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考える技術・書く技術まとめ

考える技術・書く技術
考える技術編
 ・レポートライティングの要点とは
①読み手の知りたいことを、読み手の関心に向かって書く
②結論は冒頭に書き、その下に根拠を書いていく

 ・読み手の知りたいことを、読み手の関心に向かって書く
 1.OPQ分析
O: Objective 望ましい状況
P: Problem 問題、Objectiveと現実のギャップ
Q: Question 読み手の疑問
→レール(トピック)をきちんと決めるのが重要
OPQ分析のコツ
a: すべて読み手の視点で表現する(読み手を主語にして「書く目的」を考える
b: 比較のレールを外さない
c: 文書の主メッセージはQに直接答える

 2.メッセージ構造を明らかにする
「マジックナンバー7±2」
人間が短期記憶できる考えの数は5〜9(7±2)である。
メッセージ要約の鉄則
①名詞表現、体言止めは禁止_体言止めは、メッセージを効果的に伝達できない
②「あいまい言葉」は禁止_見直し、問題、再構築、適切な、など
(あくまで考えるプロセス内では、使用禁止ということ)
③メッセージは一文で
④「しりてが」接続詞の使用禁止
 英訳した際にandになる接続詞は、文全体の意味が曖昧になる

 ・帰納法と演繹法
①帰納法
 複数の特定事項から要約を導くロジック展開
 ↑使用に際しては、同じ種類の考えを前提とすることが必須
*帰納法のチェック
a. 「つなぎ言葉」を冒頭に入れる
b. 声に出して読み上げ、上下のつながりを確認する
c. 下部のメッセージ郡のつなぎ言葉が一致しているか確認する。

②演繹法
 絶対的に正しいことや、一般的に正しいと判断されることから妥当と思われる結論を導き出すロジック展開
*ビジネス上で使用する際の注意点
ビジネス界では絶対的に正しい前提があまりないため、一般的には「過去や現在の事実」
 に「正しい法則」や「妥当な仮定」を適用して将来を予測する。
☆演繹法は「前提」をチェックする_使用している前提は、本当に正しいと言えるか?


書く技術編
 ・文書全体の構造
 文書全体の構造はピラミッドと同じ
Tips
・メッセージごとの固まりがひと目で分かるようにする
・各メッセージ文を固まりの冒頭に配置する。
・ピラミッドのメッセージをそのまま形にする。
 ・段落表現のビジネス・スタンダード
①メッセージごとに段落をつくる(キーラインごとに)
②段落の違い(メッセージの固まり)を明確に表現する
③段落のメッセージ文を段落の冒頭に置く

・「接続詞」は文章のわかりやすさを左右する
ロジカル接続詞_因果関係、時間関係、対照・対比、目的などを明確にするもの
「しりてが」接続詞の使用ルール
→メッセージを指示・説明する部分に限り、2・3つならば使用可

・「導入部」で読み手を引きつける
OPQ分析で導き出した、読み手にとってのOPQを利用することで、読み手が関心を
惹かれる導入部を作成する。

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