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古今東西女性の最大の関心事は美容

あるアンケート調査によると女性の関心事トップスリーは、Fashion(ファッション)52.1%、Beauty(美容)47.2%、Money(マネー)46.2% だそうです。(2016年6月の記事ですが今もそれほど違わないと思います。)

中でも、最も関心があるのは、マネー13.9%、美容13.7% でほぼ同率です。

古今東西、「美しくなりたい」「裕福になりたい」という女性の願望は変わりません。

留美さんがポール・マクリーン脳科学博士の三位一体脳について面白い記事を書いていますが、この二大願望は動物でも三位一体脳の人間の雌性だけが持つ願望です。

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心理学者アブラハム・マズローは、人間の欲求には五段階あり下の欲求が満たされると次(上)の欲求を満たそうと行動すると説明しています。

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現代の人間社会で生きるためにはマネーが必要です。マネーがなければ食べることも住むこともできません。

マズローの五段階欲求で言えば生理的欲求と安全欲求を満たすために必要なのがマネーであり、マクリーンの三位一体脳で言えば生存のための行動を支配する爬虫類脳(本能)と人間脳(論理脳)に関連します。

そう考えると現代女性の最優先関心事がマネーだという結果に頷けます。

単純に、美人とそうでない人ではマネーを得易いのはどちらかと考えれば美人の方です。その意味でも女性が美しくあろうというのは理解できます。

それだけではなく、美容は女性がマズローの社会的欲求・承認欲求・自己実現欲求を満たすための大きな要素になり、マクリーンの哺乳類脳(感情脳)・人間脳(論理脳)に関連してきます。

このように考察してみると、女性が「美しくなりたい」と願うのはイコール「裕福になりたい」であり、「裕福になりたい」と願うのはイコール「美しくなりたい」という併存関係だというのが分かります。

つまり、古今東西、人間の雌性にとって「美しい」ということが最大の関心事になり、ほぼすべての女性が美しくなろうとするわけです。


その結果、一言で美人と言っても対極的には二つあります。

片方は白痴美と言われる感情の動きや知能の働きなどが認められない美貌であり、その対極にあるのが賢知美で感情の動きや知能の働きなどが認められる美貌ということになります。

つまり賢知美と白痴美の間に様々な美が存在することになります。


しかし、先日の留美さんの記事を読んでいて、人間の三位一体脳は「美しくなりたい」イコール「裕福になりたい」という単純なものではないということに気づきました。

彼女の書いた一文にハッとしました。

『仮に、彼と二人で方丈の庵で暮らして余生を全うするとしても私の心は幸福感で満ちていると思います。』

三位一体脳が生み出す男女の究極の愛を26歳の留美さんがすらりと書いているのに驚きました。同時に、これまで恋愛にまったく興味がなかった晃という化け物が人間らしく彼女に心底惚れた理由がよーくわかりました。(笑)

留美さん、恐れ入りました。

確かに男と女はミステリアスな化学反応です。妻も大いに感心していました。ご教示ありがとうございます。(笑)

エムケイコンサルティング 良仁