私は今、日向の道を歩けているか。

2021/11/23 ドラマ記録no.67「カムカムエブリバディ」

毎日8時からの朝ドラは、相変わらず見ています。カムカムエブリバディ、素敵な作品だなと改めて思います。

今日の放送は、戦争による空襲で安子の母・祖母が亡くなるというシーンでした。「お店を見てくるから防空壕で待っておけ」と2人に言った父は生き残った。膝をついて呆然としている父を安子は見つけます。父はただ泣き叫んで、安子も呆然としている。

そんなシーンで今日の放送は終わりました。

なんて残酷なんだと改めて思います。戦争って本当に酷くで、どうしてそんなことをしたのか、罪もない人たちが無差別に亡くなっていく。そんな時代が日本にもあったこと、その時代を乗り越えた今があること、心が痛くなります。

今日ここに書いていくことは、先週の放送でとても印象に残った言葉です。この言葉を聞いた時、私はそうなれてるかな？と自分に問いかけました。

日向の道

無事、稔と安子が夫婦となり、神社でお参りをしているシーン。2人で手を合わせながら、稔がこう言うんです。

どこの国とも自由に行き来できる、どこの国の音楽も自由に聴ける、僕らの子供にはそんな世界を生きてほしい。日向の道を歩いてほしい。

このご時世難しいこともありますが、今の私たちは、海外を自由に行き来できます。どこの国の音楽も自由に聴くことができます。

ただ、できるのに「していない方」に私は含まれてしまう気がしたんです。

日本のパスポートは最強と言われている、とどこかで聞いたことがあります。基本、パスポートがあればどこへでも行くことができる。でも、実際はその最強パスポートを持っていたとしても活用している人は数少ないと言います。そのうちの1人に私も入っているんですよね。パスポートは持ってるけど、海外に行ったのなんて数えるくらいしかありません。きっと、私みたいな若い人は多いと思います。でも、海外に行きたい欲はあるんです。海外で働いてみたい、海外に住んでみたい、そういう気持ちはあるので、この暗闇を抜けたら行動しようって決めています。

最強のパスポートがあるなら、それを使わない手はないです。使ったもん勝ち、使えるもんは使いこなしたい。いろんな世界をこの目で見てみたい。自由に、いろんな国を、この地球を、楽しみたいって思います。

今の私は、「日向の道」を歩けているか？

この言葉を聞いた時、私はこう問いかけました。
即答で答えられなかった自分がいたことに、悔しい気持ちが芽生えました。

私たちのご先祖さまたちは、こういう思いを持って命懸けで色んな国と戦ってくれた。きっと私が想像もできないくらい悔しい思いも沢山あったと思います。学ぶことを制限されて、好きなスポーツもできなくなって、食べるものも限られて、毎日毎日怯えながら過ごして、想像を絶する光景があったのかと思うと、目を背けたくなります。

ご先祖さまがそんな日々を生きてきたからこそ、繋がって繋がって、こうして私はここに生きています。

昔と今は全く違うと思います。昔の苦労と今の苦労も全く違うし、生き方や働き方、何もかもが違うと思うけど、根本的なことは変わっていないんじゃないかな。

今の私は、ご先祖さまとちゃんと向き合えるような生き方ができているか、「日向の道」を歩けているか、これからも自分に問いかけて、改めて毎日を丁寧に過ごしていきたいと思います。

おりょう☺︎