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令和のいま、アラフォーが一周回って「飛び込み営業」をしてみたら

営業マンとしてキャリアをスタートした頃、飛び込み営業をしていた。もう20年近く前のことだ。当時は事務機を売っていた。余計な感情は不要、ビルからビルへ、選り好みすることなく会社を訪問する。目の前で名刺を何度も投げすてられたし凹んだ。

当時は千代田区、中央区では行ったことのないビルはなかったと言っていいだろう。決して効率は良くなかったけれど、営業マンとしての「Noをもらう耐性」は鍛えられたと思うし、不思議と当時は10%は多少なりとも可能性あるリードになったし、1%は「ちょうど購入を検討してたんだよ」という会社があった。

今年、フリーとなり、営業コンサル、研修講師として改めて仕事を見直した。

セキュリティやコンプライアンスが昔とは比べ物にならないほど意識が高まり、リード獲得手段もネットを中心に多様化した。マーケティングオートメーションやAIによるセールステックが花盛りだ。絶滅したかと思っていた「飛び込み営業」。今はどうなのだろうか?

やらないで否定するのは簡単だ。

否定するのなら、まず自分でやってみてからにしよう。、、、ということで令和の飛び込みチャレンジをしてみた。

商材は、パートナー企業の研修サービス。100名以上の会社でないと、外部にそれなりのフィーを払い、有償研修をしないだろうということで、下記の要領で条件にあう企業に絞り飛び込みをしてみた。

・中小雑居ビルの場合2フロア以上借りている会社が対象
・大規模ビルは全ての入居会社
・本社機能がある会社のみ
・無料体験セミナーの案内資料と名刺をセットした資料を作成し、もしよければお渡しのみさせてほしいという挨拶で受付から連絡
・ガツガツせず、時間を奪っていることを自覚し、もしよろしければ、、を前提に

結果は、、、10%の確率で当該部門の方とご挨拶及び簡易商談かでき、後日のアポ、提案をするこができた。

裾野が広い商材に限るかもしれないが、もしかしていけるかも?とはいえまだ30社程度なので今後引き続き検証していきたい。


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