イルミナティ世界征服って何？
おはようございます、竜人(りゅうと)です。
ロシア・ウクライナ紛争が議論される中、「新世界秩序（NWO；New World Order）」や「世界政府」という言葉がSNSで頻繁に使われるようになりました。
同時に、トランプ大統領が演説で明言してから世界政府を計画する「ディープステートって何ですか？」という類のメールがたくさん届いています。
これは、ウェブサイトのアクセスページ数が多い記事の一つで、2014年5月6日に投稿されたものです。タイトルはズバリ、
「イルミナティ世界征服って何？」
です。面白い記事なので一部追記してご紹介しますのでお楽しみください。
【豆知識】ヘッダーのイラストについて
これは8世紀にカール大帝によって建設された北ヨーロッパ最大の「皇帝の大聖堂」と呼ばれているドイツのアーヘン大聖堂のプロビデンスの目です。キリスト教に関わるさまざまなオブジェには「プロビデンスの目」と呼ばれる「三角・左目・光背」の意匠がよく使われています。この意匠の起源を探った記事も投稿されていますから、ご興味ある方はご覧ください。
※関連記事は記事の最後に貼っています。
イルミナティ世界征服って何？
金融エリートに変貌した秘密結社
※これは2014年5月6日にMKCのウェブサイトに投稿された記事です。
TPP（現CPTTP）をめぐる問題の１つは、ISDS条項です。（Investor‐State Dispute Settlement；投資家-国家間紛争解決）
主権国家は環境保護・食品衛生・薬価上限・知的財産に関する国内法に基づく決定、公益事業に関連する規制など様々な規制を設けていますが、 ISDS条項によれば、それらの規制が企業の将来的収益を損ねると判断されるか、または、TPPの取り決めに違反している場合、その企業がその損失の賠償などを求めてその主権国家を訴えることが可能になっています。
つまり、国を経済支配してグローバル企業権力集団を傘下にする国際金融資本権力集団は、一国の法律も変える力で国民主体の民主主義（デモクラシー）を否定して巨大企業権力集団主体の企業主義（コーポレートクラシー）の世界を実現しています。
「一国の法律などはどうでもよい」
どこかで聞いたセリフです。
”GIVE me control of a nation’s money supply, and I care not who makes its laws.”
So said Mayer Amschel Rothschild, founder of the Rothschild banking dynasty.
「私に通貨発行権を与えなさい、そうすれば誰が法律を作ってもよい。」
マイヤー・ロスチャイルドの有名な言葉です。250年前の彼の言葉通り、主要国の通貨発行権を掌握したロスチャイルド家を核とする金融マフィアは世界を経済支配しました。
トランプ大統領の公言した「ディープステート」、米国ロックフェラー閨閥と、欧州ロスチャイルド閨閥、二大金融資本権力集団を核にして世界の王族・貴族・時代の権力者が混然一体となって金融マフィア（国際金融資本権力集団）が形成されています。
この勢力は、米国では影の政府・カバル・イルミナティ・エリートなどと呼ばれマネー主義世界のヒエラルキーの頂点に君臨しています。
【豆知識】 1954年5月、オランダのビルダーバーグホテルに影の世界政府といわれる勢力約１５０名が集結しました。世にいうビルダーバーグ会議の始まりです。集結したのは、世界的影響力のある政府その他の機関代表者や企業代表者で多くはユダヤ系ホワイトでした。
主たるは、ロスチャイルド家、ロックフェラー家、ヨーロッパの全王室、
米国の外交問題評議会（CFR；Council on Foreign Relations）、英国の王立国際問題研究所（RIIA；Royal Institute of International Affairs／Chatham House）です。この勢力と所謂イルミナティーと呼ばれる勢力は根源的には同じものです。
FRBドル札に印刷されている未完成ピラミッドのプロビンスの目。このプロビンスの目が金融マフィアの象徴です。金融エリートをトップに７つの階級に区別されます。
1922年 ヘンリーフォード
１ Financial Elite；金融エリート（国際金融資本権力集団）
２ Central Bank of Banks；国際決済銀行（BIS; Bank for International Settlements）
３ International Central Bank；各国中央銀行
４ Big Banks；各国メガバンク
５ Corporatocracy；巨大多国籍企業権力集団
６ Government；各国政府
７ People；人民
金融エリートというのは、表題のイルミナティを含む国際金融資本権力集団のことです。日本や米国のように経済植民地化した国に、日本銀行やFRBのような中央銀行を置き通貨発行権を掌握しています。
紙幣を無制限に発行できる信用創造通貨制度（管理貨幣制度）下で借金経済システムを構築し、マネー主義を掲げて１％の支配者と99％の被支配者から成る新世界秩序なる世界支配システムの実現を目指す勢力のことです。
階級ピラミッドでは最下層の人民のすぐ上が国の政府です。なんと、下から2番目、上から6番目です。
グローバリズムの世界では、一国の政府は企業より下位、銀行より下位にあります。
義務教育を受け始めた時から、小学校で、中学校で、高校で、大学で、そして職場で、洗脳され続けた人々にとっては？？？かもしれませんが、これがグローバリストが目指している世界のヒエラルキーです。
国家のないグローバル世界では、世界の全企業を支配するのは銀行であり、世界の全銀行を支配するのは中央銀行です。そして、政権は財政家の後援なしには存続できないということになります。
一次政権では、日本を私物化する目的に邁進していた安倍晋三さんが、二次政権から手のひらを返して金融マフィアの足の裏を舐めながら彼らのための売国政治を続けた理由がお分かりでしょう。
彼らがプロパガンダで掲げる民主主義は、デモクラシーではなくコーポレートクラシーです。私たちが定義する「国民主権の民主主義」ではなく「資本主権の企業主義」です。
さて、イルミナティの歴史ですが、上述の金融エリートを代表するロスチャイルド家の初代マイヤー・アムシェル・ロートシルトが、18世紀にアダム・ヴァイスハウプトに命じて結成させた秘密結社がイルミナティです。米国独立戦争が始まった翌年1776年5月1日に現在のドイツ連邦バイエルン州にあったバイエルン王国でアダム・ヴァイスハウプトがイルミナティを創設しました。
このアダム・ヴァイスハウプトと1775年から始まったアメリカ独立戦争の英雄であり米国初代大統領ジョージ・ワシントンが同一人物だったと言われています。ワシントンはフリーメイソンのメンバーでした。当時、フリーメイソンのメンバーでイルミナティに参加していたメンバーが多かったというのも頷けます。
１ドル紙幣の裏にプロビンスの目、表にワシントンというイラストが頷ける歴史です。ワシントン（ヴァイス・ハウプト）が創設したイルミナティが支配する米国の紙幣だというサインです。
ついでに話すと、ロスチャイルドを後ろ盾にした下級武士による明治クーデターによって金融マフィアに通貨発行権を渡した後、日本銀行発行紙幣に印刷された日本人は、ほとんどがフリーメイソンのメンバーだったということは周知されています。
福沢諭吉、野口英世、新渡戸稲造など。紆余曲折の人生を経てホームレスから日銀に入行して日露戦争の戦費をロスチャイルド閨閥のシス家から調達した？というより、お金もないのにロスチャイルドの仕組んだ戦争の罠に嵌った明治政府の借金窓口担当者、高橋是清も印刷されています。このロスチャイルドとの癒着が原因で血気盛んな青年将校によって、二・二六事件において、赤坂の自宅二階で射殺されました。
秘密結社イルミナティが創設されたのは1776年。秘密結社フリーメイソンリーが創設されたのは16世紀以前だとされます。イルミナティの理念は過激で、この秘密結社ができた頃からフリーメーソンの体質も変化したといわれています。このイルミナティのスポンサーだったロスチャイルドがフリーメイソンも支配し混然とした金融マフィアに変貌してゆきます。
その後、イルミナティは、1783年にアメリカ独立戦争が終結した翌年の1784年に、創設の地、当時のバイエルン王国で活動禁止となり、翌1785年にローマ教皇に異端とされて消滅したことになっていますから歴史通りなら既に存在しない結社です。しかし、それは歴史上の話ですから、思想は引き継がれ金融エリートに変貌したということでしょう。
秘密結社フリーメイソンは、その名のとおり中世のギルドに始まる石工組合でしたが１８世紀には石工の権利を主張するだけの組合ではなく、その時代の権力者が集まる秘密結社となりました。バスティーユ牢獄襲撃に始まるフランス革命勃発の首謀者がフリーメイソンのジャコバンクラブであったことや、メンバーの軍人ジョージ・ワシントンらによってアメリカが建国されたことはよく知られています。
フリーメイソンを機能させる２大機関はグランオリアンとグランドロッジです。現在も東京タワーの隣にスクウェアコンパスと呼ばれる大きなマークがあちこちに施された東京グランドロッジの建物があります。
壁面に施されたスクウェアコンパス
Tokyo Masonic Center
GRAND LODGE OF JAPAN ウェブサイト
ちなみに、この組織の広報担当が日経傘下のテレビ東京、傀儡が関暁夫、もちろんグローバリスト御用達、吉本興業の芸人。
グランドロッジやテレビ東京が在る赤坂一丁目から六本木一丁目にかけての多くの複合ビル地帯をアークヒルズ（ARK Hills）と称する理由がお分かりだと思います。もっともらしい名称由来が記されてはいますが、実際には 旧約聖書にある契約の箱（ark of the covenant）が由来です。ユダヤ系金融マフィアによる日本支配を象徴する場所です。
ご存じなかった方は、六本木三丁目にあるテレビ東京本社ビルを訪ねてください。多くの金融機関が入っている六本木グランドタワーの地下駐車場にスーパーカーがズラリと並んだ異様な光景を目の当たりにします。ついでに金融機関を訪ねてください。直観力のある方なら、その佇まいの異様さを感じ取るはずです。
日本金融支配の構図、亡国のシナリオ、それに与する面々の姿が見えてきたのではないでしょうか。
これから、もっとハッキリと見えてきます。
さて、タイトルの「イルミナティの世界征服の陰謀ってなんだろう？」ですが、イルミナティという秘密結社が現在は金融エリートと称する金融マフィアに変貌していることはお話したとおりです。
金融エリートというのは、今のところ、実質的に世界支配している国際金融資本権力集団のことです。彼らの世界支配は、EU(欧州連合)のように、現存の国家権力を奪い、国境のない統一世界を樹立することによって完成します。欧州連合はその実験であり、通貨は欧州中央銀行によってユーロドルが発行されます。つまり、加盟国の通貨発行権を掌握します。域内20か国で流通しています。金融行政権は国家から欧州議会へ移ります。つまり、乗っ取られます。
各紙幣には欧州中央銀行総裁の署名が印刷され5ユーロから200ユーロまで6種類。
欧州議会議長の英語表示は president of the European Parliament だということをご存じですか?彼らの世界政府計画が言葉に表れています。議長＝大統領です。同様に、経済共同体という理由でエリアブロックが形成され、通貨統一に始まり最終的には国家権力が無力化して征服されます。
しかし、世界政府計画に暗雲が広がっています。
実体経済と大きく乖離した歪な金融経済。資本家と労働者の極端な経済格差社会。管理貨幣制度という銀行ペテン。金融マフィアに都合の良い経済学のペテン。世界金融恐慌というペテン。戦争というペテン。多くの人々が金融マフィアの200年来のペテンに気づき、検証し、様々な嘘を暴露した結果、彼らに立ち向かう勢力が拡大し続けています。
JFKと金融マフィアの戦い
大統領令による半世紀ぶりの政府紙幣発行から半年後の暗殺
250年に渡る国際金融資本権力集団の世界政府樹立計画は、世界中のグローバリストによって着々と進み達成目前です。
しかし、自由を求める反グローバリスト（ナショナリスト）の人々はグローバリストに対して世界政府不参加を宣言して国家国民を守るための闘いを展開しています。
エムケイコンサルティング情報室 水野竜人