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英語の学習は自分の想いや考えを文章で表現することから始めよう

私は海外で教育を受けたり、学校の成績が特別良かったわけでもありませんが、英語を学び、そして、ヨーロッパでエンジニア職に就き、その言語でミーティングやチームリード、そして、面接を提供したりしています。恥ずかしながら私の英語はいわゆる”成熟”されたものではありませんが、日本人として、その学習においてある一定の成果は出せたのではないかと考えています。ここでは、そんな私が英語の学習において学んだことを提供したいと思います。

言語の学習において一番大事なことは、その言語であなたの想いや考えを表現できるかどうかです。言い換えると、心の言語として身に付けようとしているかどうかです。例えば、”Apple”と聞いた時、”りんご”と日本語変換してから認識していますか?それとも、その単語を聞いて、赤く丸い形のものを頭や心で認識していますか?英語を学習している日本人の中には、日本語変換のステップをどうしても捨てることができず、心の言語を日本語にしたまま学ぼうとしている方が多いように感じます。そのままでは英語で表現することはおろか、認識することも難しいでしょう。

英語を心の言語として身に付けるためには、自分の想いや考えを英語で書くことから始めてみるべきです。そのプロセスでは、想いや考えをまとめ、単語や文法を調べることにつながり、そして、実際に文章を書き、書いた後、目で認識することによって、心の言語として根付かせることができるのです。そして、自分の想いや考えを表現している訳ですから、そこで用いた単語や文法は尚更身に付きやすいはずです。

また、反復して学ぶことも大切にしましょう。それは車の運転からも学ぶことができると思います。初めて教習所で車を運転したとき不器用であったかもしれませんが、自分の車を持ち運転することが習慣化すれば、体が操作を覚えてしまうでしょう。英語の学習において同じことがありました。学んだばかりの表現やフレーズを仮に100回繰り返した後、それが自然に出てくるようになりました。おそらく、心がその表現を受け入れてくれたからだと思っています。

言語の学びにおいて正解はありませんが、なぜ言語を学びたいのか理由を明確にしましょう。それが明確でなければ、心の言語にすることは難しいです。心の言語にする気がないのであれば、早めにやめたほうがいいかもしれません。なぜなら、日本語でも学ぶべきことはたくさんあると思いますから。

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