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個性は、”最大の武器”になる。

2020/9/20 映画記録no.6「グレイテスト・ショーマン」

この映画を初めて見たときは、震えましたね。
友人に勧められて、私の自宅で見たのですが、
キャストさんそれぞれのインパクトと、圧倒的な歌唱力。
思わず、口が開いて見入ってしまったことを今でも覚えています。

今日は、何回でも見たくなる、
『グレイテスト・ショーマン』についてまとめていきます。


詳細・公式ホームページから。

この映画は、2017年にアメリカで製作されたミュージカル映画です。
音楽を手がけたのは、『ラ・ラ・ランド』で歌曲賞を受賞した、
ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビだそう。

ちなみに、この映画の制作が始まったのは2009年からだそうで、
第81回アカデミー賞を受賞したヒュー・ジャックマン、
その時のパフォーマンスに目をつけたローレンス・マークが、
一緒に映画を作ろうと誘ったそうです。

世界が、日本が、大熱狂!
“すべての人が輝く”心震える感動のミュージカル・エンターテインメント!

19世紀半ばのアメリカ。幼馴染の妻と子供たちを幸せにすることを願い、
挑戦と失敗を繰り返してきたP.T.バーナムは、
ついにオンリーワンの個性を持つ人々を集めたショーをヒットさせ、
成功をつかむ。しかし、彼の型破りなショーには反対派もいた。
若き相棒のフィリップをパートナーとして迎え、
彼の協力によりイギリスのヴィクトリア女王に謁見するチャンスを得た
バーナムは、そこで美貌のオペラ歌手ジェニー・リンドと出会う。
彼女のアメリカ公演を成功させ、一流のプロモーターとして
世間から認められようとするバーナムだったが……。
キャスト
P.T.バーナム:ヒュー・ジャックマン
フィリップ・カーライル:ザック・エフロン
チャリティ・バーナム:ミシェル・ウィリアムズ 
ジェニー・リンド:レベッカ・ファーガソン
アン・ウィーラー:ゼンデイヤ
レティ・ラッツ:キアラ・セトル

監督:マイケル・グレイシー
楽曲:ベンジ・パセック/ジャスティン・ポール


この映画から、伝わってくるものとは。

タイトルにも書きましたが、
「個性は、最大の武器になる。」これに尽きると思います。

本編では、身体的もしくは人種的に差別を受けてきた人々を集めて、
興行を打ち始めていきますが、
彼らに対して「みんなと違うから面白い」と、
バーナム演じるヒュージャックマンは伝えます。

これまで不快な見世物として散々酷い扱いを受けてきて、
心を閉ざした状態だったのに、
だんだんとメンバーの表情が明るくなっていって、
開放的になっていく姿が、すごく印象的です。

そして、世間の目も少しずつ変わってくる。

きっと、いろいろな文化があって、いろいろな人種がいて、
自由と平等を唱え続けているアメリカだからこその映画だと思います。
私はあまり洋画を見たことはありませんが、そう感じました。

世間の目、自分の意思、心の光と影、挑戦すること、失敗すること、
差別や偏見、家族や友人、
いろんな感情を詰めに詰め込んだ結果、
おそらく多くの人の心に刺さり、支持されている要因かなと思いました。


正真正銘の、応援歌。

本編の中ではたくさんの曲が生まれていますが、
その中でも一番好きなのは、キアラ・セトルさんの「This is me」

以下は、和訳込みの歌詞です。

I'm not a stranger to the dark
私は暗闇には慣れているわ
Hide away, they say
隠れてろ、人々は言うの
'Cause we don't want your broken parts
私の壊れた部品はいらないって
I've learned to be ashamed of all my scars
私は自分の欠点を恥じてきたわ
Run away, they say
どっか行け、人々は言うの
No one will love you as you are
誰もありのままのお前のことなんか愛さない、と

But I won't let them break me down to dust
でも私は誰にもゴミ扱いさせないわ
I know that there's a place for us
だって居場所がある事を知っているもの
For we are glorious
私たちが輝ける場所を

When the sharpest words wanna cut me down
鋭い言葉が私を切り裂こうとしても
I'm gonna send a flood, gonna drown them out
洪水を起こして、溺れさせてやる
I am brave, I am bruised
私は勇敢よ、私は傷つけられた者
I am who I'm meant to be, this is me
これが私のあるべき姿なの、これが私よ

Look out 'cause here I come
気をつけなさい、私が行くわよ
And I'm marching on to the beat I drum
自分で叩くビートにのって進むの
I'm not scared to be seen
見られることは恐れない
I make no apologies, this is me
謝ったりしないわ、これが私だもの

Another round of bullets hits my skin
無数の弾丸が私の肌に当たる
Well, fire away
えぇ、撃てばいいわ
'cause today, I won't let the shame sink in
今日は、恥ずかしさに落ち込んだりしないもの
We are bursting through the barricades
バリケードを突き進んで
And reaching for the sun (we are warriors)
そして太陽に手を伸ばすのよ(私たちは戦士よ)
Yeah, that's what we've become
えぇ、これが私たちにふさわしい姿よ

Won't let them break me down to dust
私をゴミのように扱わさせないわ
I know that there's a place for us
だって私たちの居場所を知っているもの
For we are glorious
私たちが輝ける場所を

When the sharpest words wanna cut me down
鋭い言葉が私を切り裂こうとしても
I'm gonna send a flood, gonna drown them out
洪水を起こして、溺れさせてやる
I am brave, I am bruised
私は勇敢よ、私は傷つけられた者
I am who I'm meant to be, this is me
これが私のあるべき姿なの、これが私よ

Look out 'cause here I come
気をつけなさい、私が行くわよ
And I'm marching on to the beat I drum
自分で叩くビートにのって進むの
I'm not scared to be seen
見られることは恐れない
I make no apologies, this is me
謝ったりしないわ、これが私だもの

...This is me
…これが私よ

And I know that I deserve your love
私は愛される価値があることを知っている
There's nothing I'm not worthy of
私にふさわしくないものなんて何もないのよ

When the sharpest words wanna cut me down
鋭い言葉が私を切り裂こうとしても
I'm gonna send a flood, gonna drown them out
洪水を起こして、溺れさせてやる
This is brave, This is bruised
私は勇敢よ、私は傷つけられたわ
This is who I'm meant to be, this is me
これが私のあるべき姿なの、これが私よ

Look out 'cause here I come
(look out 'cause here I come)
気をつけなさい、私が行くわよ
And I'm marching on to the beat I drum
(marching on, marching, marching on)
自分で叩くビートにのって進むの
I'm not scared to be seen
見られることは恐れない
I make no apologies, this is me
謝ったりしないわ、これが私だもの

I'm gonna send a flood
洪水をおこして
Gonna drown them out
溺れさせてあげるわ
(...this is me)
これが私よ

怖いくらいのチカラ強い言葉が並べられていて、
「This is me これが私よ」と自分自身を認めている、心の強さ。

私はあまり英語が得意ではないので、
洋楽がリズムを重視して聞くことが多いのですが、
この曲だけは、言葉の意味が知りたくなって思わず検索しました。

これを聞くだけで、本当に元気になります。

また、キアラの歌声を聴いたヒュージャックマンは、
インタビューでこんな言葉を残しています。

「キアラがあまりにも素晴らしいので、
誰かほかの人があの曲を歌えるとは到底思えない。
彼女が正直にレティの感情を表現しているから。
『This Is Me』は本当の自分を堂々と受け入れることを歌った美しい歌で、この曲を聴いた人は、みんな共感してしまうんだよ」と。

本当に、本当に素晴らしい。
こちら側に訴えかける想いがキアラさんから溢れ出ていて、
目をそらすことができなくなるくらい、圧巻の歌声と存在感なんです。

もし、見たことない方がいらっしゃったら、
ぜひ元気が欲しい時に見てみてください。
見終わったときは、爽快な開放感に包まれると思います。

そんなことを言ったら、私もまた見たくなってきました。
明日、TSUTAYA行こうかな。笑


おりょう☺︎


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