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「この世界がどんなに豊かで、たくさんの可能性があるかを描きたかった」

2021/3/21 映画記録no.30「千と千尋の神隠し」

ジブリ作品は、基本全部好きですが、
千と千尋の神隠しは、殿堂入り。
トトロと、千と千尋とは、もう完全に殿堂入りです。

順位なんて、そんな。笑
私の中で、この2作は特別なんです。大好きです。

今日は、「千と千尋の神隠し」についてまとめていきます。


作品について。

現代日本を舞台に、10歳児の少女千尋(ちひろ)が、
迷い込んでしまった神々の世界で、
奮闘し成長していく姿を描く冒険ファンタジー。
日本での興行収入308億は歴代1位で、いまだに破られていないと。

「アナ雪」や「君の名は。」も大ヒットしましたが、この2つでも250億。
いかにこの作品がヒットしたかがわかります…
世界的評価も高く、英語バージョンでも上映されたことがあるそうです。

宮崎駿監督の思い。

少女たちのために作られた

主人公・千尋と同年代の少女たちのために作られたそうです。
千尋は「どこにでもいる少女」としてデザインされたヒロイン。

宮崎監督は普段からジブリ関係者の子どもたちと親しくしており、
彼らのことを「小さな友人」と呼んでいます。
千尋のモデルとなった少女も「小さな友人」のうちの1人です。
そんな監督だからこそ、
子どもたちへ伝えたい思いも特に強かったのかもしれませんね。

本作では、千尋が厳しくも美しい世界で奮闘する姿が描かれています。
宮崎監督はそんな世界を舞台にすることで、
「この世界がどんなに豊かで、たくさんの可能性があるかを描きたかった」とコメントしています。

そして本作について、
「僕は彼女たち(少女たち)に『大丈夫、あなたはちゃんとやっていける』
と本気で伝えたくて、この映画を作ったつもりです」
と語りました。


なんと、舞台化!

2021年2月26日、東宝創立90周年記念作品として、
舞台化が発表されました。
公演は、2022年2月・3月に帝国劇場、4月に大阪、5月に福岡、
6月に札幌、6月・7月に名古屋で上演予定だそう。

千尋役は、Wキャストで、
橋本環奈ちゃんと、上白石萌音ちゃんが出演するとのこと。

えー、どっちも見たい。どっちも見ようかな。よし、どっちも見よう。

このサイトにインタビュー記事が掲載されていました。
さらにワクワクしました。
来年の5月が、待ち遠しくてたまらないです。まだまだ先なのに。笑


私が好きなシーン。

ハクにおにぎりを貰って、涙を流しながら頬張るシーンとか、
ドラゴンボールみたいに湯婆婆が、「かめはめ波」をするシーンとか、
釜爺目線から見る薬棚の光景とか、
必死に炭を運ぶススワタリの可愛い姿とか、
カオナシが人を飲み込んで、どんどん気持ち悪く変化していくシーンとか、
千尋のお父さんとお母さんが食べる、
丸くてトロトロしている白い食べ物って何かな、とか。

すぐにでも思い出せるシーンはたくさんありますが、
私が1番好きなシーンは、
湯婆婆の双子の姉、銭婆が千に編んでくれた髪飾りを結ぶシーンです。

青のような、紫のような、ピンクのような、
キラキラとした髪ゴムを千のポニーテールに結んでくれるんです。

その光景がとても綺麗で、美しくて、
このシーンがすごく印象的なんですよね。
小学生の頃、このシーンを見て、紫っぽい髪ゴムをお店で探した記憶があります。似たようなものが欲しかったんでしょうね。

結果的にエンディングで、この髪飾りは千尋を助けてくれます。

その意味も含めて、「髪飾り」のシーンがお気に入りです。


まとめ。

ネットで調べてみたら、
千と千尋の神隠しの裏話とか、謎とか、都市伝説とか、
たくさん記事がありましたので、
私は、シンプルにどんなところが好きかをまとめてみました。

ジブリは好きだし、千と千尋も大好きだけど、
「オタク」ではないので、そこまで詳しく書くことはできず…笑

この作品を見たのは、きっと小学生だったはずです。
今から10年以上も前のことなのに、
どんな話だったか、どんな映像だったか、どんな表情をしていたら、
これだけ鮮明に思い出せる作品って、あまりないと思います。

きっと、どの人にとっても印象的で衝撃的だったから、
これだけ世界で愛されている作品なんだろうな…

そして、来年舞台化もされるということで、
絶対見にいきたいと思っている人も、たくさんいるかと。
私みたいに、2回見に行こうって企んでいる人も、絶対いる。笑


こうやって、ちょっと昔の作品がまた映画館とか舞台で見られるのは、
エンタメ好きとしては、とても嬉しいですね。

あのキラキラ髪飾りは、どうやって作るんだろう…


おりょう☺︎

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