある記事が開きます。

この記事が1位????

初めて挑戦した記事が1位???

「何かの間違いでは?」とか「自分に都合がよすぎる。夢オチか???」しか思えませんでした。

このツイートをしたのはそれから数時間が経ってからのことです(笑)。

受賞後の変化

「初挑戦のコンペで1位をとった」と、それだけ聞くと、もともと文章がうまくて自信まんまんに提出してそうなイメージがありませんか?

実際はこんなもんです。もだえながら書いているし、自信なんて全然ないし、受賞したところでしばらく信じられませんでした。

▼1か月後のツイート

2回目は2位でした。このときまで、夢オチ?まぐれ?と疑っていたという(笑)。

でも、2回受賞してみて、同じように受賞した方の文章(見事な文章ばかり)を読み、シーメイトさんからも嬉しい感想をたくさん寄せていただき、審査を担当されていたTAさんからも身に余る言葉をいただき……

そこでようやく「あれ、自分の文章って自分が思うほど悪くないのかも?」と思えたのでした。

そこから、自分の文章を人に見せることが怖くなくなり、外部のライティング案件に挑戦できるようになりました。

▼SHElikes公式さんにもご紹介いただきました♪

自信がないまま一歩踏み出そう

自分の文章のよいところや直すべきところを、自分で客観的に見るのは本当に難しい。自分ではわからないので、外に出してみないと始まらないんだと思うのです。
別にライターコンペでなくてもいいとは思うのですが、初めて外に出す場としてはすごくよかった、と感じています。

何人も同じテーマで書くので、その記事を読むのも勉強になります。「この切り口があったか…!」「この具体例わかりやすい!」など発見があって、やはり、実際に参加しているかどうかで学びの深さがちがうと感じました。

ライターコンペ、「参加することに意義がある」ってほんとだったなと思います(あやこさんに感謝)。入賞しようがしまいが学びがある。参加してこそ見える景色がそこにあります。

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