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今年の箱根駅伝とイノベーター理論

皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年は本日から稼働をしますのでよろしくお願いいたします。

さてさて、昨年も最初の記事で挙げたのはこの出来事、そうです、箱根駅伝です。
毎年毎年、箱根駅伝は楽しみにしていますが今年の往路はドラマが多かった!
1区、学連選抜という混成チームの無名選手、単騎の大逃げ、まさに天皇賞のパンサラッサ!
あっ、そういえば昨年1年noteを書いてきて気づきのひとつが
「競馬ネタは皆スキを押してくれない」
ということですので、今年は控えめにいこうと思います。

その無名選手に近づいてくる大集団、1区ゴール手前で足がつったような表情を見せ、2選手に抜かれる選手。
この選手、結果3着でゴール。
駅伝素人の私から見ても、最初、この選手は最初だけ飛ばして半分くらいの地点で失速するだろうな、と失礼ながら思っていました。
しかし最後の最後まで粘る、後ろから迫る集団が近づいてくるのをテレビで見ながら、この先頭の彼を応援している自分がいました。

そうです、
最初に飛び出すという目立ったことをすると世間は新奇性に対して警戒から入ります。(誰だあいつ)
そして今までの経験に寄せてくるのです。(すぐに失速するだろう)
しばらくすると、定着してきます(結構ねばっているね)
すると、少し愛着が芽生えて応援したくなります(がんばれ先頭!)

なかなか最初から飛び出す勇気を持てる人ばかりではないと思います。
この考え方をいわゆるイノベーター理論に当てはめてみましょう。
皆さんもご存じの方が多いと思います。
新しい商品が出たときにその商品を使うタイミングによりタイプ分類してあり、
早い順に
イノベーター(2.5%)、
アーリーアダプター(13.5%)、
アーリーマジョリティ(34%)、
レイトマジョリティ(34%)、
ラガード(16%)
という分類です。

簡単に言うと、
新しいSNSサービス出ましたーといってとりあえずやってみるのはイノベーター、
イノベーターがやっているのを見て面白そうじゃん、私新しいことやっているよ、とやり始めて紹介・拡散していくのがアーリーアダプター、
その紹介を見て、やばいなこのサービス何だか流行ってきたな、乗り遅れるとまずいぞ、と思ってやり始めるのがアーリーマジョリティ、
もうほとんどの人がやっているし、リスクも低そうだからしょうがないからやってみよう、とするのがレイトマジョリティ、
どれだけ普及しても私はやらない、としているのがラガードという感じでしょうかね。

このマーケティングの考え方、いろいろ使えると思います。
新しいものに対してラガード化していることありませんか?
それ自体が悪いのではありません。
やらないこと、と、やること、このメリハリを決めることは大切です。
私が言いたいのは
「自分の今までの経験と世間体で動かない、やらない選択ばかりしていませんか?」
ということを年始から伝えたいのです。
皆さんへということだけではなく、当然、自分自身にもです。

箱根駅伝の2区3区4区のデットヒート、これも感動モノでした。
追い抜かれても追いつくんだ、最後絶対相手よりも前へ…そんな気持ちがヒシヒシと伝わってくる駅伝でした。
今の私は1区から大逃げをするような戦略は選択できない、というかしない。
しかし、追い抜かれても追いつくという粘り強さは持ち続けていきます。

今年もいろいろなことにチャレンジしていきますので皆さんよろしくお願いいたします!

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