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コルクラボマンガ専科の講義(半年間)を一気にふりかえる

こるく

約半年間(4-10月)あったコルクラボマンガ専科(第3期)が終わりましたーー!仕事忙しかったけど、ZOOM講義も全出席して課題も全部出せてなんとか成し遂げましたーー。(超まじ疲れた)

元々コロナの影響で、仕事に少し余裕ができたときに「逆に今なにか始めると周りと差がつけれるのではないか…?」という思いつきで学び始めたマンガの世界……

本当に楽しく学べました…!(初心者というのもあったと思いますが)。なので忘れないように、ここで学んできたことをnoteに数回にわけて紹介していきたいと思います。


まず第一回目では、前半に講義内容をぎゅーーーっと圧縮して書いたカリキュラム的なやつを一気に復習して、後半では個人的に気づいたことをまとめた雑感…という『二部構成』になります。


適宜スクロールで飛ばしなから見てみてくださーい!(15分以上かかってしまったらごめんなさい…)


講義内容(第1回〜第7回)

第1回講義 「マンガ家になるとは?」(講師:佐渡島庸平) 5月14日

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この講義ではコルク代表の佐渡島さんからのマンガを学ぶ上でベースとなる教えを聞いた回。しょっぱなから自分の仕事(広告・CM)と通じるものがあってすごく面白かった記憶。以下が主にまとめたもの。

面白いマンガは、型で作り「伝わる」を担保してる。プロット(ストーリー&演出)の型はだいたい決まってる(参考図書「SAVE THE CAT」「ベストセラーコード」)。だからプロットの型は暗記。個性(作家性)を出すのは感情。
だから自分の感情を動いた瞬間を、マンガで再現するのが良い(自分の感情が動いていないものは伝えきれない)。つまりは好きのおすそ分け。ちなみに人間の感情は32種類らしい(プルチックの感情の輪)。
漫画家は時間を『微分』できる。つまりシーンをどう切り取るか。淡々と描くよりも、思い切って一瞬の数秒を数ページで描いたり、逆に数年間を1ページで終わらせるなど、時間に強弱があると面白くなる。
才能は「観察力×暗記量×習慣化」。世の中を観察して基準を知ることで、「今だと何がウケるか」がわかるようになる。その為に普段から型を暗記し習慣づけておくことで、観察の解像度(質)が上がる。
まずは量をこなしてから、質を高める。量をこなす=トライ&エラーが沢山できる=1-10の質の段階を経験できる=観察の解像度も上がる。だからラフでいいので毎日1日1P漫画をSNSにあげよう。(まじかーーー!)

講義終了後は、初めてのZOOM懇親会。ランダムにグループに分けられ、次々と初対面の方と話す感じが合コンみたいだった。(合コン行ったことないけどw)


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第2回講義 「デジタルツールの使い方」(講師:CLIP STUDIO PAINT・
Wacom) 5月21日

この日の講義は主にクリスタの使い方を学んだ。結構テクニカルなことや時短方法、便利グッズも聞けたけど、最後まであまり活用できなかった…笑。

この日の懇親会では、Spatial chatというオンライン交流ツールを使用しての会だったけど、使い方がわかりづらくて「これってどう使うんですかね?」で終始話が終わってしまった記憶…笑。まだどんな同期か模索中な段階。


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第3回講義 「SNS戦略」(講師:佐渡島庸平) 5月28日

この日の講義は、SNSの特徴やファンコミュニティの作り方を学んだ回。SNS運営に試行錯誤し始めていた頃で、このタイミングはありがたかった。

Twitterはバズりやすいがクソリプ来る。マニアックな人が多い。Instagramはクソリプは来ないがバズりにくい。女性・リア充が多い。TicTokは10代。LINEは若い。Facebookは30-40代。
世界でいま一番読まれてる漫画アプリは韓国・中国。縦スクロール・オールカラーが世界標準。日本の著名漫画よりコスパ良く稼いでいる。今までは雑誌の原稿料だったが、数年後にはデジタルの原稿料が中心になる。
情報が大量にある時代なので、自分で選ぶのがしんどい。だから知り合いが勧めたもの(クチコミ)を信用するようになる。自分も発信することが大事。こまめに投稿するのが大事。(人は一日平均25回インスタを見てる)
今はフォロワーが少なくても、自分についたコアファンが広げるのを応援してくれる(イノベーター理論と似てるなぁ…)。ファンからのコメントで客観的なフィードバックが得れる。
SNSをメディアとして機能させるには、特徴(わかりやすいキャラ/テーマ を絞って漫画を描く)と編成(なにを・どこで・いつ発信するか決まってる)を設定することが大事。

ZOOM懇親会では初めて佐渡島さんと。自分の会社の人のこと知ってて、エンタメの世界は意外と繋がりがあるんだなーと。また別のルームでは「コンテさんの男子校マンガ読みたい〜」と言われ、描き始めたのでした。


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第4回講義 「「演技指導から学ぶキャラと演出のワークショップ」」(講師:遠藤環) 6月11日

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この講義では元TBSの演出家に演技について学んだ回。ドラマと漫画で、登場人物のアングルやちょっとした動作などで印象が一気に変わる…と学び、「これはCMでも同じだー」と共感したなぁ…。

(ドラマや漫画で)心が動くのは、ストーリーではなく、キャラの感情が分かった時。作り手が人の心を動かす為には「なぜその感情になったのか?」を突き詰めるのが大事。
そのコツは『人』『作品』を観ること。人はどんな感情の時にどの部分(例:まゆ)が動くのか、映画だとなぜ感動したのか等。映画は同じの2回見るとよりわかる。
台詞の「大小・高低・早遅・調子・休み・音圧」等で感情がより伝わりやすくなる。これによりキャラの個性が変わる。動作も入るとわかりやすい。でもなぜその喋り方・動作なのか、意図がわからないと人には伝わらない。
画面の構図によっても感情を伝えられる。例えば、煽りだと「威圧」を表現できるので、小池都知事のカメラアングルはあえて上からにすることで威圧を抑え「謙虚」を演出しているらしい。

この日のZOOM懇親会では、各ブレイクアウトルーム(マンガ専科ではいつも4-5人のグループに分けられる)を行き来できたので、同い年の同期「人見知りくん」と合流。1ヶ月経ち、みんなのキャラが徐々にわかりはじめる。


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第5回講義 表現実習1「想いを言葉にする」(山田ズーニー) 6月21日

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この日の講義は山田ズーニーさんによる5時間ぶっ通しの講義。計3回のワークショップを通して、自分の想いを相手に上手に伝える(説得)方法を段階的に学んでいく感じ。

伝えるには、意見(言いたいこと)と論拠(理由と根拠)が必要。ただそのまま事実を伝えただけでは、伝わりにくい(例:児童相談所に行ったので、社会福祉士になろうと思った)。ちゃんと考察(なぜを考える)を加えること。
考察を深めるために、自分自身にインタビューしまくること。 多角的に考えることが大事(時間:過去・現在・未来 )(空間:社会・世界)。自分で自分の心に繋がることが大事。そうすると自分の根本思想が現れる。

この日のペアワークの相手は凛愛(りえ)さん。自分の過去、現在、未来についての質問をお互いにしまくり、自分の中でモヤモヤしていたことを言語化していく作業に。凛愛さんがサバサバしててとてもやりやすかった笑。

そして56人の受講生全員の発表。課題は「自分を伝える」。自分は姉との関係性について話した。

先生が「冒頭に『自信がなくて…』みたいな言葉を入れてしまうと、それは言い訳の表現で終わってしまう。聞く側のモチベーションも下がるので、冒頭の一文は最初から決めておくこと」というのが、とても印象的だった。


この日はZOOM懇親会も無く終了…というか5時間ぶっ通しで身体と精神の疲れがどっと出て、そのあと即仮眠した…笑。


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第6回講義 「イラスト力アップ」(講師:佐渡島庸平) 7月9日

表題どおりお得感満載な講義だった…笑。名言と筋トレ手法をたくさん教えてもらったので、以下羅列!

「才能がない…」と言えるほど、それを見極める才能がそもそも自分にあるのか?なんでも後天性なので、回数を重ねよう。でもモチベ維持も大事なので、落ちた時は自分が(それを)好きなルーツを振り返ってみる。
センスの鍛え方は、まず流行で遊ぶこと。そじてそれと同じくらい歴史とルーツを調べること。そうすると「起源→最先端」が繋がり、時代が読めるようになる。長く続いているものには理由がある。
マンガ以外のことも勉強しておくこと(例:コーヒー)。dマガジンを雑に読むだけでも効果アリ。
「絵を暗記する」ことも大事(例:コアラと白熊を見ずに描けるか)。固有の特徴を覚えるのが絵の上達に繋がる。信号機や車は何度も見てるのに形や色がわからないのはアウトプットしてないから。まず動物を50匹を描く。
時間を決めて背景練習をしてみる。とにかく早く、毎日やる。10分で夕焼け描くとか。まずは質より量で、でも最後は質が大事。
普段から設計思想を読み解いてみる。(例:じゃがりこは何を大事にしているのか?→味はそこまで濃くはない…→あ、食感が重視してるのか!→かつ楽しくなりそうだ)

この日の懇親会は25人ずつに分かれての2グループ制だった。25人で話すと話題を回すのが大変で、「難易度高ぇ…」と何度も思った…笑。


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第7回講義 表現実習2「相手に響くように伝える」(山田ズーニー)7月18日

山田ズーニー先生のワークショップ第二弾。

前回は意見と論拠を中心に言語化したが、今回は『自分のメディア力(自分が言うなら何が一番信頼を得るか)』と『相手にとっての意味(有益か)』をひたすら掘り出す作業をした。

なのでペアワークも「具体的に伝えたい人を決め(例:親)、その人になりきって質問に答えていく」という特殊なものでした。自分は3歳からの幼馴染へのメッセージを考えたんですが、懐かしくて楽しかったー。

自分のペアワークの相手はヒヅメさん。ロジカルな考え方や、客観的に物事を見てしまうところがお互いに似てて、「わかるー!」が飛び交うペアワークでした笑。


この頃には懇親会以外でも勉強会(クリスタ使い方・広告漫画の描き方など)が有志で行われたりして、関わる回数も増え、よりキャラがわかるように。(でもこの時点でまだ誰1人として直接会ってない…笑)


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講義内容(第8回〜第14回)

第8回講義 「情報を正しく伝える描き方」(講師:ごとう隼平) 8月6日

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この講義から東京ネームタンクのごとう先生。これまで漫画が上手くなるためのコツや自分が表現したいことを言語化するを学んできた中で、ついに漫画を魅せる技術を学ぶフェーズへ。

「いい絵」とは伝わる絵。漫画でいうと、情報と感情をコマ割りで伝えること。でも感情はいきなり書けないので、まず出来事を的確(5W1H)に描く。ポイントは出来事をなるべく少ないコマで描くこと。どこを切り取るか。
「いい絵」とは魅力があること。つまり作者のこだわりたい演出ポイントが魅力になる。以下それがガチャで選べるサイトです。https://school.corkagency.com/workshop/skilllist.html

この日は仕事が立て込んでいたが、オンライン講義のおかげで会社の会議室で受けれた。こういう時ありがたみを感じる。ZOOM懇親会が終わったあとも、有志で懇親会を行い、この頃から部活ノリになってきた。(楽しい)


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第9回講義 「ストーリーとは何か」「物語に必須の5つの要素」(講師:ごとう隼平) 8月20日

前半仕事で出れなかったので、かきもち( https://note.com/kakimochi )さんのnoteを参考に書き出してます…笑(ありがとう)。僕のnoteは割と意訳で書いてるので、詳細を知りたい方はぜひかきもちさんの講義メモへ!

感情の時間変化は、出来事(アクション)→受動的感情(喜怒哀楽)→能動的感情(動機・欲求)という流れ。感情がないと、ただの解説漫画になる。マンガ、映画を見るときはこの流れを意識して観察すると良き。
感情を演出手法で描いてみる。(セリフは添えるくらいでOK) https://school.corkagency.com/workshop/emotion-skilllist.html ←ガチャ
キャラクターの根本思想(そのキャラのこだわり)によって、能動的感情(動機・欲求)は異なる。16personalitiesを活用して考えてみる。 https://www.16personalities.com/ja  ←元サイトはこちら https://school.corkagency.com/workshop/policy.html ←ガチャはこちら


この頃はZOOM懇親会後に、自主的に数人で集まり、共同で一つの漫画のネームを考えたりグループワークを進めたり。漫画は初心者だけど、本業目線(CMプランナー)で言えることもあったので、なかなか勉強になった。


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第10回講義 表現実習3「社会に説得力を持って書く」(山田ズーニー)8月29日

ついにラストワークショップ!!今回は、社会に対して説得力をもって書くこと。

発表テーマは「将来やりたいこと」。自分・社会背景・やりたいことの関係性を掘り下げ、文章の説得力を高める内容。

ペアワークはカワ3さんとほのぼのとやりとり。自分は「いじわるなことをいう人に対して、妄想の力で逃げる手助けをしたい」をテーマに発表したのですが、今思えばこれ最終課題(ハリボテちゃん)につながっていたなぁ…。

あと毎度50名程の前で発表するので、ZOOMプレゼンスキルが鍛えられるのが良かった。仕事でもだいぶ活かされました…!


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第11回講義 「コマ割り・演出とは」「『良い画』を選び作る方法」(講師:ごとう隼平) 9月10日

ごとう先生3回目はストーリーを知ること。

ストーリーとは、不完全な主人公が何かを得るまでの道のりのこと。構造でいうと「①こんな主人公が→②コレドナ感ある状況になり→③苦難を乗り越え→④何かを手に入れる」という4つの基本構成からなる。https://school.corkagency.com/workshop/ ←ガチャ引けます
さらに自分の「グッとくるポイント(フェチ)」を入れると魅力が増す。 https://school.corkagency.com/workshop/goodpoint.html ←ガチャ引けます
ストーリーを8枚の紙芝居にしてみる。例えばバディ漫画を描くなら「①情報(状況説明)→②コレドナ感→③したいこと→④相手のしたいこと→⑤対立→⑥キャラクター深部→⑦クライマックス(何かを得る)→⑧余韻」


この日のZOOM懇親会では「佐渡島さん+よく喋る5人」という組み合わせで、今までで一番しゃべりっぱなしで楽しかった思い出…笑。


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第12回講義 「感動とは何か」「感動の条件を知り意図して作る」(講師:ごとう隼平) 9月24日

ラストごとう先生…!講義内容は、自分のキャラをもっと理解し、もっと好きになるということ。

キャラには2種類あり、①自己投影タイプ(ラストで主人公が救われ何かの答えを得る)、②他社愛タイプ(ラストで主人公かっこいい!好き!になる)。自分は自己投影タイプで最終課題(ハリボテちゃん)キャラを作りこみました。
グッと来るポイント×2リスト
https://school.corkagency.com/workshop/moe.html
根本思想×グッと来るポイントリスト
https://school.corkagency.com/workshop/policy-moe.html
感動は3つの心の動きが揃うことで起きる。①意外性(驚くできごと)+②共感性(感情を味わえる)+③カタルシス(キャラが抑圧から解放される)

この日の懇親会の後に、男子メンツ+ヤチナツさん会をやり、ヤチナツさんにイラスト描いてもらいました〜。

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第13回講義 「マンガ家を一生の職業にしていくために」(講師:佐渡島庸平) 10月15日

講評前のラスト講義…この日は久々の佐渡島さん回。いままでの講義の理由を聞ける答え合わせみたいな回でした。目標管理(マンダラチャート)、著作権や健康の話も出てきた。自分の場合は仕事の両立だなぁ。

人のクリエイティブ力には成長段階がある。最初はみんな曖昧で模倣的なことしかできない。なのでまずエッセイ漫画を描くことで情報整理力を鍛える。そこから次第に感情を描けるようになり、エンタメ(絶対的で創造的なもの) が描けるようになる。初心者がいきなりアート(曖昧で創造的)を描くと再現性が低くなり、意味不明な漫画になる。

この講義の前にリアル懇親会があり、ついに同期のみなさんと出会えた…!(生きてた)ZOOM上でしか会ったことなかったので、意外と印象が変わる人がいて面白かった記憶。あと本名知れたりと、オフ会な感じも楽しかった。


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最終講義 「講師陣による完成ネームの講評」 10月25日

※「Making of ハリボテちゃん」を後日あげる予定です。


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コンテくんの雑感

ここでは個人的に思ったこと・変化したこと・成長できたことをつらつらと描きたいと思いますーー!


雑感① 本業の仕事(広告・CM)への好影響

5月からマンガ専科で学び始めてからの6月で、なんと自分のCM企画の採用率が一気にあがりました。その月だけで4本くらい決まった…。

それはなぜかというと、CMとマンガの共通点として「説明しすぎると嫌われる」という点。1日1P漫画を描くようになって、いいねがつく漫画を研究していくと……

説明(ナレーション)を読まなくても、絵とセリフでわかる感覚的な漫画がバズりやすいんだなと気づきました。つまり頭を使わなくてもわかる感じ。

タイムラインに流れる漫画もCMと一緒で、まずは「お、よさそう」と思われなかったら早送り(スクロール)されてしまう。

いままで自分のCM企画は、ちょっと説明的で「クライアントの要望には応えてるけど、それみんな見てくれるの?」な奴が確かに多かった。でも漫画を描くことで改善されたのはまず最初の変化だった気がする。


あとCMの絵コンテ描くのめっちゃ早くなりました。マンガ課題も初期の頃は3Pフルカラーに1週間掛かってたけど、今だと3-4時間で描けるように。仕事的に武器になりましたし、その分仕事量も増えました(白目)。


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雑感② 世の中(マジョリティー)の生活リズムを知った

Twitterに漫画を投稿する時間帯によって反応が違うのが面白かった(当たり前っちゃ当たり前なんですが)。あくまで個人的ですが、通勤時間や退勤時間はレスがよかったり、同じ平日でも水曜日は悪くて、月曜日は良かったり…

マジョリティーの生活リズムを知れたのは、お仕事的にも大きいかも知れない。これからも試行錯誤していきたい。

個人的検証によると、土曜日の19-22時の間に投稿すると(個人的に)バズりやすい気がします。土曜夜は夜更かしするのでSNSを見がち+日曜朝もわりと見がち+月曜朝も通勤中に見がち…という良き連鎖にのっかかれる。


あとメディアの形にも敏感になった。スマホの大きさに対して漫画の写植は見やすいか…って漫画を描き始めて気を使い始めたけど、いまや映像もスマホで見られるほうが多いから、あの画角で魅力あるもの作らないとなー。


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雑感③ SNSを(意外と)気にするようになった

コンテくんを始める以前から、個人アカは持っていてそれなりにSNSは精通してる方だと思ってた反面、SNSに悩む人々のことを別世界のように見てました。「めっちゃ気にしてて大変そうだなー」的な。

でも次第にコンテくんを運営していくにつれ、例えばフォロワーが一気に100人増えたときは「わぁ〜すごーい!」とだけ思うのに、フォロワーが1人でも減ると…

「え…まじ?自分なんか悪いことやったけ…?あ、あの投稿…ええーーあれで減っちゃうの?意味わかんねーー」と地味に悩んでしまう時期がありました…笑。あといいねが3000超えてくると変なリプも増えてそれもまた…。


だいぶ慣れてはきましたが、SNSやコミュニティにおけるメンタル維持って大事なんだなと実感(気にしない精神大事)。気にしないと思ってた自分でもちょっと気になったので、もっと繊細な人は大変そうだなと…。

仕事でSNSアカウント運営するときは気をつけようー。


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雑感④ ぼんやり思ってたことをすぐに形(漫画)にできるのが楽しい

漫画ってそれが魅力だなーって思いました。CMだと企画を通すのに時間かかるし、撮影して編集して、放送されてみんなから反応もらえて…って時間がどうしてもかかってしまう。

漫画は全部自分の力でやらなきゃいけない大変さはあるけど、すぐにドキュメンタリーもドラマもSFも形にできるって素敵だなーって。

そしてSNSにあげたら、反応がもらえてトライ&エラーができる。

そういう意味で、自分の脳内クリエイティブの新陳代謝がめっちゃできたのが良かったです。


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雑感⑤ 毎日続けるということ

日々続けること(継続)の大事さって小さい頃から知っているけど、いざ大人になると仕事が忙しくてできなくなってて。

でも今回のコルクラボマンガ専科で毎日描くようになって(自分の場合は仕事でCM絵コンテ描いた場合もカウントしてた)、すぐに絵が変わっていったのが面白かった。

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これが初めて描いたマンガで…(2020/4月)


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5月の終わりにはもう絵が変わっていた。(慣れもあるか…笑)


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んで半年後(2020/10月)。絵自体はそんな変わってないけど笑、前より他を気をつけれるようになった。(写植・コマ構成・フキダシ・色など)


この半年間、ほぼ毎日漫画は描いていたので「半年間コツコツやったらここまではできる」というモノサシができたのは、今後他ジャンルでも活かせれるように思う。(英会話始めるととか)


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以上くっそ長くなりましたが笑、講義ふりかえりまとめ以上ですーーー!

でもこれを全部読んだとしても、やっぱりコミュニティがなければ最後まで頑張れなかったし、漫画の上達具合も違ってたなーーと、この半年間を経て思いました。

また引き続きいろいろな振り返りシリーズ書いていければと思います。

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