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【地域で輝く学生vol.36】~ヴィクトリーナ姫路スポーツビジネスコンテスト・運営学生レポート(2) 学生考案企画を実践しました~

  「ナガセケムテックス株式会社 presents ヴィクトリーナ姫路x大学コンソーシアムひょうご神戸スポーツビジネスコンテスト」参加学生たちが、12月23日・24日のプロバレーボールチーム「ヴィクトリーナ姫路」のホームゲーム(ウィンク体育館:兵庫県姫路市)で、学生企画を実施しました。

 各チームの企画はこちらをご確認ください!

 企画実践日当日の様子を、運営学生として参加している兵庫県立大学国際商経学部3年生の本橋凜さんに紹介していただきます。


 私は、「ナガセケムテックス株式会社 presents ヴィクトリーナ姫路x大学コンソーシアムひょうご神戸スポーツビジネスコンテスト」に昨年度初めて参加しました。昨年度の経験から、参加学生同士や運営学生と参加学生との交流の機会を作り、よりよいビジネスコンテストの運営に携わりたいと思い、今年度も参加することに決めました。

 プロジェクトは全部で5か月以上の長丁場、学生たちは8月から約4か月以上かけて企画を練ってきました。企画の実践一週間前に、実施場所の変更があったチームもあり、各チームで不測の事態に対応しながらも、直前まで急ピッチで準備を進めてきました。

 そして、足先が凍ってしまいそうなほどの寒さの12月23日(土)、24日(日)にいよいよ学生企画実践日を迎えました。23-24シーズン最初で最後の姫路、開場前から並んでおられるファンの方も見受けられました。
 各チームがこれまでの成果を精一杯発揮できるよう、運営としても何か工夫ができないかと思い、二点のことに取り組みました。

①ビジコン企画マップの作成

 企画実践日、ビジコン企画マップを作成して試合来場者に配布するヴィクトリーナ姫路のチラシと併せて折り込みました。学生企画のブースは7つあり会場内が混雑すると分かりにくいため、昨年度の経験も踏まえて作成を決めました。  

作成したビジコン企画マップ
(色使いなどを工夫しました)

 また、このマップと合わせて、各チームのブースにはアルファベットが書かれたパネルを設けました。照らし合わせて見ていただくことで、告知を見ずに来られた方でも分かりやすいブースにできたと思います。

②全ブースへの訪問とフィードバック

 当日はとにかく各チームのブースを巡回しました。昨年度参加した際に、もう少し学生同士の距離が近くなれば良いなと感じたことを今年は実行するため、参加学生の声を聞いたり、私も一緒になって宣伝したりしました。
 また、コンテストで企画を競うチームに属していない運営学生としての公平な立場を活かし、どのチームも最善の結果が出せるように動線確保やブース装飾のアドバイスなども積極的に行うよう心掛けました。

笑顔溢れる各ブース

 当日は、どのチームも学生自身が楽しそうにしていたのが印象的でした。

各チームの企画の様子をご覧ください。

A:スタンプを集めて、クリスマスプレゼントをゲットしよう!(マネーの虎 from流通科学大学)
B:オリジナルうちわで姫路旋風を巻き起こせ!(ぐりとあき from大学コンソーシアム)
C:神戸親和大学の学生考案!オリジナルパーカーを着てヴィクトリーナを応援しよう!(高松ゼミ from神戸親和大学)
D:ヴィクトリーナ姫路『LINE大改造』(百UP from神戸学院大学)
E:仲間とチャレンジ!(カンプク―ナ from関西福祉大学)
F:バレーストラックアウト、サンタを探してクイズに挑戦!(山口ゼミ from流通科学大学)
G:「ひゃくちけ」でチェキゲット!お得に観戦!
(コンソメ from大学コンソーシアムひょうご神戸)
12月21日、あっぷるデイサービス姫路にてイベントを開催(坪田組 from神戸学院大学)

最後に

一日目終了後、明日の健闘を祈って「エイエイオー!」

 この二日間を通して、私を含めて参加学生全員が改めて物事を企画立案する楽しさの真髄に触れられた気がします。参加学生のみなさんは、イベント参加者やグッズを買っていく方の楽しそうな様子を見て、達成感を感じたのではないでしょうか。また、私自身はそんな参加学生のみなさんを見て、改めて約5ヶ月伴走してよかったと感じました。これは、準備段階での数多くの失敗や挫折を乗り越えたからこそ得られた達成感でしょう。また、この経験はプロジェクトを支えてくださるすべてのみなさんの支えがあってこそだと忘れないようにしたいと改めて思いました。
 1月14日(日)の最終報告会は、いよいよ集大成となります。学生は実施した企画の成果を報告し、新規性・効果性・継続性・プレゼンテーションを競います。私も運営として会を円滑に進めるのはもちろん、最後の学生交流会も盛り上げるべく準備していきたいと思います。

文:兵庫県立大学国際商経学部3年 本橋凜