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第15回 ConTechLab2024 【建設業界の革新を牽引するDX:技術革新の未来を探る】開催


はじめに

建設業界のデジタル化とオープンイノベーションを推進するコミュニティ「ConTech LAB」は、2024年07月30日、建築現場で活用できるデジタルソリューションと題しました建設DXに関するオンラインイベントを開催しました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、様々な業界のDX化が進んでいます。建設業界も例外ではなく、デジタル化の急速な発展に伴い、業界構造や仕組みが変化しつつあります。

今回は、建築現場で活用できるDXツールについてどのようなサービスがあるのか、サービス導入のコツは何か、などについて登壇者の皆様よりご紹介いただきました。

イベント概要

日時:2024年07月30日(火) 13:00開始 15:00終了
場所:オンライン(Zoomにて開催)

12:45 開場
13:00 イベント案内
13:05 開会挨拶
13:10 取組み紹介① 株式会社 クラッソーネ
13:25 取組み紹介② 株式会社 プランベース
13:40 取組み紹介③ 株式会社 CONOC
13:55 取組み紹介④ DAC-NOTE株式会社
14:20 ソリューションQ&A「建設DX導入のコツと効果」
15:00 終了

<開会挨拶>
・林 大貴 
 ▷ConTechLAB事務局/ 株式会社桐井製作所 東京支店 イノベーショングループ
<パネリスト>
・川口 哲平
 ▷株式会社 クラッソーネ 代表取締役CEO
・武衣 貴志
 ▷株式会社 プランベース 取締役
・千賀 弘瑛
 ▷株式会社 CONOC Con-tech事業部 執行役員
・岡辺 スバル 雅之
 ▷DAC-NOTE株式会社 代表取締役CEO
<モデレーター>
・清水 穂高 

 ▷ConTech LAB 事務局



まずは、ConTechLAB 運営メンバー /株式会社桐井製作所の林氏より、ラボの取り組み及び桐井製作所ついてご紹介をいたしました。

建設DXに取り組み4社からの事業紹介


登壇企業① 【株式会社 クラッソーネ】

登壇セッション冒頭には、株式会社クラッソーネよりCEOの川口氏に自社の取り組みの大枠からビジネス内容までご説明いただきました。
株式会社クラッソーネは、解体業のDX化・空き家対策に関してビジネスを展開しております。
解体を発注する施主に対しても、解体工事をする施工店に対しても大きなコストメリットを発揮する枠組みを展開しておりました。
また、全国の解体工事に対応していました。

登壇企業② 【株式会社 プランベース】

株式会社プランベースより取締役の武衣氏に「補助金サポートサービス」に関してお話頂きました。
株式会社プランベースは、経済産業省の認定支援機関として、様々な補助金の申請サポートを行っております。
セミナーでは、建設事業者様が、ICT建機や測量機器等の最新設備を導入する際に最大7,000万円が支給される補助金についてご紹介頂きました。

登壇企業③ 【株式会社 CONOC】

続いて、株式会社CONOCより執行役員の千賀氏に、「CONOC建設業クラウド」のご説明を頂きました。
「CONOC業務管理クラウド」「CONOC現場管理クラウド」「CONOC建設クラウドストレージ」と連携をすることによって得られる費用対効果などについてお話しいただきました。
また、「エクセルのUI」に近い開発をすることにより、サービス利用の障壁を極力なくす努力をされておりました。

登壇企業④ 【DAC-NOTE株式会社】

登壇セッションの締めは、DAC-NOTE株式会社よりCEOの岡辺氏に、建設現場用タブレットCADアプリ「DAC-NOTE」のご説明をいただきました。
CAD図面に「紙に書くような感覚で」直接書き込みできるということを強みにサービスを展開されております。
業務効率化に関しても、
損傷図作成内業...2人工→1人工へ短縮...33,600円分削減
損傷図作成内業...8時間→2時間へ短縮...25,200円分削減
など、分かりやすい成功事例がありました。

ソリューションQ&A「建設DX導入のコツと効果」

最後に、登壇頂いた皆様に加えて、ContechLAB運営メンバー 對馬氏がモデレーターとして加わり、「建設DX導入のコツと効果」についてソリューションQ&Aを実施しました。

40分ほどのセクションでしたが、各社サービス導入にあたっての障壁(導入企業の規模感から生じる差異)や、導入後の費用対効果や期待できるパフォーマンス、サービスを導入しうまく運用するためのHOWなど、4社の皆様のご意見を伺うことができました。

終了後には、個別にお問合せも頂いており、複数のプロジェクトが立ち上がり始めています。今後も建設DXを切り口に様々なテーマ、エリアでイベントを開催します。登壇やコラボレーションをご希望の方はお気軽にお問合せください。

終わりに

今後もオンラインイベントの開催を通じて、建設業界のデジタル化・オープンイノベーションに関心のある方向けのネットワーキングを実施します。近日詳細を発表しますので、ConTech LABのウェブサイトか公式SNSアカウントをご覧頂けますと幸いです。さらに、国内外の建設テック動向の調査、とりまとめや、建設関連事業者とスタートアップの協業支援、マッチングも実施していきます。

ConTech LABとは
ConTech LABは、株式会社桐井製作所が運営する建設業界のデジタル化とオープンイノベーションをサポートするプラットフォームです。「建設業界のイノベーションに関わる人々のエコシステムを創る」をミッションに掲げ、定期的なMeetupイベントの開催や業界の業務効率化、建設事業者とスタートアップの協業支援など幅広く実施します。

桐井製作所とは
1964年会社設立。建築用金属製品の製造販売会社。内装建材のメーカー、商社としての機能をもち、顧客数は全国で5,000社を超える。
建物の天井、壁など内装仕上げに使用されている鋼製下地材で国内約40%のシェアをもつ業界トップ企業。
2005年の8・16宮城地震を機に耐震天井の研究開発を本格化させ、それまで認識されていなかった天井の耐震化という概念をつくり出して設計提案などを手がける一方、地方自治体や民間デベロッパーなどの施主に対して天井の耐震化の助言を行う。
耐震天井の施工品質向上のため日本耐震天井施工協同組合の創設にも協力し、メーカー、施工業者、設計者が一体となった耐震天井の導入、普及活動に注力している。

ConTech LAB WEBサイト・SNS一覧
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メール(担当:ConTech LAB 下尾)
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