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名古屋の父母との会食
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
先週末、20代前半のころからお世話になっている開業医の先生とその奥様と食事会。
以前は年に1~2回は食事のお誘いをいただいていたが、コロナが蔓延してからは1度だけしか行けていない。
いいホテルの高層階のお高めの中華料理屋で待ち合わせ。
ビールで乾杯して近況を報告。
「家族は元気なの?会社は順調なの?」
会話の主導権は奥様、ちょうどこのご夫妻は私の両親と同じくらいの年齢。本当に母親のような雰囲気で話をしてくださる。
「チャーシュー食べれる?」
「この肉半分もらってくれない?」
そんなに食べるキャラではない私だが、この会の時は断らないようにしている。
ひたすら飲み、そして食べる。
すると、両親のように喜んでくれるから。
この夫妻も子供は男3兄弟、私と一緒だ。
「さっきまで東京から次男が孫を連れて帰ってきて孫の世話で大変だったのよ」
本当に大変そうだが充実感のある表情の奥様。
「大変だったのは私だけでこの人は何にも大変じゃないけどね」
嫌味を言われる横に座っている院長。
本当に物静かで奥様の尻に敷かれまくっている。
「やっぱり孫は可愛いですよね」
「孫はかわいいね、でもどうだろうね、やっぱり自分の子が一番かもね。娘がいたら娘の子だから孫の見方が変わったのかもしれないけど。今の孫はお嫁さんの子だからね」
へー、そういう観点が無かった。
親は孫が会いに来てくれるのを楽しみにしていると思っていた。
孫に会いたいと思っていると思っていた。
しかし、いくつになっても自分が産んだ子供に愛情を注ぎたいのであろう。
「孫の面倒も息子が少しでもゆっくりできるように見てあげているっていう感じかな、息子は孫を私に預けっぱなしで自分の部屋で寝ているけど」
実家に帰ってきた息子さんは医師だが今厚生労働省で医系技官として働いている。
息子さんの奥さんの愚痴をこの夫妻はよく私に話をする。
嫁姑というのはどこまで行っても他人。
自分の最愛の息子を取られたような気持ちなんだろうね。
お節料理の話になった。
この夫妻は高級なお店から毎年3つ購入し、息子家族と食べるのが日課らしい。
「お節料理も限定〇食とかになっているから、毎年買わないと買えなくなっちゃうのよね」
そんな高級なお節料理を買ったことがないので知りません。
1つくらい下さい。
「今年1つあげようか?」
えっ?言ってないのに。そんな表情になっていたのか私。
「今年の年末年始はね、カナダのイエローナイフにオーロラを見に行くの、今まで海外行かなかったけど、私たちが動けるうちに行ける所行っておかないとね」
そうかそうか、もうすぐ70歳くらだと思う夫妻、まだまだ元気とはいえ、こうして2人で旅行に行こうと思う体力と気力がずっと続けばいいがそんなこともない。
「明日は長男と孫と陶芸をしに行くの、楽しみ」
17時から始まった会食はあっという間に21時をまわっていた。
電車の改札まで見送ってくださる夫妻。
名古屋の父、母、本当に今回もご馳走様でした。
あっ、おせちをもらう話を詰めるのを忘れていた。。。
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