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第三次世界大戦への潮流を探る(5)|防御不可の露最新ミサイル速度は東京大阪間0.15秒

written by Coco Azuma

写真の白いミサイルは、ロシア空軍ミグ31K戦闘機に搭載された空中発射型極超高速ミサイル『キンジャル』は核弾頭を搭載できマッハ10の速度で飛行して標的を攻撃できます。

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マッハ10がどれくらいの速さかというと、秒速3,402.9km、時速12,250,440km、地球の周長が約40,000㎞ですから、約12秒で地球を一周する速さです。マッハ10は音速の1万倍、光速の1.1%、東京-大阪を0.15秒で移動する速さです。

現在、ロシアの極超高速ミサイルを迎撃できる技術はありません。

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上の写真は量産型極超音速ミサイル「ツィルコン」射程距離1000㎞、マッハ9以上。巡洋艦、フリゲート艦、潜水艦への搭載が可能で海上地上両方の標的に対して使用できる。高速変速飛行が可能で既存ミサイル防衛システムでは迎撃不可能。地上配備して標的を破壊することもできるので地対地攻撃ミサイルとして大きな威力を発揮する。


♡ coco ♡ 

2014年のバイダン革命による不正選挙によってできたウクライナ反ロシア政権。この反ロシア政府によるロシアへの軍事的挑発行為、ウクライナ東部親ロシア派に対する弾圧・虐殺行為に対して、ロシアは8年間、何度も何度もウクライナ及びウクライナを後ろ盾するNATO加盟国に止めるように忠告し続けました。更に、ロシアがNATOに加盟して欧州の平和に協力する意思表示を繰り返し繰り返し続けました。

しかし、NATOはロシアに対して公正な説明もせず、冷戦体制を残し続けるために、ロシアのNATO加盟を拒否し続けました。ウクライナ政府による東部ドンバス地方の親ロシア国民に対する弾圧が絶え間無く続き1,000人以上の自国民を虐殺するという不条理を行うに至り、ドネツク州とルガンスク州の住民は独立運動を始めてドネツク人民共和国(ドネツク州)とルガンスク人民共和国(ルガンスク州)を建国しました。

両国を承認したロシアは、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国との間で締結した安全保障条約に基づき、今年2月24日、ウクライナ政府による武力攻撃から両国を守り解放する目的を宣言して特別軍事作戦を開始しました。

その目的は達成され、ロシアはウクライナに対して和平協定締結を勧告しましたがウクライナが拒否。ウクライナは武力行使を続けました。

ロシアは、ウクライナ反ロシア政府を後ろ盾しているNATO及び加盟国に対して紛争解決に尽力するように再三勧告しますが、NATOは紛争解決どころか紛争の火に油を注ぐ愚行を続けました。

ついに、ロシアの堪忍袋の緒が切れ始めました。現在のNATOに良識はないと見切ったロシアは次のカードを切りました。

9月20日、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の両首長が「ロシア連邦構成主体承認についての住民投票の実施に関する法律」に署名し、両共和国で9月23日から27日に住民投票が実施されます。同時にザポリージャ州とヘルソン州でも同様の住民投票が実施されるという情報が流れました。

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♡ coco ♡ 

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9月20日、ロシア連邦議会のヴャチェスラフ・ボロジン国家院議長は、下院(国家院)本会議で、住民投票でロシアの構成主体となることに住民が賛成票を投じた場合、ロシアはドンバスの各地域の決定を支持すると表明しました。


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9月22日、メドベージェフロシア安全保障会議副議長は『ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国などウクライナ東部が、9月23日から27日行う「ロシア連邦構成主体承認についての住民投票」によって賛成多数でロシア連邦の構成主体(ロシア連邦の一部)となった後、同地域への武力攻撃はロシアに対する攻撃と見なして核兵器を含む全ての兵器を使用する。』と警告しました。

メドベージェフ副議長は、2014年、クリミア共和国が「ロシア連邦構成主体承認についての住民投票」によって賛成多数でロシア連邦の構成主体(ロシア連邦の一部)となった後、NATOから武力攻撃を受けたことを指摘して、再び、同様の武力攻撃があった場合には、特別軍事作戦ではなく、ロシア正規軍を総動員する戦争となる可能性、全ての戦略兵器・戦術兵器を使用する可能性を示唆しました。


♡ coco ♡

私たち日本人は、

マスコミのフェイクニュースを鵜吞みにする愚かな国民?

それとも真相を読める賢明な国民?


エムケイコンサルティング DEU 東 心咲