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老舗足袋屋「こはぜ屋」が作る、”陸王”が誕生するまでの企業再生感動物語。

た2021/1/14 ドラマ記録no.22「日曜劇場 陸王」

私は、このドラマを見て初めて、企業ドラマのトリコになりました。
”働く”にスポットライトを当てたものが多い、日曜劇場のドラマの中で、
私は「陸王」が1番好き。

キャストも豪華だし、好きな俳優さん・女優さんが出てて、
そして何より、感動的なストーリーには本当に拍手。

今日は、こちらのドラマについてまとめていきます!


作品について。

「陸王」は、2016年に単行本が発売された池井戸潤さんの小説です。
ドラマは、2017年10月、TBS系の日曜劇場でテレビドラマ化されました!
もう、あれから4年も経ったの?!ビックリです、、、。笑

主演を務めた役所さんは、
この作品は、第95回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(2017年)
最優秀作品賞を受賞。
さらに役所さんは、主演男優賞を受賞されています。

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■公式ホームページより

創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」
四代目社長・主人公の宮沢紘一を演じるのは、役所広司さん。
制作陣はドラマ化にあたっては、原作のイメージを膨らませ、
臨場感のあるドラマにするため、
埼玉県行田市を含めたロケーション・ハンティングのほか、
原作中に登場する走法の研究やランニングシューズの開発など、
細部までこだわり抜いた準備を進めています。
さらに、原作に描写されている「ニューイヤー駅伝」の様子を
ドラマに盛り込むため、
2017年の年明け1月1日にも『ニューイヤー駅伝2017』
(第61回全日本実業団駅伝)で、早くも撮影が行われました。
役所さんが演じる宮沢紘一は、
埼玉県行田市にある老舗足袋業者の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から、資金繰りに悩む月日を過ごしていた。
そんな折、銀行担当者とのやり取りを通じて、新規事業への参入を考え始める。その事業とは、足袋製造でこれまで培った技術が活かせる、
“裸足感覚”を追求したランニングシューズの開発だ。
新製品を開発するにはあまりに乏しい資金、人材、開発力—。
更には、世界的に有名なスポーツブランドとの競争。
何度も挫けそうになる宮沢だが、その度に家族が、従業員が、取引先が、
銀行の担当者が、そして知り合いを通じた新たな人脈が彼を救う。
果たして、ランニングシューズの開発は成功するのか?
そしてその先に「こはぜ屋」の未来はあるのか!?
たった一つの商品を愚直につくり続けてきた製造業者が、
仲間との強い結びつきをバネに今、一世一代の大勝負に打って出る!!

TBSが満を持してお送りする感動の企業再生ストーリー!!
2017年は1月1日から走り出すランナーとともに、
『陸王』が全力疾走します!!!

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■キャスト

役所広司
山﨑賢人
竹内涼真
上白石萌音
風間俊介
音尾琢真
和田正人
阿川佐和子
小籔千豊
志賀廣太郎
光石研
キムラ緑子
市川右團次
ピエール瀧
寺尾聰

■コメント

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役所広司さん
原作の中で “私は『陸王』というシューズを企画して、
試行錯誤しながらここまで来た。
その過程で色んなことを学ばせてもらったけど、中でも特に、
教えられたのは人の結びつきだ”と言った宮沢社長は、
決して経営者として才能ある人物ではないけれど、
彼には、人を惹きつける不思議な魅力があります。
その魅力を試行錯誤しながら、見つけていこうと思います。
たくさんのユニークで魅力的な登場人物たちと
ドラマの中で会える日を楽しみにしています。
山崎賢人さん
宮沢大地と同じ23歳になる年に、この役に巡り会えてとてもうれしいです。熱意もなく、自分が本当にやりたいことも分からず悶々としている中で、
こはぜ屋の人たちが持つ情熱や義理人情に触れて、
大地がどう変わっていくのか。
その様がこれから社会に出ていく皆様の力になることを願っています。
足袋作り百年ののれんを掲げるこはぜ屋。
その伝統を背負いながら挑戦をやめない親父の背中から、
いろんなものを感じて、大地として生きていきたいと思います。
竹内涼真さん
茂木裕人にすごく運命的なものを感じています。
怪我で一線を退いてしまうスポーツ選手はたくさんいると思います。
僕もその1人でした。
その中で怪我から気持ちを切らさず這い上がる茂木裕人を、
僕自身の経験と照らし合わせながら自分にしか出来ない茂木を
繊細に表現していきたいと思います。
また、テレビ中継や ニュースなどではあまり描かれない選手をサポートする企業、スタッフ、シューズ等、人と人との繋がりや支え合う姿にも注目していただければと思います。
茂木裕人という魅力的なこの役を1話1話ストイックに全力で演じ、
皆様に愛される作品になるよう頑張ります。

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刺さりまくる、熱い言葉。

このドラマは、名言の宝庫だと思います。
崖っぷちの状況で、みんなで力を合わせて奮闘し続ける、
その絆の強さと、一人一人の意思を貫く潔さに、
感動以外の、言葉が出てきません。(自分の語彙力を恨みます。笑)

では、名言をどうぞ。

全てで頑張っている奴が、全ての賭けに負けることはない。
いつかは、必ず勝つ
値段のつかないものにも、価値はあるんです。
同じ仕事でも、ただ金のためにやらされるのと、
一緒に同じゴールを目指して挑戦するのとでは、全然違う。
そこにはが生まれる。その絆が次のビジネスチャンスを生むんです。
100年前に足袋を作り始めたときも、
絶対に上手くいく保証なんてなかったよね?
でも、その挑戦があったから今があるわけだ。
将来のこと考えたら、古いものを守るために
古いことばっかりやってちゃダメなんじゃないかと思うんだよ。
俺たちが普段何気なく使ってる色んな物は、
作った人間の物凄い努力で完成されたもんなんだなって思ったよ。
自分の子供に後を継がせてやることも出来ず、
時代の流れに負けて消えていく技術や伝統はたくさんあります。
しかし、こうして形を変えることで、新しく生まれ変わる事が出来る。
そういう文化を子供たちにも身近に感じてもらって、
次の時代に継承していってもらいたいなと、
そういう思いを込めて私達はこのシューズを作りました。
このシューズの構造については、もちろん自信を持っております。
それ以上に、敢えて言わせて頂くと、
これは、日本人が履くべきシューズです!
ぜひ、このシューズをこの国の未来を担う多くの子供たちに、
履いて頂きたいと、今日はお願いにやって参りました。
困難であろうと、これを乗り越えないことには、次に進めない。
たっだら、そのために戦うしかない。時間と体力の許す限り
無駄なことかもしれないけど、無意味なことじゃない。
本当のプライドってのは、看板でも肩書きでもない。
自分の仕事に対して抱くもんなんだ
好きなことをやれ。見栄を張ってカッコつけて、
本当に好きでもないことをする人生ほど後悔するものはない。
絶対に代わりがないのは物じゃなくて人だ。なぁ、ダイチ。
お前っていう人間はこの世にたった一人しかいねぇんだぞ。
代わりはいねぇんだ。
だから、もっと自分にプライドを持て。ただの部品にはなるな。
会社の大小や肩書きなんて大した問題じゃねぇ。
本当に大事なのは、自分と自分の仕事にどれだけ胸を張れるかだ。

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「陸王」を通して、学んだこと。

それは、やっぱり、好きなことを貫くことでした。

耳にタコができるくらい私が大切にしていることですが、
やっぱり、これに尽きると思います。
「好きなことを貫く」人は、本当に強い。

自分の会社を守るため、もう一度輝くため、
全ての登場人物は、自分の想いに真っ直ぐなんです。
どの立場にいても、思っていることは一緒で、
みんなみんな、色んなことを考えて、奮闘して、戦っている。

感情移入しすぎて、何度涙をして、拳を握ったことか…笑

演技派揃いのキャストさん。
憎たらしい人物が多すぎるけど、それがまだ良いんです。笑
その迫力のある風貌と、重みのあるセリフ、
お互いの心を揺さぶるストーリーがたまらない。
緊迫感のある物語に、本当に引き込まれます。

そして、こはぜ屋で働く人たちが大好きなんです。
老舗だからこその、お互いを支え合う、
仲睦まじい雰囲気が素敵だな〜と思います。
個人的に、社長の背中にバシッと喝を入れる阿川さんが好きです。笑

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信じること、信じられること、信頼すること、信頼されること、
それが如何に大事なことなのか、
そして、人は何のために働くのか、働いているのか、
社会人になった今、このセリフを読むと、
当時よりも心にグサグサと刺さる気がしますね。

私も、走るぞ!!!!!

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陸上好きはもちろん、
世界がこんな状況で、「働く」ことが億劫になっている人や、
何気なく進む日常に、何か刺激が欲しい人だったり、
無意識に、熱い何かを求めている人だったり、
そういう方に、ぜひ見て欲しいドラマです。

とてもオススメです。本当に。


おりょう☺︎



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