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2021年 大腸癌が1位さらに増加傾向

by エムケイコンサルティング 秋月

日本国内の全癌患者数を2015年と比べると次の通り。

  <癌患者数の増減>
  2015      982,100
  2021   1,009,800 103%

 癌患者数を2015年とくらべると103%でほぼ横ばいですが増加傾向が続いています。

 患者数ランキングでは、1位大腸癌は変わらず、2位胃癌、3位肺癌で、2位3位が入れ替わりました。

 世界的な禁煙運動で喫煙率が下がったのに対して、消費者の有害食品摂取率が下がっていないのが数字に表れています。

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    <3大癌の増加率>
         2015        2021
  大腸癌   135,800   156,700   114%
  胃 癌   133,000   130,500     98%
  肺 癌   133,500   127,400     95%

 大腸癌が5年間で14%も増えています。大腸癌の90%は、まちがった日常の食生活が原因です。食生活を改善しないかぎり減少しません。

 食べたものは、数時間、胃に滞留した後、小腸から大腸へと運ばれます。小腸から運ばれたものは、大腸に1~2日(24~48時間)滞留してから便として排泄されます。

 つまり、有毒性添加物の多い加工食品などを摂取すると、消化過程で発生する毒素を吸収して悪影響を受けるのは大腸になります。

 大腸癌罹患率が増えているということは有害性食品接種率が増えているということです。

 マネー主義経済では、すべての商品の産業化が行われます。

 18世紀後半に始まった産業革命以来、産業化の理念は、デモクラシー(民主主義)ではなくコーポレートクラシー(企業利益最優先主義)です。

 食の産業化の過程で、ほぼ全ての食品は、毒素を含んだ有害性食品としてマーケットに並びます。有害食品に対する法的規制は、厳しく規制されるのではなく年々緩和されています。使用許可化学添加物数の増加、農薬使用制限の緩和・残留量の緩和など、みなさんご存じの通りです。

 有害食品被害を回避するには、賢い消費行動しかありません。

エムケイコンサルティング 秋月