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上野俊治です。「社長は、顔を出して前面にでるべきか?」衝撃の事実も・・・

●社長は、顔を出して前面にでるべきか? 衝撃の事実も・・・。

さて、本題です。

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社長は、顔を出して前面にでるべきか?

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社長が顔を出して前面に出てマーケティングしていったほうがいい!

 VS

いやいや、社長は前面に出ずにバックヤードで、仕組み化に専念して
事業を大きくしていったほうがいい」


ビジネス業界では、昔から2つの意見が議論されてきました。


僕も17年以上この業界にいるので、
いろいろ考えたりすることが多かったです。


なぜなら、どちらも
メリット・デメリットがあるからです。


うちのお客さんや経営者の友人もぞれぞれのタイプがいます。


それぞれの人たちの経過を17年以上見ながら出た結論とは?

そして、衝撃の事実も・・・。

それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

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社長が前面に出るメリットとデメリット

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メリット

・小回りが効くのでお客さんが集まるスピードが早い

・ファンが生まれ、リピートされやすい

・『参入障壁』が作りやすい


デメリット

・レバレッジが効きにくい、スケールしにくい

・社長がスキャンダルを起こして炎上すると大変・・・


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社長が前面に出ずバックヤードにいるメリットとデメリット

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メリット

・社長のパーソナリティに頼らなくていいので、
レバレッジが効く。事業がスケールしやすい。

・社長がスキャンダルを起こしても、
名前が知られていないので会社へのダメージが少ない


デメリット

・立ち上がりまでのスピードが遅くなる・・・。

・ファンが生まれない

・『参入障壁』がつくりにくい


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出た結論は?

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”社長が前面に出たほうがいい”


です。


なぜ、こういう結論に至ったのか?3つの理由があります


【理由1】圧倒的なスピードの速さはやはり譲れない


これは、立ち上がりの速さも、小回りの速さも。
なんといっても、集客スピードやファンができるスピードが速いです。

人間は、人間(キャラクター)のファンになるんですからね。

結局、


人間は、生物学的・本能的に、
”人間”に最も興味と感情を持ちやすい生き物


なんですよ。


これは、太古の昔からの「普遍の法則」です。


残念ながら、無機質の「物」や「概念」には、”人間”よりも
注意や興味を持ちにくいし、感情移入しにくいんですよね。


なので、やはり、人間が前面に出たほうが、
お客さんが注目してくれて、早く集まるのは、当然。

やはり、圧倒的に有利です。


【理由2】選ばれやすい


やはり、これはめちゃめちゃ大きいです。
世の中は、似たような商品やサービスが増殖しています。

差別化も、なかなか難しいのが現実。
いくら差別化したつもりでもすぐに、模倣がはじまります。


そんな中で、選ばれる理由として

「本人(売り手)が好きだから・・・」 は、
やはり最強なんですよね。模倣できません。


ファンに囲まれていると、経営が安定します。

いや、安定・・・というより

「強い」と表現したほうがいいかもしれません。


僕は、数あるビジネスの中で

ファンがつくれないビジネスは、絶対に選択しないほうがいい。

とさえ思っていますよ。


単なる「物」や「サービス」だけを売っていると
<ニーズ・時代・環境の変化>で、一瞬で吹っ飛ぶ可能性が高いからです。


しかも、今は変動が激しい時代ですし。


【理由3】参入障壁がつくりやすい


理由2と「対」になりますが、<ファンは浮気しにくい>です。

しかし、ファンからの感情移入がなく、
単に物やサービスだけを売っている会社、
他社と同じような機能・性能を提供している会社は、

必ず、さらに上の圧倒的資本力を持つ強者や大手に、

参入され、模倣され

さらに<低価格で攻勢>をかけてこられて

お客さんを持っていかれます。


たとえ、今は大丈夫だったとしても時間の経過で、必ずやられます。


これも「自然法則」かなと思います。


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でも、社長が前面に出ると、事業拡大、スケールしにくいのでは・・・・?

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と思う人も多いと思います。


たしかに、全国展開しているようなクリーニング店、美容室、居酒屋など
チェーン店などは、社長が前面に出ていない

「非属人性」な会社が多いのは事実。


しかし、よく考えてみると
社長が前面に出ている大企業もたくさんあります。

ソフトバンク=孫正義

アップル=スティーブ・ジョブズ

ジャパネットたかた=髙田明(前社長)

ZOZO=前澤友作

旧・ライブドア=堀江貴文

アパホテル=元谷芙美子

30個はいらないかな!!!


ぜんぜん、スケールできてるじゃん・・・・。

大企業じゃん!という結論です。


実は、ZOZOの前・社長だった前澤友作さんもインタビューで、

起業するなら、絶対、社長が前面に出たほうがいい

と言い切っていましたからね。


そして、衝撃の事実がこれ。

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社長はバックヤードにいて、
仕組み化でうまくやっていた会社が
2年で減衰している現象が多発


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これは、びっくりでした。


僕の周りでも、社長は顔を出さずバックヤードで仕組み化をして
どんどん拡大していた会社がありました。


社長が前面に出ないので、最初の成長スピードはゆっくりだったんですが、成長しはじめると、どんどん事業拡大していきました。

しかし、それから2年ほどで、
お客さんが大手同業他社のもっと安いサービスへ
流出していっている現象が多発しているんです。


(ほんとに最近、多く聞きます)

もし、それを防ぐとしたらどうすればいいのか?

ライバルがもう絶対に<追いつけないほど>の猛スピードでスケールさせ、

圧倒的シェアをとるしかないです。


でも、それは、相当な資本力がないと勝負にならない。

むしろ、中途半端なスピードでスケールさせようとすると
逆に、大手に見つかって参入されるだけかもしれません。


あと、他の方法としては、

調子のいいときに、早めに会社を「売却」するという方法でしょうか。

そして、また、新たな事業をつくるみたいな。


しかし、自分というキャラクターを売っていなかった場合、
また、ゼロからの積み上げになってしまうかもしれません



その点、ZOZOの元・社長 前澤友作さんは、

ZOZOの株を売って、会社を退き、また新たな事業を立ち上げた際にも、
立ち上がりが早かったですね。人もすぐに集まりました。


実は、このときに前澤友作さんが、さきほどのインタビューで


起業するなら、絶対、社長が前面に出たほうがいい


と言及してたんですよ。


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というわけで、”社長が前面に出ましょう”


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これが結論でした。


事業拡大できるか心配するのは、ソフトバンクやZOZOの規模より
大きくなってからでいいかもしれません。(笑)


最後のまで読んで頂きありがとうございます。
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