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センター長の右腕になれるSV10の特徴(後編)

今回のテーマは、「センター長の右腕になれるSV10の特徴」のいよいよ後編です。

前回の5つのポイントは、覚えているでしょうか?

忘れていると思うので ^^; ちょっとだけ、おさらいしておきましょう。

(1)笑顔で、考え方がいつも前向きであり、人が自然に集まってくる

(2)オペレータさんに対する対応が公平である

(3)センター長と十分なコミュニケーションを取っており、先読みして行動できる

(4)理想だけを追い求めず、理想と現実の間のギャップを受け入れられる 

(5)お客様第一のマインドが高く、実践している

でしたね。

あなたは、前半5個のうち、何個できているでしょうか?

さて、今回は、センターの右腕になれる10個の特徴のうち、残りの5個について説明したいと思います。

6つ目です。

6、常に謙虚であり、自己評価が高すぎない

どんなに仕事ができるSVでも、謙虚さがなくなった瞬間、成長が止まります。

これまで、1000人を超えるSVを見てきて、本当に感じています。

歳を重ねたり、センター内の経験年数が長くなると、どうしても知識や経験があるため、時には、横柄な態度を取ってしまったり、 傲慢な気持ちを持って接してしまったりするのです。

また、人からのアドバイスにも耳を傾けられなくなります。

そんな時こそ、謙虚さを忘れてはいけません。

センター長の右腕になれるSVは、常に素直な態度で相手と接することができ、 全てにおいて勉強していく姿勢でいることができます。

では、謙虚さがどんなところに出るでしょうか?

それは、SVが作成した企画書や提案書の表紙や評価の時に現れます。

自分で作成した企画書や提案書。その表紙に名前を書いたりしますが、謙虚なSVは、自分のことを過度にアピールしません。

もちろん、自分が個人で作成して、個人で責任を持って発表したりする場合は、自分の名前を出しても良いのですが、自分が 作成したとしても、SVの総意として出す資料にも関わらず、自分の名前を出したがるSVがいます。

どうしても自分が作成したのだと言いたいのです。

何を隠そう、昔の私がそうでした。。。 センター長の右腕になるようなSVは、決して、自分の立場や実力をひけらかしたりしないものです。

また、評価の時期に自己の評価が非常に高すぎる人は、センター長の右腕なんかには、なれません。

こういう話をすると、じゃあということで、 自己評価をやたら下げるSVが出てきますが、そんなSVも右腕にはなれません ^^

自分のことを正しく評価できていないし、客観視できていないからです。

自己評価が周りからの評価とあまりズレないということが大切です。

自己評価が高くなく、かといって、低くつけすぎない、つまり ちゃんと自分のことを正しく評価できるSVがセンター長の右腕になれるのです。

あなたは、自分のことを正しく評価でき、常に謙虚に接しているだろうか?

7つ目です。

7、強いストレス耐性がある

センター長の右腕になるSVは、難易度の高いクレームを受けたり、センター内でオペレータさんや他のSVとの間にトラブルが生じても、後ろ向きにならず、 心も決して折れたりしません。

強いストレス耐性を持っているので、重クレームを受けた時もそうですが、センター内で起こったゴタゴタや人間関係で衝突した時に耐えきれなくなり、 センター長に異動や退職をほのめかしたりもしないのです。

「もうこれ以上無理です。辞めたいです!」と退職をほのめかすのは、ストレス耐性のないSVです。

センター長の右腕になれないのはもちろんのこと、そんなSVは、転職しても、また他の部署に異動しても、同じ場面で、また逃げてしまいます。

センターが危機的状況に陥っても、大きなイベントくらいに捉えて、ある種、それをゲーム感覚で楽しめるくらいの度量を持っているだろうか。

8つ目です。

8、本音を聞き出せる傾聴力がある

SVは、定期的にオペレータさんの面談をしていると思いますが、センター長の右腕になれるSVは、オペレータさんの建前だけでなく、 本音を聞き出すことができます。

しかも・・・・

聞き出してやるぞ!と意気込んで、聴き出すのではなく、自然と聞き出しています。

そして、本音を自然と引き出せるSVは、常にメモを取っています。

パソコンでメモを取るのではなく、ノートや手帳でメモを取っています。

オペレータさんからすれば、パソコンでSVがメモを取っていても、別の作業をしているのではないかとか、自分の話をちゃんと聞いてもらえてないのでは ないかと変に勘ぐっていたりするオペレータさんもいるのです。

ただし、メモすることは大切ですが、メモすることに必死なると、相手の目を見て話を聞くことができません。

まずは、話を聞くことに集中することです。

あなたは、オペレータさんの話を聞く時、目を見ながら、また適度にメモをしながら話が出来ているだろうか?

9つ目です。

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