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閉鎖的なこの2年は、きっと必要な時間だった。

2021/10/16 芸能記録no.59「改めて気付いた、家族の大切さ」

もし「カッコいい女優さんって誰?」って聞かれたら、あなたはどなたの名前を上げますか?
私は、必ず頭に浮かぶのが元宝塚の天海祐希さん、
おかえりモネに出演されている高岡早紀さん、そしてドクターXの米倉涼子さんです。

可愛くて美しい女優さんってなると、また話は別で、以前noteでも書いた石田ゆりこさん、その他には井川遥さんや麻生久美子さんも好きです。

今日、ネットを見ていて「そうだよなぁ」と改めて感じた記事があったのでまとめておきます。


家族のつながること

天海さんが主演をされている映画の宣伝での記事でした。本当は2年前、2019年に上映する予定だった映画がコロナの影響で撮影がストップ。2年越しに今年公開されることになり、この2年の中で感じことを天海さんはお話をされておりました。

今まで普通に会えていた人と会えなくなり、出かけたいところに出かけられなくなり――それまで当たり前だと思っていたことは、決して当たり前ではなかった。すごく恵まれていたんだと感じました。

私には夫や子どもはいませんが、家族の大事さにも改めて気がついた。とくに昨年は、毎日のように母に電話をかけていました。

当たり前だと思っていたことは、当たり前じゃなかった。
この言葉が私の心にもズシンと落ちました。コロナで失ったことも沢山あるけど、でもコロナがあったから気づけたことも沢山ある。それは悔しいけど、間違いなく事実で。

普通に会えていた人と会えなくなった、人と会うことを怖いと感じるようになった、行きたい場所にいけなくなって、やりたいことに強制的にストップをかけられるようになったし、誰が悪いわけでもないけど自身の環境は悪い方向に行くばかりで、やるせない気持ちをどこに吐き出していいのか、どうしようもなかった。

直にその影響を受けた身としては、改めて私はこれまで恵まれていたのだと痛感しました。

「元気にしてる?」「今日は何をしていたの?」とか、どうってことない会話なんですよ。とはいえ、生身の声でのコミュニケーションはメールとは違い、体温が感じられます。お互い「元気でいてくれれば、それだけでいいわ」なんて言い合って、じ~んとしたり。

それまで心では思っていても、家族なんだからわかっているはずと思い、あえて言葉にはしてこなかった。でも、家族だからこそ、ちゃんと言葉で伝えることが大事なんだと実感しました。

私も家族とテレビ電話を何度もしました。去年の年末実家へ帰れなかったときも、お盆で帰れなかった時も、家族で会議をするときや、何気ない話をする時も。

毎日のように家族のライングループは動いてるけど、実際に顔を見て話をするって、やっぱり違うんですよね。天海さんも仰ってるように、そこには“体温”がある。

家族のありがたみも、実家があるという安心感も、ずっと大切にしたいっていう思いも、改めて感じることができる2年だったと思います。

きっとこの閉鎖的な2年がなかったら、何も感じなかったし、気づけなかった。そのまま、当たり前は当たり前として生きていたんだろう、と考えると少し怖くなります。

良かった、っていうのも不謹慎ですが、間違いなく私の中で大きな変化だったので、改めて天海さんの記事を見て、この歳で気づけて良かったなと思います。


おりょう☺︎

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