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企業課題解決プログラム・キックオフ(㈱マルヤナギ小倉屋×神戸学院大学・辻󠄀ゼミ)

近頃、若年層を中心に食物繊維の摂取量が不足しているということをよく
耳にします。食物繊維は腸内環境を整え、生活習慣病の予防にも一役買っている重要な栄養素ですが、食生活の欧米化により肉や乳製品の摂取が増える一方、米などの穀物の摂取量が減ったことなどが原因といわれています。

神戸市東灘区に本社を構える、株式会社マルヤナギ小倉屋は、この食物繊維不足の現状を打開すべく「健康増進」「地域活性化」「農業振興」を3本柱に、加東市の特産品であるもち麦「キラリモチ」の認知拡大を狙います。

ただ、現状では一部の市場での認知にとどまっており、担当者はもっと多くの方に知って、食べてほしいという想いと、そのためにはどう取り組めばよいのか、という課題を抱えています。

今回その課題解決に向けて動きだしたのは、神戸学院大学・経営学部辻ゼミの2年次生。10月6日(金)のキックオフミーティングでは、まずは企業と今回の課題について担当の方より説明がありました。そして実際にもち麦入りのおはぎをいただきながら、今回の取り組みテーマである、若年層を中心としたもち麦の認知拡大についてどのように取り組むか意見交換を行いました。

まずはもち麦のおいしさ・食べやすさをおはぎにて体感

その中で辻先生より、以前は情報媒体の最たるものであったはずのテレビを見ず、チラシなどももらわない、今の学生(若者)はどうやって情報を広めているのか、自身の体験を踏まえ大人の知らないネットワークの拡散について改めて考え、若年層の取りこみをするための発信のチャネルとしてみましょう、というアドバイスもありました。

今回の取り組みの成果は、神戸マルイ1階のスペースで、パネル展示の予定です。以前とは変わった情報媒体の中で生きている、若者ならではの感性を生かし、この課題をどう解決するのか、どうぞお楽しみに!

なお、現在辻ゼミは神戸マルイで銭湯の魅力をアピールする展示企画を行っています。「銭湯の効果・効能」や「今流行のサウナ」など、気になるテーマごとに、学生目線で作成されたパネル展示をされています!ぜひお立ち寄りください。
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