あなたはいま、何に投資をしていますか?
少し前に読んだレオス・キャピタルワークスの創業者であり、ファンドマネジャーの藤野英人さんの本の話です。
投資のHOW TO本ではなく、お金とは何か、会社とは何か、そして、最後に、投資とは何かを熱く語られています。
日本人の物事の捉え方、お金に対する考え方、投資、生き方について、自身の考えを交えながら厳しくもあり、愛のある示唆を与えて下さる内容です。心に刺さる一冊でした。
全体的に学びの多い内容ですが、私自身が印象深かった箇所を3つだけ備忘のため記録しておきます。
藤野さんのおっしゃっている考え方、スタンスを持って生きていくことが出来れば、世の中の出来事の見え方が少し変わるでしょうし、見え方が変わると、その分の何かを得ることが出来る(プラスの成長につながる)気がしますので、読んだことのない方は是非手に取ってみてはどうでしょうか?
文体も読み易いので、じっくり読んでも半日程度でサクッと読める内容です。
① 『真面目』とは何か
日本人の多くは他人が困っていても寄付もしないし、世界一お金に執着している民族であるのにもかかわらず、お金に対して、全く真面目な態度じゃない、、、
真面目とは、本気であり、真剣であり、誠実であること。そして、「本質とは何か」ということを、しっかり考えること
日本人のお金に対する態度や行動は、不真面目であるとしか言いようがない、、、
② 投資とは何か
投資=お金儲けの手段であり、リスクが高いという考え方が蔓延している。そもそもの投資に対する理解が足りていないと言わざるを得ない、、、
投資とは、いまこの瞬間に“エネルギー”を投入して、“未来からのお返し”をいただくすべて。
エネルギー =
情熱 × 行動 × 時間 × 回数 ×知恵 × 体力 × お金 × 運
未来からの恩返し=
プロダクト(モノやサービス )× 感謝 × 成長 × 経験 × お金
投資とは「明るい未来のこと」であり、お金は目に見えないエネルギーの一種に過ぎない(投資とお金の関係はone of themの関係)。最大のお返しとは、明るい未来のこと。
つまり、会社やビジネスに投資をすることは『直接的に、世の中を良くすること』であり、自己投資も『間接的に、自分を通して世の中を良くすること』、『消費することも投資』であれば、『選挙で一票入れることも投資』である。
③ 変化こそが安定につながる
本当の安定とは「成長し、変化すること」である。赤福しかり、チョコボールしかり少しずつ変わっている。何も変わっていないように見えて、最初の姿から大きく変化している。個人も企業も変化出来なければ、淘汰され潰れていくしかない。
この本を読むために投下した時間により、明るい未来のインプットを得られたので、投資としては成功と言えると思います(`・∀・´)ゞ
あなたはいま、何に投資をしていますか?
投資家が「お金」よりも大切にしていること
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