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リーダー会議ではなくアベンジャーズ会議

皆様、おはようございます。
本日は1月9日、今年最初の「仮面舞踏会」の日です。

ある会社の忘年会に参加させていただきその際に私のカウンターパートナーを務めていただいている方が
「しみずさんは仮面舞踏会を運営されていますよね」
と言ってくださり、私の会社名を検索し、このnoteにたどり着き見て下さっている方も多いのだ、と嬉しく思う反面、同席した女性の方は怪訝な表情。
ユニークな表現をされる上長の方から
「しみずさん、独立して怪しげなパーティーを運営し始めちゃったの??笑」
確かに確かに笑。
全くこのnoteの事を知らない方が「仮面舞踏会」を運営していると聞くと、紳士と淑女がどこかのホテルに集まり…××▲▽◇(ここでは表現できません…)というのを想像するのが普通ですね。

私のnoteを読んでくださっている皆さん、周りに勘違いをしている方がいたら修正してください…いや待てよ、怪しげな会を運営していると思われた方がバズるかも‥いやそんな炎上の仕方は嫌だなあ。

昔支援していたある介護施設の話。
その施設はデイサービスとショートステイの複合型の施設、統括している施設長が1名、デイサービス、ショートステイにはそれぞれ主任や副主任が配置されているといった組織体制。

私が支援に入って間もない日、施設長が何やら悩みを抱えている様子。
「どうかしたんですか施設長?」
「ああ、しみずさん、来週のリーダー会議、何の議題にしようか考えていてね」
「施設長、そのリーダー会議というのは何のために誰が出席する会議なのですか??」
「私と各部署の主任副主任が出席して1時間くらい話し合うんですよ」
「なるほど、それで何のために?」
「何のためにってそれぞれの部署の悩みをみんなで聞いたりしていますよ、あと私から全体的に伝えないといけないこともありますし…」
「ちなみに前回のリーダー会議ってどんなことをやりましたか?」
「前回って何をやったかなあ…確か全体避難訓練のスケジュールの計画を皆で確認し合ったと思います、あと、12月のクリスマス会の為の役割分担とかだったかなあ?」
「そうですか、で、施設長は何を悩まれているんでしたっけ?」
「リーダー会議で今月は何をやればよいかですけど」

リーダー会議というリーダー陣が毎月集まることが目的になっており、何をするためのものなのかが定まっていない状態であることが分かります。

このようなケースは非常に多くの施設に見られます。

ある工夫されている施設の例です。
職員の離職が頻発し、施設長も退職。
この状態で交代した施設長とマネジャー、そこに加わるアドバイザーの3名で定例会議を行うことに。
マネジャーがメンバーに伝えた。
「このメンバーは施設の危機を救うための緊急で集まった。アベンジャーズのようなもの。この会議の名称をアベンジャーズ会議にする」
ということで会議を設定。
目的がしっかりとネーミングになっており、ユーモアもある。

このように「目的」と「ネーミング」を合わせていくと実践しやすいし目的がズレにくいということです。

普段行っているミーティングなどを見直すと良いかもしれませんね。
「仮面舞踏会」は何の仕事をしている人も何歳でも気にせずディスカッションできる場ということでネーミングしております。
伝わっていない方が多いけどねー。

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