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古民家に住んでいる話 19

今回はついにTRPG回。

11/7夕方頃、2名の来客があった。片方はいつもの風兎氏だが、もう1人がみこう氏(Twitter:y_mikou)という初来訪のフォロワーだった。みこう氏は俺がよく絡むフォロワーの中では最年長で、東方の二次創作歴も長い。小説をメインに絵や曲、ゲーム等広くやっており、なにより小説のレベルが高い。秘封lain合同の公募枠で入ってきたところで知り合い、以降時たまオフ会等している。ゾ邸に呼びたいフォロワーリストに入っていた。

駅で出迎えたところ、風兎氏が「みこう先生見て」と言うので見てみると、なんとガッツリ着物姿だった。これは嬉しい誤算だったと言えよう。風兎氏は終始「私はみこう氏を許さない」「一週間前に言ってくれたらなんとか自分の着物も用意したのに〜」「私だけ仲間外れじゃないかー」と嘆いていた。

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うーむかっこいい。パイプ姿がよく似合う。

俺も作務衣(普段着)じゃ見劣りするのでいつもの着物に着替えた。こちらは煙管だ。

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いやぁ良いね。2回目、3回目の来訪時に和服を持ってくる奴はいたが、初回から着物で来るとは流石みこう氏。

そういえばこの前日、生け花教室をやっている(いた?)祖母から着物が届いていた。先週末に電話が掛かってきて、何を言われるかと思えば「あんた着物着てるんだって?」だった。紋付の羽織、袴、帯等諸々入っていた。帯は不足していたので助かる。祖父の肩身という事になるのだろうか。

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羽織の裏地がなんともかっこいい。描かれているのは京都の土地数箇所。

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袴については、こんなものが入っていた。

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全然詳しくないのでこれがどの程度のものなのかわからない。誰かわかるかね?

それとこの結び方、再現できる気がしない。

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まあ紋付袴など普段着るものでもない。箪笥にしまっておこう。寧ろ正装が用意された分、手持ちの着物が着やすくなった。


家の案内後に応接間でエスプレッソを飲むいつもの流れだが、それを淹れる為のマキネッタはみこう氏が薦めてくれたものだった。更に今回は蜂蜜を入れまくる飲み方を教えてもらったのだが、これはかなり美味かった。ミルク一つと大量の蜂蜜を珈琲に入れるだけだが、なんとも旨みが増す。

同人や家の話などする内に夜になる―――話していて気付いたが、この家の住人は現在の4人で確定ではない。俺とヒカルは初めから最後までずっと住み続けるだろうが、他2人は就職と就職の狭間の住居としてここに来た為、住人は変わっていくであろう。時間の流れも独特だし、人生の狭間の家なのだな。

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そして本題はここからだ。応接間にて風兎氏が持ってきたダイスとTRPGのルールブックが出され、ミゾヲチ・風兎氏・みこう氏・ヒトケン氏の4名で大正CoC「魚人姫」が始まった。風兎氏がKP、俺は脳筋の特高、みこう氏は記者、ヒトケン氏は活動家のヤクザとなった。特高と活動家が同じPT・・・・・・。

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これまで何度かTRPGはやったが、何れもDiscord上のもので、この応接間で行うのは初である。ようやくだ。以下ハイライト。女装は変装に使った(みこう氏の提案)。

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やけに寄り道が多いプレイで、結局終わったのは朝7時頃だった。徹夜TRPGに満足と疲労が最大となり、各々さっさと床に就いた。


翌日、昼頃起床。皆全くの寝不足である。取り敢えず珈琲とパンケーキ。

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風兎氏とみこう氏は土日だが、日月には西君が来る事になっていた。落ち着く間もなく回収しに行く。帰り際には魔剤ときなこ餅を買ってきた。流石にカフェイン不足だった。

西君が加わると、話は同人や創作に戻る。みこう氏が出したカセットテープの小説、同人誌製作の実感・達成感の有無、絵といったもの。それと西君にも着物を着せてやったが、人に着せるのは難しいもんだな。身長にもよるものの、希望した客には着物を貸せん事もない(ちょっとめんどくさい)。

一頻り駄弁った後、夕飯前に風兎氏とみこう氏は帰っていった。次はクリスマスあたりに来てくれるかしら。

あとは翌日も含め西君と色々喋っていたぐらいか。つくづく、良くも悪くも西洋的な考え方をするフォロワーである。芸術の話ができる相手が他にほぼいないとの事だったが、現代芸術は俺もサッパリだ。

その折、デフォルメ絵があると便利だろうという話になりちょっと作ってみた。それが先の絵になる。同人イベントのオフレポぐらいしかメインの用途が思い付かんが、まあ良かろう。用途は機会が教えてくれる。

然らば。

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